STYLE.27 ー牛久の魅力を再発見:吉原 芙美子(よしはら ふみこ)さんー
吉原 芙美子(よしはら ふみこ)さん
今回はフリーランスのデザイナー・アートディレクターとして働きながら、夫と3人の息子とともにひたち野に在住している吉原芙美子さんにインタビューしました。吉原さんは牛久の仲間とともに、デザインの力で牛久の魅力を再発見してもらおうと、2020年「牛久イケてる特産品プロジェクト(通称:うしイケ)」を始動しました。地元の商店・団体などと協力しながらイベント開催や新たな特産品の開発を続けています。
うしイケを始めたきっかけは?
コロナによって行動制限が出てしまい、気軽に市外へ遊びに出かけてることが、全く出来なくなりました。それならば市内で親子が楽しめる活動をしたいと考えました。同時に、牛久には昔から良い商品があるので、デザインを通してさらに魅力を伝えられたらなと思いました。まずは牛久在住の方々から良さに気がついてもらえるよう、友人のママたちと『うしイケ』を立ち上げました。うしイケのメンバーには市外から移住してきた家族も多いので、牛久の魅力を伝えることで牛久を一緒に楽しんでほしいんです。
うしイケではどんな活動をしている?
牛久の魅力が伝わる特産品を開発したり、地元の商店・団体などと協力しながらイベントを開催しています。ヤマイチ味噌を使った「牛久のみそショコラ」を開発したり、メイコーパールの商品をおしゃれで普段使いできるブランド「meiko U」として新たにデザインしました。うしイケではデザイン、商品開発、物販など、メンバーそれぞれが自分の得意分野で活動に貢献しています。
牛久のディープな自然・新地町との出会い
牛久沼近くの「NPO法人にじいろ」が運営する「とみさんち」でうしイケのメンバーで集まっていた時に、自然の中で子どもをのびのびと遊ばせたいのならと、「新地の台地で活きる会」を紹介されました。新地に行ってみると、ヤギや鳥が自然にいて、高台からは牛久沼を見下ろすことができる場所がありました。ひたち野の住宅街とはまったく違う風景が広がる新地の魅力に、子どもたちだけではなく親たちもとりつかれてしまいました。今では会員の方達と一緒に親子でアート教室をしたり、自然の中で種まきをしたり、ごはんを囲んだりと、年間を通して親子で楽しめるイベントを開催しています。
牛久市の魅力は?
高校生の頃は常磐線で東京まで1時間もかかるって思っていたんですけど、今は一本で品川まで行けて、電車の本数も増えたので当時より便利になっています。また、私の住むひたち野は、新しい住宅地が多く市外から移住してきた人も多いので、閉塞感がなくオープンなまちです。さらに牛久の立地は子育てにも抜群なんです。例えば動物園へ行くにも電車に乗って上野動物園へ行くことも、車に乗って日立市かみね動物園にも行けるんですよ。都会と田舎のちょうど中間に位置していて、おでかけの選択肢が多いのも魅力ですね。
今後のうしイケ
今私たちが子どもたちに、牛久の自然を通してのびのびとした活動をさせているように、次の世代にもつなげていきたいです。また、自分たちの子育てがひと段落したら、新地の皆さんがしてくれたように親子を楽しませる側に回りたいです。
吉原さんありがとうございました!
牛久イケてる特産品プロジェクトの公式サイトはコチラ ➡ https://ushiku-iketeru.jp/
DESIGN.H / デザインエイチ ➡ https://designh.jp/
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは営業戦略課です。
本庁舎 3階 〒300-1292 茨城県牛久市中央3丁目15番地1
電話番号:029-873-2111(内線3231、3232) ファックス番号:029-871-3246
メールでのお問い合わせはこちらアンケート
- 2023年8月31日
- 印刷する