|
「学生のときは先生からいろいろ指導してもらえたが、今は一人で(絵画を)やっていて、自分の作品がどう評価されるのか知りたかったので…」と応募の動機を話す坂本さん。受賞については「受賞すると思っていなかったのでうれしかった。でも、まだまだこれからだと思うので頑張りたい」。
絵が好きな祖母の影響で、小さいころから絵に興味を持っていたという坂本さんは現在、都内のネクタイメーカーでデザインを担当する傍ら、取手市内にアトリエを構え、休日など時間を見つけては絵を描いています。先日、約1年かけて制作した作品12点を個展で発表しました。「絵を描くことは生活の一部。これからも個展などを地道に開いていって、一人でも多くの人に自分の作品を見てもらいたい」と抱負を語っています。
「牛久に住んでいるのだから地元を活性化させたいという思いはある」と話す坂本さんは、知人の勧めで、今年初めて「うしく現代美術展」へ参加することが決まっており、出展する作品を制作中。趣味は旅行と音楽。武蔵野美術大学卒。栄町在住の24歳。
坂本さんの作品を含む入賞入選作品94点は、8月10日から25日まで市中央生涯学習センターとシャトーカミヤ本館に展示されます。
|

坂本さん作「男・雨時速80km」
|