作成日:2005/02/28


交通安全


歩行者に思いやりのある運転を

 「市内を走るドライバーのマナーが悪い」、市民(歩行者)の方から、そうした声が数多く寄せられています。車を運転する方にとっては、「歩行者や自転車の方こそ悪い」とのご意見もあるでしょう。
 しかしここで運転者の方に、今一度思い起こしていただきたいことがあります。
○あなたが運転している乗り物は、便利である反面、一歩間違えば危険な凶器となります。交通事故の怖さは、新聞などで報じられているとおりです。あなただけは別、そういった保証はどこにもありません。
○道路は公共の場であり、歩行者、自転車、車いすの方、さまざまな年齢の方が、それぞれの目的で使用し、使う人の分だけ都合があります。車を運転しているあなたの都合だけが優先され、エンジンの付いた車だけが優先的に道路を使えるわけではありません。
○運転免許を取得するときに、あなたはルールを学び、ルールを守り、人にやさしい運転をすることを約束したはずです。免許を持たない方より、あなたは何が危険か、何がいけないのか、多くのことを知っているはずです。歩行者、自転車を守るのは、ほかならぬあなたなのです。

免許取得10年以上のドライバーによる交通事故が6割を超える(平成16年)

 市内では毎年、600〜700件の人身交通事故が発生しています。そのうち免許取得10年以上の運転者による交通事故が、昨年は6割を超え、過去10年間の合計でも5割以上を占めています。
  発生総数(人)  免許取得10年以上(人)  構成率(%)
平成7年 482 187 38.3
平成8年 527 218 41.4
平成9年 481 232 48.2
平成10年 613 303 49.4
平成11年 637  320 50.2
  発生総数(人)  免許取得10年以上(人)  構成率(%)
平成12年 622 334 53.7
平成13年 649 372 57.3
平成14年 663 388 58.5
平成15年 725 442 61.0
平成16年  674 429 63.6
6,075 3,225 53.1

交通死亡事故多発

 昨年12月半ばごろから県内では交通死亡事故が多発し、その多発傾向は今年に入っても続いています。

1月末現在  死者数  36人  前年比 +19人  全国ワースト 1位

 スピードの出し過ぎなど無謀運転による事故や、道路横断中の高齢者が被害に遭う事故が多く発生しています。

確かめよう 歩行者 スピード 車間距離

問い合わせ 市交通防災課 電話029-873-2111(内線)1683〜1685

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