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作成日:2005/11/30


シリーズ国保 無受診者表彰制度開始

 健康増進事業の一環として、今年度から無受診者表彰制度が始まりました。
 そこで今回、該当した方々の個別インタビューを実施したところ、多くの方々から健康への秘訣を伺うことができました。今後の保健予防対策の貴重なデーターとなるものです。
 まず制度の概要からお知らせします。これは75歳以上で、1年以上病院にかからず、健康な日常生活を過ごしている方々が対象となります。 健康な日常生活を営んでいる方々ですので、大半は家事や庭仕事などにも携わり、さらにさまざまな地域活動に参加している方々も数多く見受けられます。この表彰制度は、毎日元気に過ごし、地域に貢献している方々を健康市民としてたたえるものです。
 9月に各地区で開催された敬老祝賀行事で、ボランティアによる個性豊かな式典が開催されました。子どもからお年寄りまで、さまざまな世代が交流することは、地域コミュニティの原点を垣間見た思いです。 この敬老祝賀行事で健康市民に対する表彰式が行われました。
 今年度、1年以上の無受診該当者は141人。その中で3年以上も病院にかからなかった方は、なんと59人もいました。驚きの一語に尽きます。さらに歯科医と交通事故でけがをした以外は、病院にかかったことがないという健康なご夫婦もいました。それを誇らしげに笑顔で語ってくれたことが印象に残っています。少しでも具合が悪ければ病院での受診を勧めましたが、余計なお世話だと言わんばかりに、一蹴されたことも驚きです。中には「まったく今どきの年寄りは、ちょっと具合が悪いとすぐに病院にかかる」と同年輩を批判する意見までありました。なんとも屈強としか言いようがありません。
 今回のインタビューを通じて、健康で長生きができるための共通した意見がありましたので、ぜひ参考にしてください。
 まず食生活ですが、長年の習慣であって、これといって気を付けている様子はありませんでした。ただ、規則正しい食生活を送っているという印象がありました。決して意識せず自然体での食生活の中で、結果としてバランスの取れた栄養が確保されているように思われました。
 日常生活については、全体として非常によく体を動かしているのが共通していました。外の空気を吸うことが栄養になっているような印象さえありました。また、早寝早起きなど、規則正しい生活を送っています。家庭内でも自分の役割や仕事があり、本人もその仕事に生きがいを持って取り組んでおり、家族もそれを認め、温かく見守っています。物事に対してくよくよせず、絶えず笑顔で前向きに生きているように感じられました。
 とにかく見習わなければならないことがたくさんありました。インタビューを通じ、ちゃっかりエネルギーを頂いた気分です。ほとんどの方が75歳以上とは到底思われません。血色も良く、シャキッとしていて、何よりも目が生き生きと輝いていることが素晴らしいです。
 80歳代、90歳代の方々がバイタリティーに満ち溢れて、人生を楽しんでいる姿に接し、私たちも彼らの前ではタジタジでした。長い人生、寝たきりにならず、健やかに人生を全うできたらどんなに素晴らしいことでしょう。彼らこそ「生涯現役」。いつまでも健やかで、輝いた人生を歩んでいただきたいと願うのみです。
 健康は誰もが望んでいることです。しかし、持って生まれた遺伝的なものや、体質的なものもあります。残念ながら思うようにいかないのが健康問題です。ですから無理をしないで、具合が悪ければ早めに治療し、大きな病気にならないように気をつけましょう。

刈谷行政区での授与式

余興風景

問い合わせ 市医療年金課 電話873-2111内線1724


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