作成日:2004/10/27


保健センター通信

市健康管理課(保健センター) 
電話029-873-2111内線1741〜4

インフルエンザ予防接種で元気に冬を過ごしましょう!

 寒くて空気が乾燥する冬は、インフルエンザが流行する季節です。例年の最盛期は12月から2月です。今年も、そろそろインフルエンザの季節を迎えます。
 予防接種と日常生活の心掛けでインフルエンザを防ぎましょう。

インフルエンザは全身に症状の出る感染症

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。
 インフルエンザウイルスに感染後、1〜3日間の潜伏期間を経て、突然38〜40度の高熱が出て発病します。同時に、悪寒、頭痛、背中や手足の筋肉痛、関節痛、倦怠感などの全身症状も表れます。発熱は通常3〜7日間続きます。重症化すると体力のない高齢者や乳幼児などは生命にかかわりますので、特に注意が必要です。近年は治療法も急速に進歩しているので、風邪とは軽視しないで、早めに医療機関で受診してください。

高齢者

 全国的にみると、高齢者施設での集団感染が報告されています。心疾患、肺疾患、腎疾患などの基礎疾患を持っている人はひどくなることが多く、肺炎などの合併症を起こして死に至ることもあります。

乳幼児

 肺炎や気管支炎などの合併症以外にも、最近では乳幼児にみられる脳炎や脳症とインフルエンザの関係が注目されています。

インフルエンザは予防できます!

【予防接種編】

 インフルエンザの予防接種を受けたからといって、絶対にインフルエンザにかからないというわけではありません。成人の場合、インフルエンザの発病阻止率は約70〜90%、小児の場合はさらに低くなります。
 このデータを見ると、予防接種が無意味だと感じる方もいるのではないかと思いますが、ワクチンを投与することで体内に抗体をつくり、インフルエンザにかかりにくくしたり、かかっても重くならないようにするのが予防接種です。

【日常生活編】

@ 流行期には人込みを避ける

 人込みはなるべく避け、外出時はマスクをかけるようにしましょう。
 マスクをかけることによって、他人からの感染を防ぎ、また他人に感染させることを防ぐ効果があります。

A 外出後は、うがい、手洗いをする

 うがい、手洗いはもちろん、万全を期すために、洗える部分は洗うように心掛けてください。

B 室内の湿度を保つ

 インフルエンザウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。インフルエンザウイルスの活動を抑えるためにも、加湿器などを使って部屋の湿度を保ちましょう。その際、定期的に室内の換気も必ず行ってください。

C 体力を保つ

 体力が低下していると、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。バランスの取れた食事、十分な睡眠を心掛けてください。

65歳以上の方は、インフルエンザ予防接種の公費負担が受けられます!

【対象者】 市内に住所を有する方で
@65歳以上の方
A60〜64歳の方で身体障害者手帳(内部障害)1級の方
【接種期間】 12月28日(火)まで
【接種費用】 公費負担額 2,500円
接種料金のうち、2,500円は市が負担します。
差額分は自己負担となります。
 ただし、次の方は全額公費負担となります。
@ 生活保護受給者世帯の方
A 老齢福祉年金を受給している方
【接種場所】協力医療機関
※ 市では、対象者全員にインフルエンザ予防接種のお知らせ、協力医療機関一覧と受診券(予診票)を10月中旬に郵送しています。詳細は郵送されたものをご覧ください。接種期間中に誕生日を迎える方にも郵送していますが、誕生日を過ぎてから予防接種を受けましょう。

「楽ラフスペース」のご案内

 市保健センターでは、心の病を持つ方を対象にデイケア「楽ラフスペース」(※)を月1回行っています。参加者の話し合いでプログラムを決め、スポーツや手工芸などを通して自立や社会参加などを目的に活動しています。
 デイケアについてのご相談やお問い合わせは、市健康管理課(電話029-873-2111内線1744)までご連絡ください。
(※)楽ラフスペース…市保健センターで行っているデイケアの名称。参加者の皆さんが、気楽に、気軽に、そしてほっとするような居場所を想像して名付けました。

保健センターを名乗るいたずら電話にご注意を!!

 市保健センターの職員と名乗り、健康状態の詳細についていたずらに質問する電話がかかっています。不審な電話があった場合は、市保健センター(電話873-2111内線1741)までご連絡ください。

市政Q&A

 なぜ、公民館・市民センター・エスカードホールが生涯学習センターに変わったのですか?
 近年、生涯学習への意欲が高まり、生涯学習関連事業も高度化、多様化してきました。公民館においても講座などさまざまな学習機会を提供し生涯学習の振興に努めてきましたが、「公民館」という位置付けでは、一般団体の無料化や減免、そして法人関係の貸し出しについて制限がありました。
 今後、ますます家庭教育、学校教育、社会教育および文化の振興を視野に入れた生涯学習の振興を図ることが重要になることから、市民の要望に沿った利用と生涯学習に対する関心を高め、充実した生涯学習活動を推進するために、社会教育法の「公民館の類似施設」として条例を改正しました。その結果「公民館」という名称は使えなくなったため、今年4月から公民館・市民センター・エスカードホールを一本化し「生涯学習センター」に変更しました。
 変更内容は、中央生涯学習センターの午後10時までの利用時間の延長、減免規定を積極的に生かし無料で利用できる範囲の拡大、そして法人関係の研修や会議などでも利用できるようになりました。
 なお、名称変更に伴う看板などの工事費については、81万5千円の経費がかかりましたが、一方では、生涯学習センターの事業の見直しを行い、維持管理費などにおいて、現在、昨年度より412万円の経費の節減を図っています。今後、ますます多様化、高度化する市民の生涯学習ニーズに応えると共に、利用者の方々に使いやすい施設として運営していきます。

問い合わせ

・中央生涯学習センター 電話029-871-2300
・三日月橋生涯学習センター 電話029-874-1340
・奥野生涯学習センター 電話029-875-1133

問い合わせ 市健康管理課(保健センター)  電話029-873-2111内線1741〜4

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