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作成日:2006/06/26


「ごみ」が持っている不思議な特性 〜ごみって何だろう?〜

 ごみ減量に関する話をする前に、「ごみ」そのものについて考えてみましょう。皆さんは「ごみ」と言われたときにどのようなものを思い浮かべますか? 多くの方は、生ごみや紙くず、壊れた家電製品などを思い浮かべることと思います。実際にそれらのものは「ごみ」として多く排出されていますが、牛久クリーンセンターに集まってくる「ごみ」にはそれ以外にもさまざまなものがあります。

ごみ処理の現場では…

 特に驚かされるのは、まったく使用されていない衣服やお皿などが捨てられていたり、壊れていない家電製品、まだ使える家具などが多く捨てられていることです。捨てる方にはきっと事情があると思いますが、処分している現場から見ると非常にもったいなく思います。また、ごみの中に多くの資源物が混在しているのもよく見かけます。問題なのは、それら未使用品や混在資源物がごみとして処分されていることです。ごみと一言で言っても、それらは本当に処分しなければならないものなのでしょうか?

ごみの定義とは?

 実は「ごみ」という言葉には明確な定義がありません。所有者が所有権を放棄したときに初めて「ごみ」が発生します。ということは、そのものの質や状態は関係なく、要らなくなったものが「ごみ」ということになります。ですから、この考え方ではごみを増やすも減らすも皆さんの考え方一つで変わるということになります。自分にとっては「ごみ」であっても他人にとっては「ごみ」ではない。逆に、他人にとっては「ごみ」であっても自分にとっては「ごみ」ではない。そんなものが実は「ごみ」の中にたくさん隠れています。

ごみが増えている原因は?

 いつのころからか、私たちの生活は非常に豊かになり、ごみを捨てることが当たり前になってきています。「自分が要らないものはどんどん捨てて、新しいものを購入する。そのためにごみが増えていくことはしょうがないこと」なのでしょうか? 「豊かな生活」が「ごみを増やすこと」ではないはずです。それではごみが増えている原因は何なのでしょう。自分の生活を振り返ってみると、そこに原因の一部があるような気がします。

例えば… 

・ごみと資源物の分別はきちんとやっていたかな?
・必要のないもの、処分のときに困るものを買っていなかったかな?
・まだ使えるものを捨てていなかったかな?
・捨てること以外に利用方法はなかったかな? 
 もし、思い当たることがある場合には、これからはごみを捨てる前に少しだけ考えてみましょう。
 ごみについて考えるとき、「ごみ問題」を知るともっと分かりやすくなります。この「ごみ問題」には、環境を含めたさまざまな問題が隠れています。

※次回はごみが抱える諸問題について考えていきます。

問い合わせ 市清掃施設課 電話873-2111内線1571・1572

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