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リ・ボーン 男と女・共にめざそう明日のうしく

男女共同参画をめざして

市市民活動課男女共同参画推進室 電話029-873-2111内線1634

シリーズQ&A 仕事と家庭の両立を考える(第2回)

Q.法律上は男性でも女性でも育児休業を取得できるようになっていますが、どれくらいの人が育児休業を取得しているのですか? 現状を教えてください。

A.6月1日号に掲載した「リ・ボーン」で、育児・介護休業法の改正点についてお知らせしましたが、では実際に育児休業を取得している人はどれくらいいるのでしょうか。
  厚生労働省が行った「女性雇用管理基本調査」によると、平成15年度の育児休業の取得率は、女性が73.1%、男性が0.44%と圧倒的に女性が多く利用しているというデータが出ました。平成14年度の調査では、女性が64.0%、男性が0.33%であり、少し増加はしたものの男性の育児休業取得率は1%にも満たないのが現状です。
  女性の育児休業取得率は7割を超えていますが、実際は、働く女性の約7割の人が第1子を産むと仕事を辞めてしまうため、育児休業を取得しているのは残りの3割のうちの73.1%であり、結局は最初に働いていた女性全体の2割程度の人しか制度を利用していないというのが実情です。
  県が平成14年度から平成16年度にかけて県内事業所・企業を対象に実施した「男女共同参画推進状況調査」によると、育児休業制度を規定している事業所の割合は、従業員数別で見ると300人以上の事業所では100%、30人から299人の事業所では79.4%、5人から29人の事業所では36.3%と、規模が小さくなるに従って育児休業制度を規定している事業所の割合が低くなっていることが分かりました。また30歳代の男性においては、週労働時間が50時間以上の人が63.4%を占めるという調査結果も出ており、子育て世代の男性の労働時間の短縮が図られていないことも問題となっています。
  このように、さまざまな問題が重なり、職場優先の組織風土を変えていくことはなかなか困難ではありますが、ライフワークバランス(仕事と家庭生活との程よいバランス)が偏っていることもまた大きな問題につながっていることから、社会全体での働き方の見直しを大幅に行い、男性・女性にかかわりなく、仕事を続けながらも育児や介護がしやすい環境をつくっていくための一層の取り組みが必要なのです。

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 男女共同参画ネットワークは、市民と行政とのパートナーシップにより牛久市の男女共同参画の推進を図ることを目的に結成され、現在9団体で活動しています。主な活動内容は、男女共同参画に関する視察や学習、講演会などへの参加、会員相互の情報交換や交流などです。男女共同参画の推進を目指して活動している団体はもとより、男女共同参画を主たる活動目的としていない団体にも加入していただき、男女共同参画のすそ野を広げていきたいと考えています。
 豊かで活力ある社会を実現し、女性も男性も自らの個性を発揮しながら、生き生きと充実した生活を送ることができる街づくりを目指して一緒に活動しませんか。会員を随時募集していますので、お気軽にお問い合わせください。
対象 市内で活動する団体・グループ・個人
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申し込み・問い合わせ 市市民活動課 男女共同参画推進室
電話873-2111内線1634

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相談日 第2・4月曜日午前10時〜午後4時(1人50分)
予約受付時間 午前8時30分〜午後5時15分(土・日・祝日および年末年始を除きます)

* 「リ・ボーン」という名称は、「再生」という意味があります。「男と女が人間としての尊厳を大切に、共に生まれ変わる力を持てること」また、「人の心を結ぶきずなは優しいリボンのようでありたい」との願いが込められています。


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