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ごみ処理によって汚染される環境 〜ごみが環境に与える影響とは?〜
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ごみは処分される過程でさまざまな悪影響を環境に与えています。その影響にはどのようなものがあるのでしょうか?
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現在のごみの処理方法は?
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ごみの処理には一般的に大きく分けて、「焼却」と「埋め立て」があり、牛久市も例外ではありません。当市では、牛久クリーンセンターで焼却し、他市の最終処分場に埋め立てています。そのほかにも、資源物や牛久クリーンセンターで処理できないものは、ほかの工場へ搬送して処理を引き継ぎます。
このようにごみの処理は、牛久クリーンセンターで完結しているわけではなく、皆さんが利用している集積所からさまざまな場所へ移動し、処理されているのです。その行く先々で環境に影響を与えていますが、ここでは影響が最も大きいと思われる「焼却」と「埋め立て」について考えていきます。
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「焼却」が与える悪影響とは?
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当市の家庭から出される燃えるごみは、年間およそ1万7000トン。さらに燃えないごみから金属などの資源を除いた残渣を併せて焼却処理しています。焼却の際に発生する排ガスの中には、ダイオキシンや窒素酸化物などのさまざまな有害物質が含まれており、大気汚染を促す恐れがあります。また、焼却した際の灰(飛灰)にも、有害物質が多量に含まれており、これらの処理にも慎重な対応が必要となります。
当市ではこれらの有害物質を極力排出しないように運営しています(牛久クリーンセンターの大気分析結果はホームページでご覧いただけます)が、それでも二酸化炭素のように排出を抑えられない物質もあります。二酸化炭素は地球温暖化を促進させている物質です。二酸化炭素の排出を抑えるためには焼却量を減らすこと、つまりごみの量を減らすことが必要になります。
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「埋め立て」が与える悪影響とは?
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当市では、焼却した後に残る燃え殻(主灰)から金属などの資源物を除き、他市の最終処分場に埋め立て処理しています。埋め立てるとは、基本的にはその名のとおり地中に埋めるだけですので、腐らない無機物は何百年たっても完全に自然にかえることはなく、埋める場所が無くなれば新たな最終処分場を作らなければなりません。このため最終処分場は全国的にも不足しており、当市も埋め立ての全量、年間およそ1000トンを他市の最終処分場に依存しているのが現状です。
埋め立ては、現在よりも未来に対して大きな影響を与えると思われます。このままでは、未来の子孫たちが地面を掘るとごみが出てくる土地に住むことになるかもしれません。この埋め立て量を減らすためにもごみの量を減らすことが必要です。
※ ごみが環境に与える影響には、皆さんにもっと身近な問題である不法投棄などもあります。次回は当市の不法投棄の現状についてお知らせします。
問い合わせ 市清掃施設課 電話873-2111内線1571〜1572
牛久クリーンセンター 電話830-9333
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