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牛久おやこ劇場 〜折り紙の蝶々が飛んだよ!工作教室〜
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広報うしく市民特派員 飯塚 寿子
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楽しさいっぱい花火作りに挑戦
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「くぼたさーん!」子どもたちが呼び掛けると、ドアの向こうから某テレビでおなじみ、赤い野球帽と丸い黒ぶち眼鏡がトレードマークの久保田雅人さんが「こんにちはー」と笑顔で登場、子どもたちは大喜びです。 定員80人のフロアーは超満員で主に幼稚園児でしたが、兄弟や姉妹なども参加し、会場は元気な声があふれていました。「親子で作ろう」ということで特にお父さんの姿が多く見られ、赤ちゃんを抱いたお母さん、そしておばあちゃんの姿も見られました。
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今回の催しは夏らしく「線香花火と胡蝶花火」の工作です。線香花火は赤や緑、金や銀などクリスマスのときに飾る幅広のモールを両手でもんでから、竹ひごの先にセロファンテープで止め、細い紙筒に入れてねじりながら落とします。火花のように見え線香花火のかわいらしさと「ぽとん」と落ちる様子は線香花火のはかなさが出ていました。
もう一つの「胡蝶花火」は、竹ひごに通した洗濯ばさみのバネの力を利用して、折り紙の蝶々が舞い上がる花火です。まず折り紙で蝶々の形を4枚切り、背中の部分にストローを付けます。竹ひごの下の方にストッパー代わりのビニールテープを巻き、始めに洗濯ばさみを竹ひごに通し、次に蝶々4枚を通します。洗濯ばさみをつまんで離すと飛んでいく仕掛けです。飛んだ瞬間、会場のあちこちで歓声が上がり、子どもたちより熱中するお父さん、お母さんの姿にほほ笑ましさを感じました。
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子どもの時代を応援する牛久おやこ劇場の活動とは!
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昭和61年に発足し、現在会員は親子で90人、運営委員が10人。会費は親も子も月1000円です。自分たちで選んだ生の芝居や音楽を親子で見る「鑑賞活動」。会員だけでなく地域の人たちに一緒に見てもらう「地域公演」。そして子どもたちの自主性と創造性、異年齢の集団活動の中ではぐくむ「自主活動の場」を提供しています。親子デイキャンプ、子どもキャンプ、祭りの企画など、遊びや仲間を通してはぐくまれていった子どもたちの自主的な活動が一番大切なことと思われ、大人も子どもも豊かに育ちたいと願っている、とのことでした。
そして、牛久おやこ劇場は会員だけでなく地域の青少年の健全育成や地域の幼児、小学生親子を対象に子育て支援事業も行っています。自然・科学を親しむ企画など今回の企画はその一つです。
「くぼたさーん、さようなら!」子どもたちはできた作品を大事そうに抱え、喜々として階段を降りていきました。会場脇の空き地では、まだ遊び足りないのでしょう、「胡蝶花火」を飛ばして遊んでいる親子の姿が夕日に映っていました。
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(写真上) 6月1日、ラウェル牛久で
(写真中) 紙筒にモールを入れて作った線香花火
(写真下) 親子で胡蝶花火作りに熱中
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牛久おやこ劇場についての問い合わせは、
牛久おやこ劇場事務所(代表:種子田) 電話874-3404まで。
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