トップページ → p1p2p3p4p5p6p7p8p9p10・p11・p12p13p14p15p16p17p18p19p20p21p22p23


作成日:2006/03/02


青少年相談員だより 〜愛のパトロール〜

青少年の健全育成、環境浄化のために
有害自販機の3ない運動を進めましょう!

【自販機3ない運動】

・貸さない

・置かせない

・ 買わない

問い合わせ 市児童福祉課 電話873-2111内線1733
青少年育成牛久市民会議(市生涯学習課内) 電話871-2301

地区活動を通して

 青少年相談員の活動は、地域における青少年の健全育成活動の促進、および青少年対策推進に努めることですが、一昨年あたりから社会状況が急変してきました。悲惨な事件が発生し、牛久市内でも児童生徒をターゲットにした不審者の出没が頻発しています。私たちの活動の一環として、市内中学校区ごとに毎月パトロールを実施していますが、状況により緊急パトロールも行いました。
 昨年12月上旬から市内各小中学校では、関係者による安全対策会議が開催されました。今回は牛久第三中学校区のパトロールの様子、牛久南中学校区の不審者対策と情報についてお知らせします。

◆牛久第三中学校区

〜パトロール状況について〜

 牛久三中学区の青少年相談員は、牛久駅西口周辺を中心にパトロールを行っています。駅前の大型店舗内やコンビニエンスストアなど、若者が集まりやすい場所で喫煙をしている未成年者に注意をしたりしています。また、書店やレンタルビデオ店では、成人向け雑誌やビデオが児童生徒の目につきにくいところに置かれているかどうかも注意しています。また、駅の西口周辺路上には、卑猥ないたずら書きの紙片が落ちていることが多く、これらを拾い集め交番に届けています。
 昨今は小学生を巻き添えにした悲惨な事件が発生しています。パトロールをすることによって、犯罪が未然に防がれ、子どもたちが安心して住める、より良い町になると確信し、パトロール活動を続けています。

〜関係者による対策会議の開催〜

 2月2日、三日月橋生涯学習センターで牛久第三中学校第1回安全対策協力者会議が開催され、学校区担当の青少年相談員4人が出席しました。
 これまでの状況と「見守り運動ポイント」の写真入り資料が用意されていましたが、私たちは会議終了後、牛久小、牛久二小、牛久三中の危険個所マップを市からも頂きました。地域により危険個所、不審者の出没場所が違うので、頂いた資料と併せて参考にし、パトロールを実施していきます。

◆牛久南中学校区

〜不審者対策と情報について〜

 小学生の悲しい事件が発生してから、より一層の警戒が強められ、下校時には防犯パトロール車が見回り、地域の人々の協力体制も高まってきました。私たち相談員は下校時間に子どもたちと一緒に歩きました。初めは集団であっても途中から家に近づくにつれ一人ずつになり、人も車も通らない道を子どもたちが帰っていくのを家まで見届けたのですが、真冬の4時は薄暗く、「家庭では身を守る方法などの会話が交わされているのだろうか」と、とても気になりました。学校からの指導は私たちの目にふれるのですが。
 年が明け、マルヤさくら台店前交差点で信号待ちをしていた女子生徒が、男に後ろから左腕を捕まれたり、塾の帰りに「一緒にどこかへ行こう」と声を掛けられたり、不審者の出没が多発しました。(写真) 子どもたちの下校に付き添う教職員(向台小学校)

〜向台小学校の取り組み〜

 12月19日、向台小と牛久南中合同で合同安全対策会議が開催され、向台小では2月1日から全保護者が交代で毎日児童の下校に指定された場所まで付き添う「下校路パトロール」が開始されました。
 また、毎日でも出迎えられる保護者は一人になる場所まで出迎えるようにするなどのPTAの取り組みが行われています。学校としては、下校時刻をそろえたり、身を守る安全教育や教職員による下校時間帯の地域巡回を実施したりしています。

〜牛久南中学校の取り組み〜

 生徒に対して、防犯安全集会の実施、防犯ブザーの全生徒携帯。自転車後輪に「防犯ブザー携帯中」のシール貼付、複数での登下校を指導しています。さらにメールマガジンを活用した緊急連絡網を検討中です。PTAの取り組みとして、全保護者参加型のパトロールが実施されています。やり方についてはできる方法で自由です。学級を単位に名簿順に腕章が一週間交代で引き継がれます。また別に「常任パトロール隊」や校外指導委員による危険個所での立哨、緊急連絡体制の整備にも取り組んでいます。学区の相談員として、今後とも小中学校と連携を図り、情報を共有化して、子どもたちを見守っていきたいと思います。

◆あいさつ・声かけ運動

 小一少女殺害事件が連続して発生するなど、子どもを取り巻く環境が危険にさらされています。牛久市内でも大事に至らない未遂事件が発生していて、他所事ではありません。
 変質者や不審者の出没に対して最も効果的な解決策は、互いに助け合う環境をつくることだと考えます。その第一歩は「あいさつ」です。「あいさつし合うことが楽しい地域」になったとき、子どもにとってよい環境になったと言えると思います。
 お隣同士のあいさつを徹底していくことによって、子どもたちが安心して登下校できる明るい牛久市にしようではありませんか。
 青少年相談員は、「あいさつ運動」を推進していきます。皆さんのご協力をお願いします。

牛久警察署 坪松警部に聞く

 去る12月20日、龍ケ崎地区(龍ケ崎、河内、牛久)青少年相談員連絡協議会は、合同パトロールを行いました。終了後、市中央生涯学習センターで牛久警察署生活安全課長、坪松誠一警部の講話を聞きました。
 近年、デリバリーヘルス(以下デリヘル)という風俗営業を開業する業者が増加している。デリヘルとは、客から指定された場所に女性を派遣する形の風俗営業のことで、ほかの風俗営業と違い店舗を構える必要がないので資金もかからず簡単に開業できる。しかも、届けるだけで特別な許可がいらないことも増加の要因になっている。業者は電柱や街路樹にビラを貼ったり、専門の情報誌を安価で販売したりしている。デリヘルは無店舗で営業されているため、違法性が認められても摘発することが難しい。売春行為で摘発される女性の中に女子高校生が含まれていることもある。初めは小遣い欲しさから安易な気持ちで下着モデルなどに応じているうちに、売春行為にまでエスカレートしているのが実状である。
 次に児童売春(援助交際)、児童ポルノなどの問題がある。援助交際にかかわる出会い系サイト規制法では、「金額」と「援助交際」の二つの言葉がそろって表示されていれば摘発できるように法律が強化されている。児童ポルノについては、所持していること自体が違法となる。
 講話をお聞きした後に、市内某所の街路樹にビラが貼られているのを実際目にしました(下写真)。これらを撤去していくためには、関係機関と連絡を取り合って対応していく必要があるということを切に感じました。

問い合わせ 市総合窓口課 電話873-2111内線1626

トップページ → p1p2p3p4p5p6p7p8p9p10・p11・p12p13p14p15p16p17p18p19p20p21p22p23

Copyright(c)1999, USHIKU CITY HALL. All rights reserved.