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平成18年新年賀詞交換会 |
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1月11日、市中央生涯学習センターで新年賀詞交換会が開催されました。この日は市内から約200人が参加し、牛久のさらなる発展を祈りました。ここでは主催者代表の池辺勝幸市長のあいさつを紹介します。 |
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市長あいさつ(要旨) |
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◆税収見通し、マイナスからプラスへ |
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私が市長に就任して2年と3カ月が経過し、この賀詞交換会も3回目となりますが、ひと安心というか、「ほっ」と胸をなで下ろしているというのが今の正直な気持ちです。なぜかと言うと、市長就任当時は、国からの交付税の削減などがあって市財政が非常に厳しい状況であり、「牛久市は今後の予算すら組めないのではないか」という危機感を強く持っており、企業経営で言うと資金繰りに汲々としていましたが、現在までのコスト削減により「平成19年度まではなんとか乗り越えられる」という財政的に明るい見通しが立ったからです。これは、ある意味での猶予期間であって、平成19年度には国も再度本格的な行革に入ると言っているため、それまでに何とか内部の体制を整えていかなければならないわけで、現在はそれが動き出し始めてきているという状況です。
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◆牛久は元気なまち |
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国勢調査の速報などによると、牛久市は過去5年間の県内の人口が増加している市の中で2〜3番目ということです。守谷、つくば、そして牛久、このまちがいわゆる元気のいいまちと、県の方でも認めているという状況です。
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◆「市」民に「役」立つ市役所に |
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牛久市役所がその名前のとおり、「市」民に「役」立つ「所」、というように体質を変えることによって、牛久市は大幅に活性化をしていきます。なぜかというとそのことによって、より有効な資金の活用ができるからです。それぞれ市民の皆さんの困っていること、危険なところ、また何かしてもらいたいところ、そういうところに資金を回して1つ1つ確実に解決していく、そのことによって皆さんは次の問題にエネルギーを転化することができます。
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◆若い人への宅地供給と子育て環境 |
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まちは人が増えなければ活性化しません。牛久は基本的に人口は増えていますが、若い人たち、牛久で生まれ育った方が隣の龍ケ崎ニュータウンの方に移っています。転入転出をみると、市全体ではまだ黒字です。しかし、細かくそれを見ていくとだんだんその差が縮まっています。赤字なのは牛久と龍ケ崎の関係です。その原因は何か…、それは単純ですが、牛久市内にその人たちが買い求められる価格での宅地供給がされていない。これは緊急課題です。そのため市として、今現在牛久に在住している若い人たちに対しての宅地供給を早急にやる、それが1つの方針です。
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◆ムリ、ムダ、ムラのない行政運営 |
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私が就任してから、予算比で20億円を超えるコスト削減をしています。市では1月4日から仕事始めでしたが、市の基幹コンピューターは一部新しいものに入れ替わっており、今後順次入れ替え作業を進めていきます。それにより今までのコンピューターがらみの全体の年間コストが、人件費も含めて総額で約4億円近く下がります。まずコンピューターの基幹システムを入れ替え、そしてムリ、ムダ、ムラ、これは、物の購入すべてにありましたが、そういうものを1つ1つ見直しをしています。そうしていわゆる企業会計で言えば一般管理費にあたる物件費(人件費を除いた)の部分で、現在で約6億円削減しています。今後、先ほどの保育園などいろいろありますが、努力していけば、一般管理費の物件費部分で10億円くらいは削減できるだろうと認識しています。
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◆市民と一緒に「まちづくり」 |
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私たちは常に変化の中で生きています。常に変化に対応しなければ、組織は破綻していきます。人間は廃れて消えていきます。私たちは常に変化に対応することを要求されており、いかに状況変化に対して前向きにそれを受け止め、いかに市民の福祉向上につながるように対応していくか、それに常に挑戦していかなければなりません。そういう意味で2年間のアヒルの水かき的な行動ではありましたが、まず、その足固めを、なんとか方向を変える目処ができてきたかな、というところです。
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問い合わせ 市政策秘書課 電話873-2111内線3201 |
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