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作成日:2006/10/31


新・牛久ごみニュース

ごみとお金のビミョウな関係

〜ごみの処分には「お金」がかかる? 〜

 ごみが環境に対してさまざまな問題を引き起こしていることを今までお知らせしてきました。しかし、ごみは環境だけでなく経済面、つまり「お金」に関してもわれわれに大きな影響を与えています。要らないものを処分するだけなのに、ひょっとしたら買った値段よりも高い処分費がかかっているかもしれない。そんな事実を皆さんご存じですか?

どうしてお金がかかるの?

主婦

 ごみを処分する際に絶対に気を付けなければならないことは、適正にそして安全に処理することです。それは今までお知らせしてきた、ごみが環境に対して与える影響を極力抑えることにほかなりません。環境に配慮した処理をするためには、場所を確保し、設備を投入し、人を配置するなど多額の経費がかかりますが、ごみは年々増加しています。このままごみが増え続ければ、当然処理にかかるお金も増えていくことになるのです。

どのくらいお金がかかっているの?

平成17年度ごみ処理コスト内訳

主婦

 ごみを処分するためには、焼却や埋め立てなどさまざまな工程があります。これらの処理には実は高額なコストがかかっています。集積所から回収してクリーンセンターまで運ぶためのコスト、クリーンセンターで分別・焼却するコスト、焼却灰や燃やせないものを埋め立てるコストなど、これらの工程を行うことで年間「約9億円」ものお金がかかっています(上記グラフ参照)。
 このため、市ではごみ処理にかかる経費削減に努め、その結果、ごみ排出量の増加にかかわらず、ここ数年で「約1億円」の経費削減をしてきました。しかし、市での経費削減にも限度があります。また、ごみが増え続けるかぎり、処理コストがすぐに増加してしまうことは残念ながら疑いありません。

そのお金は誰が払っているの?

主婦

 ごみの処理は、現在、皆さんが納めている税金などの公金で処理されています。しかし、皆さんの公金はごみ処理だけに使われているわけではありません。福祉や教育、道路や下水道などさまざまな形で皆さんに還元されていきます。その中でごみの処理に関するお金は、ごみを減らす努力次第で削減できるという特徴があります。ごみを好きなだけ出して、その処分に今まで以上のお金をかけるのであれば、ごみ処理にかかるお金を節約し、福祉や教育などを充実させる方が市民の皆さんにとって大切なことではないでしょうか。そのためにも、ごみの排出量を減らすことで、ごみ処理にかけるお金を節約することが必要なのです。
 それでは、ごみを削減するためにはどうしたら良いのでしょうか? 次回からはごみを削減するための行動についてお知らせしていきます。

コスト削減

問い合わせ 市清掃施設課 電話 873-2111 内線1571〜1572 
牛久クリーンセンター 電話 830-9333

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