作成日:2005/03/31



この時期よくある質問

 4月は就職や転職、退職など、大きな節目の時期です。新たな生活をスタートされる方は、新たな行政手続きも必要となりますので注意が必要です。今までは、親や会社が代わりにやってくれていた手続きを、自分でしなくてはならない場合もありますので、漏れのないようにしなくてはなりません。
 そこで、この時期よくある質問をまとめてみましたので、参考にしてください。

Q1、4月から会社に就職しましたが?

 これまで国民健康保険に加入していた方が、就職などの理由で会社の社会保険などに加入した場合、市役所に国保喪失の手続きをしなくてはなりません。会社では手続きを代行してくれませんので、ご注意ください。必要なものはA新しく加入した保険証B今まで使用していた国保の保険証C印鑑です。間違えて国保の保険証を使い続けると、後で手続きに時間がかかりますので、十分に注意しましょう。

Q2、3月で会社を退社しましたが?

 これまでは、会社でいろいろな手続きを代行してくれましたが、これからは自分のことは自分で手続きをしなくてはなりません。ほかの社会保険などに入る予定がない方は、国保に加入となりますので、A被保険者資格喪失証明書または退職証明書・離職票などいずれかの書類B印鑑C年金手帳(本人・配偶者)を持参の上、国保加入の手続きをしてください。

Q3、納付書はいつ送られてくるの?

 平成17年4月以降、新たに国保に加入された方の納付書は8月中旬に世帯主に送付します。なお、2月以前から継続して国保に加入されている方には、基本的に4月と8月の2回に分けて納付書を送付しますので、なくさないように大切に使用してください。なお、3月に加入した方には、5月と8八月に納付書を送付します。

Q4、世帯主だけに納付書が届きましたが…

 国保税は加入者個人ではなく、世帯主に納税義務があります。よって納付書は世帯主あてに送付しています。例えば、世帯主がサラリーマンなどで会社の社会保険に入っている場合でも、家族のどなたかが国保に加入している場合は、世帯主に請求がいきます。

Q5、退職して収入がないのに、国保税が高くないか?

 退職して初年度の国保税は、現年の所得ではなく、前年の所得、つまり働いていたときの所得をもとに算定します。ほとんどの方は、生涯のうちで退職前が一番給与をもらっていると思いますので、比較的国保税も高くなる傾向があります。ただし、退職して2年目からは、前年の所得が少なくなる方が多いので、国保税も低くなる傾向があります。退職しても継続して会社の保険を続けられる制度(任意継続という社会保険の制度)もありますので、どちらが有利か相談してみてはいかがでしょうか。

Q6、4月から保険証はどれを使うの?

国保の保険証は有効期限が1年間(4月1日〜翌年3月31日)となっています。平成17年度の保険証(薄い緑色のもの)は3月末に各世帯に郵送していますので、4月以降の受診の際には、新しいものを病院に提示してください。

問い合わせ 市医療年金課 電話029-873-2111

※ 今年度から「シリーズ国保」は、毎月1日号に掲載します。
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