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作成日:2005/08/31
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シリーズ「国保」
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からだの機能を高める日常生活術 筋力を高める!
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筋肉が若返るメカニズム
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年をとっても筋肉を維持している人は、姿勢がよくて若々しく見えますが、年齢が若くても運動不足で筋肉が衰えている人は、猫背になるなどして老けて見えます。さらに、姿勢が悪いと全身の血行が悪くなり、筋肉の衰えを促進するという悪循環を招きます。悪い姿勢はからだに負担をかけ、肩こりや腰痛の原因になりますし、長期にわたると内臓や自律神経にも悪影響を及ぼし、さまざまな障害を引き起こします。
また、筋肉の量が多いほど基礎代謝量(何もしなくても消費されるエネルギー量)は高まります。筋肉が増えればエネルギーをたくさん使うので太りにくい体質になり、筋肉が衰えると、脂肪の増加と基礎代謝の低下を招き、肥満の原因になります。基礎代謝量は10代後半から急激に低下し、中年太りの原因になります。
下記の運動で若々しい筋肉と美しい姿勢を取り戻し、肥満を撃退しましょう。
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アミノ酸と筋肉の関係
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人間のからだに不可欠な栄養素であるタンパク質は、20種類のアミノ酸から構成されています。そのうち9種類は人間の体内で合成できないため「必須アミノ酸」と呼ばれ、肉や魚、乳製品、大豆製品などの食品からとる必要があります。
アミノ酸には、筋肉を増やして強化する働きがあるほか、疲労回復、持久力を高めるなどの効果もあり、スポーツ界では、医師によるアミノ酸の科学的な摂取法が指導され、運動能力の向上などに大きな成果をあげています。
最近ではBCAA(分岐鎖アミノ酸)などエネルギー源として効果の高いアミノ酸も開発されており、注目度は高まっています。
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いつでもできる 筋力を高める運動
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●バービー
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全身の筋肉を強化し、代謝を高めます
@直立してリラックスした姿勢をとる。
A両手を床につけ、しゃがむ。
B両足を伸ばして腕立ての姿勢に移る。
C再びAのしゃがんだ姿勢をとる。
D@の直立姿勢に戻り、上下に2回弾む。
以上の運動を自分のペースでゆっくり、リズミカルに8呼間で行う。これを2〜3回繰り返す。
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●背筋のストレッチ
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背中の筋肉を強化し、猫背などの姿勢を改善します
@足を肩幅くらいに開いて立ち、鼻からゆっくり息を吸う。
A口からゆっくり息を吐きながら、両ひざを曲げ、両腕を後ろに出して上体をそらせる。十分にそらせたら、@の姿勢に戻る。これを7〜8回繰り返す。
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●ヒップアップ体操
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お尻の筋肉を強化し、骨盤のズレを矯正します
@壁に向かって立ち、両手を開いてまっすぐ前に伸ばす。手のひらを壁につけ、鼻からゆっくり息を吸う。
A口から息を吐きながら、片足を伸ばしたまま後ろに上げ、腰に負担のかからない高さまで上げたら、ゆっくりと@の姿勢に戻す。これを左右交互に7〜8回繰り返す。
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●上下の弾み
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特に下半身の筋肉を強化し、ほぐします
リラックスして立ち、全身を使ってからだを上下に弾ませる。ひざと足首のバネを使い、床から足が離れない程度で、リズミカルに60〜80回行う。
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問い合わせ 市医療年金課 電話873-2111内線1725
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