第２回市議会定例会が、６月９日から22日まで開催されます。この定例会に提出する主な議案の概要について、事前にお知らせします。

条例の制定・改正案

　議案第56号　牛久市職員の旅費の特例に関する条例について(総務課)…市職員が外国に出張する場合に支給される支度料を、市の財政が非常に厳しいため、当分の間支給しないことを定めるものです。

　議案第57号　牛久市小学生サポートルームの設置及び管理に関する条例について(児童福祉課)…昨年の夏休みに試行し、児童クラブの対象とならない小学校４年生から６年生をお預かりした「留守家庭サマーサポート事業」を夏休みだけでなく、冬休みと春休みにも実施するため定めるものです。

　議案第58号　牛久市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について(総務課)…「牛久市一般職の任期付職員の採用に関する条例」の制定に伴い、任期付短時間勤務職員の勤務条件を追加し、また地方自治法の改正により、条文中の「再任用短時間勤務職員」という名称を「短時間勤務職員」に変更するため改正するものです。

　議案第59号　牛久市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について(人材育成課・教育総務課)…児童クラブ指導員、子育てアドバイザー、嘱託図書司書を、経験や責任の度合いに応じた報酬額とし、また今年度からティームティーチング非常勤講師を雇用する国の緊急地域雇用創出事業が県の事業に移行し、雇用条件について、教員免許を有する者に変更になったことにより、「ティームティーチング講師」に名称を変更するものです。

　議案第60号　牛久市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について(総務課)…現在、58歳となっている市職員(一般行政職員)の昇給停止年齢を55歳に引き下げ、また地方自治法の改正により、条文中の「再任用短時間勤務職員」という名称を「短時間勤務職員」に変更するため改正するものです。

　議案第61号　牛久市適応指導教室の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について(指導課)…牛久市適応指導教室「きぼうの広場」の対象に軽度発達障害児童・生徒を追加し、名称を「教育センターきぼうの広場」に改めるものです。
　議案第62号　牛久市生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について(生涯学習課)…同センターの陶芸窯の使用料について減免規定を変更するものです。

　議案第63号　牛久市文化財保護条例の一部を改正する条例について(生涯学習課)…文化財保護法の改正に伴い、条例中の法の引用部分を改めるものです。
　議案第64号　牛久市文化財保護審議会条例の一部を改正する条例について(生涯学習課)…より良い文化財保護計画策定のため、委員の定数を「７人」から「12人以内」に改めるものです。

　議案第65号　牛久市総合福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例について(社会福祉課)…市総合福祉センター運営協議会の答申に基づき、同センターの利用について一部有料化をするため改正するものです。

　議案第66号　牛久市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例について(医療年金課)…今回の医療福祉費支給制度(マル福)の改正は、乳幼児の対象年齢を、通院については現行の３歳児から小学校就学前までに引き上げます。さらに入院については、中学校卒業までに引き上げるものです。また、妊産婦と乳幼児の所得制限を全面撤廃するとともに、無理のない範囲内で自己負担を導入するものです。

　議案第67号　牛久市放課後児童対策施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について(児童福祉課)…児童クラブの名称を分かりやすい表記にし、またクラブの開級時間を１時間延長するため改正するものです。

　議案第68号　牛久市在宅心身障害児福祉手当支給条例の一部を改正する条例について、および議案第69号　牛久市障害者住宅整備資金貸付条例の一部を改正する条例について(社会福祉課)…児童福祉法の改正に伴い、条例中の法の引用部分を改めるものです。

　議案第70号　牛久市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について(交通防災課)…消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い、消防団退職者への退職報償金の額を改めるものです。

補正予算案(行政経営課)

▼一般会計補正予算

　当初歳入歳出予算額１７９億９０００万円に４８７１万円を追加し、歳入歳出予算の総額を１８０億３８７１万円とするものです。
　主な内容は次のとおりです。

【総務費】

・行政区役員による広報広聴活動を実施する(△２１１０万円)…区長の報酬額の見直し、および副区長、班長の報酬の廃止などに伴う減額。

【民生費】

・敬老の日大会祝賀行事を助成する(５４４万４０００円)…米寿の方に対するお祝金、および75歳以上の方への記念品贈呈に係る費用の増額。
・老人保健事業特別会計繰出金(１６１５万９０００円)…老人保健事業特別会計の事業費増に伴う繰出金の増額。
・夏休みの居場所を確保する(１４８万７０００円)…平成16年度から実施している小学生サポートルーム事業において、本年度は夏期休業期、冬期休業期、春期休業期に実施するための増額。

【衛生費】

・30歳以上の対象者に基本検診を実施する(４００万２０００円）
・40歳以上の対象者にがん検診を実施する(４３６万４０００円)…がんや生活習慣病の予防、早期発見のため、今年７月から「医療機関ドック」を実施するための増額。

【教育費】

・中学生平和使節を派遣する(80万３０００円)…平和・命の尊さを学習するため、広島県へ使節を派遣するための計上。
・幼児教育を支援する(３７１万８０００円)…幼稚園と小学校との連携を強化するとともに、幼稚園児などの支援を実施するための増額。平成17年度においては牛久小と第一幼稚園、牛久幼稚園での実施。

▼老人保健事業特別会計補正予算

　当初歳入歳出予算額38億８７００万円に１６１５万９０００円を追加し、歳入歳出予算の総額を39億３１５万９０００円に補正するものです。
・ 無受診者を表彰する(２０８万２０００円)…老人医療受給者で１年間無受診だった方などを表彰するとともに、記念品を贈呈するための計上。

※問合せは、 各担当課まで　市役所　電話873-2111（代表）