そろそろ鍋物の季節です

　日清・日露戦争で中国に出征した農村出身兵士が持ち帰り、急速に普及した白菜。多くの栄養素を含むことから、大根、豆腐と並んで中国では養生三宝とされています。煮た白菜には余分な熱を冷ます作用があるとかで、まさに寒い冬には欠かせない食材！ 横にすると重みで痛みやすいので、乾いた新聞紙に包み、必ず立てて保存しましょう。

久野町の本橋積善さん、雅子さんご夫妻に伺いました

　白菜作り30年のキャリアを持つ積善さん。機械化により、ずいぶん作業は楽になったものの、やはり出荷作業は重労働。2個の白菜を束ねると、その重さは8〜10kgにもなります。1日で250束も出荷するとくたくた。
　そんな苦労を共にする雅子さんとは、今年金婚式を迎えます。「ケンカばかり」と笑うお二人ですが、おしどり夫婦ともっぱらの評判です。

こんなさっぱりレシピはいかが？

　そぎ切りした白菜5〜6枚分に、しゃぶしゃぶ用豚肉400gを適当にはさみこみ、25度の焼酎1カップ、塩小さじ1、水2カップを加えて中火にかけます。ふつふつしてきたら蓋をずらしてアルコールをとばし、弱火で10分煮たら出来上がり！　軽く汁気をきって、ごまだれで。

どこで買えるの？

　牛久産の白菜は、下根直売所または市営青果市場経由で市内の八百屋さんにも並びます。月に1度、市営青果市場で開催される「とくとく市」でもどうぞ。
※12月のとくとく市は、17日(日)に開催します。

問い合わせ 市農業政策課 電話 873-2111 内線 1521〜1522