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作成日:2006/11/30


青少年相談員だより - 愛のパトロール -

青少年の健全育成、環境浄化のために有害自販機の3ない運動を進めましょう!

問い合わせ
市児童福祉課 電話 873-2111 内線 1733 
青少年育成牛久市民会議 (市生涯学習課内) 電話 871-2301

少年の主張茨城県大会

青少年自販機カット

【自販機3ない運動】
・貸さない
・置かせない
・買わない

〜中学生の声に耳を傾けて〜

 中学生が日ごろ考えていることを発表することにより、論理的に物事を考える力、広い視野と柔軟な創造性を身に付けることを狙いとし、9月30日、市中央生涯学習センター文化ホールで「少年の主張茨城県大会」が開催されました。主催は、青少年育成茨城県民会議です。

 この大会は、1979年国際児童年を機に始められ、今回は28回目を迎えます。少年が日常生活の中で感じたことや考えていることを広く社会に訴えること、同世代の少年が他者や社会とのかかわりについて考え、併せて少年に対する一般の理解と健全育成を目的としています。
 今年は県内から1万7660人(参加中学校117校)の応募があり、その中から10人が選ばれました。大会当日は、司会進行や舞台係なども市内の中学生約40人の協力で行われ、牛久市長をはじめ市内各中学校3年生全員が参加の中、10人の代表者の熱い発表がありました。
 牛久市からは、牛久第一中学校3年の小林未来さんが「テクノロジーとの共同生活」というテーマで発表をしました。ここに一部紹介します。
「漢字を思い出せなかったら電子辞書を引く。暑いと感じたらエアコンをつける。最近、私たちはテクノロジーに頼り過ぎていませんか。《中略》楽な方にだけ逃げるのではなく、自分の意志や考えをしっかり持ち、人間としての内面性の構築に努力していこうと思います」とあります。人はともすれば、便利な生活の中に埋没し、人本来の大切なことを見失いがちなところを鋭く指摘していると思います。
 ほか9人の発表者も「母の一言」「祖父の生き方に学んだこと」「花より空き缶?」「仁の心を重んじよ」「命あるもの」などさまざまなテーマで発表していましたが、「心」という共通項が感じられました。人を思いやる心、自然と命、動物との共生など家庭や社会から学び、深く自分の心を見つめている姿がありました。聴いていた中学生たちも共感を得るところが多々あったのではないでしょうか。近ごろは、報道を通じて少年の悲しい事件が多く伝えられ、社会問題化していますが、このことは現在の大人社会への警鐘と思われます。
 発表をした中学生はもちろんのこと、裏方として立派に役目を果たしてくれた中学生たちにも大きな拍手を送りたいと思います。

少年の主張茨城県大会

※当日、青少年相談員は、青少年育成牛久市民会議の役員として協力しました。

ご存じですか? このステッカー

「青少年の健全育成に協力する店」ステッカー

 平成4年度から始まった「青少年の健全育成に協力する店」に、今年は新たに18店舗の協力をいただき、合計で79店舗(8月末現在)になりました。協力店の入口やレジ付近などにこのステッカーが貼られています。
 次世代を担う青少年が地域社会の中で心身ともに健全に成長していくために、親の保護義務はもとより、社会環境の整備には地域の皆さんのご理解をよろしくお願いします。
「青少年の健全育成に協力する店」新規登録店
  ●(株)イケノベ
  ●(有)甲子亭
  ●イズミヤ(株)牛久店
  ●メガトン書店牛久店
  ●ガスト牛久柏田店
  ●セブンイレブン牛久栄町2丁目店
  ●セブンイレブン牛久島田町店
  ●ホットスパー牛久正直店 
  ●コンビニエンスモンペリさいた
  ●ローソン牛久小坂町店
  ●Yショップ ヨシナガ
  ●ファミリーマート牛久警察署前店
  ●(株)カスミひたち野牛久店
  ●天満屋酒店
  ●(有)栗原酒店
  ●伊藤ストアー
  ●ファミリーマート牛久駅前店
  ●ドラッグなかの

知事褒賞受賞

 10月24日、茨城県庁大講堂において「第36回茨城県青少年相談員研修大会」が開催されました。
 青少年相談員として、20年以上の永きにわたる活動の功績に対し表彰が行われ、牛久市からは諸橋康之さんと小林良雄さんが知事褒賞を受賞しました。

〜愛光女子学園を視察して〜

 去る10月3日、東京都狛江市にある愛光女子学園を視察研修しました。
 この施設は、関東甲信越および静岡の各家庭裁判所で、少年院送致の決定を受けた14歳以上20歳未満の女子を収容し、健全な社会人になることを目指し、矯正教育を行っている国の施設です。収容定員は100人で、現在48人が収容されています。
 園では、「目標を達成するため、自己改善に取り組み、集団生活を通し円滑な対人関係を学び、家族関係を改善すること」を教育目標としています。処遇については、4カ月以内の特修短期処遇、6カ月以内の一般短期処遇、2年以内の長期処遇があり、個々の学力に応じた教科教育や進路指導、職業指導が行われています。また、出園後の社会生活に向けて職業能力開発課程が設けられていて、資格取得学習も積極的に行われると共に、行事を通して家庭や地域ボランティアとの交流も行われています。ほとんどの施設は郊外にありますが、街中にあるということは、地域住民の理解と協力が得られていることではないかと思いました。
 「当園では、出園後の社会復帰の確率も高い」というお話を聞き、先生方の少年たちに対する熱意と努力が伝わってきました。
 青少年問題は、私たち大人の問題でもあります。家庭環境はもとより、お互いが協力し合える地域づくりや、子どもたちを温かく見守る社会環境づくりが、非行や犯罪の予防につながるのではないかと、今回の研修を通し強く感じました。

愛光女子学園視察

中村次長の説明を聞く青少年相談員


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