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作成日:2007/03/29


医療年金だより

老人医療費の現状

老人保健制度とは

 現在、75歳以上の方(一部例外あり)が加入する老人保健制度は、その医療費の増大によって、保険制度全体の財政を圧迫しています。
 牛久市の老人保健対象者は約5700人。この方々が医療機関で受診すると通常1割(所得によっては3割)の医療費を窓口で支払うことになっています。残りの9割は老人保健が負担することになりますが、この老人保健が負担する牛久市の高齢者の医療費は、1年間で約40億円。年間1人当たり70万円の医療費がかかったことになります。

医療費を分析してみると

 牛久市が医療機関へ支払う老人医療費は、毎月約3億3千万円。昨年は8月に大きな負担割合の変更があり、8月以降例年より医療費は少なくなっていますが、やはり12月には多くの医療費がかかっています。暖冬といわれていますが年末の寒さなどで体調を崩す方も多く、「正月休み前に」と医療機関で受診する方が多くなっているようです。
 医療費の中身をみると、最も多く使われているのが入院費です。受診の件数が少ないにもかかわらず金額が大変高いものとなっています。外来と比べ入院の医療費が高くなるのは当然ですが、特にお年寄りの入院はその日数が長期にわたってしまうことが多く、医療費増に拍車をかけており、また、平成17年度の牛久市の高齢者の入院費は県内で1番高い金額となっています。外来の疾病別(グラフ参照)をみると高血圧による受診が最も多くなっており、入院につながる疾病も増えています。

一人ひとりが健康管理を

 かかった医療費は誰かが負担しなくてはなりません。40億円という医療費も通常1割負担(所得によっては3割)のほか、皆さんが納める税金や保険料などがその莫大な医療費の支払いに充てられています。普段から疾病につながる生活習慣を改善するなど治療になる前に予防に努めましょう。また、具合が悪くなったときに遠慮なく相談できるかかりつけ医を持つこともお勧めします。ご自分の健康を日々見つめ、豊かに人生を楽しむことを目標としたいものです。

平成18年5月診療における外来疾病別件数・金額

問い合わせ 市医療年金課 電話 873-2111 

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