作成日:2004/08/12


話題 街にひろう


夏休みは森の楽校へ行こう!牛久自然観察の森で開催中

 自然に親しみ、子どもたちが集まれる場を提供しようと、牛久自然観察の森では、夏休み期間中の火曜日から金曜日まで「森の楽校」を開校しています。午前9時から午後4時まで1時間ごとに内容が決められており、参加時間は自由です。
 1時間目の「朝のパトロール」では、森の中を散策しながら森の中に生息している動物や植物を観察したり、ごみ拾いをして森の環境を守ります。2時間目の「森の読書タイム」は、ネイチャーセンターにある本を読んだり、宿題をしたりする時間。3時間目の「レンジャーとっておきの話」では、牛久自然観察の森のレンジャー(自然観察指導員)が動物や植物のほか、さまざまなテーマの話を披露。昼休みを挟んで、4時間目は「こども実験室」。毎日違った実験を行います。「火おこし体験」、「ドクダミ茶を作ろう」、「ウサギのふんを分解してみよう」など、興味深いテーマが用意されています。5時間目の「自由研究相談室」は、夏休みの自由研究についてのアドバイスが受けられます。子どもたちの強い味方になりそう。6時間目は「昼のパトロール」。朝とは違ったルートで森の中を散策し、ごみ拾いも行います。
 レンジャーの一人、依田武則さんは「森の楽校は、自然に親しんでもらいながら、他校の学年の違う子どもたちと触れ合える貴重な場。森を守り、自然を勉強し、人間関係を築くことは、生活を学ぶことにつながる。たくさんの子どもたちに森の楽校へ来てほしい」と話しています。(写真)トカゲの仲間「カナヘビ」を捕まえた(朝のパトロールで)

循環型社会への取り組み 学校給食ゼロエミッション計画で奥野小を表彰

 7月20日、学校給食ゼロエミッション計画の取り組みに対し、奥野小学校が市から表彰を受けました。同校では、全校児童が給食から出た生ごみをたい肥化し、そのたい肥を学校農園や花壇に使用しています。
 表彰式の中で池辺勝幸市長は「この取り組みは自然の恵みを取り入れ、それを次に生かす循環型社会を目指すもの。みんなの作ったたい肥で、野菜を作ったり花を育てたりして、自然に感謝しながら実践したことが表彰されました。家族や近所の人にこんな良いことを学んでいると報告してください」とあいさつしました。
 最後に全校児童が、来賓やNPOエコライフの会の方々に「ありがとうございました」と感謝の気持ちを込めてお礼を言いました。

池辺市長から表彰を受ける
柴山光校長先生(写真左)

学校で作られたたい肥で育てられた
マリーゴールドは元気で生き生き

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