RSウイルス母子免疫ワクチンについて(2026年3月25日更新)
RSウイルス母子免疫ワクチンが定期接種となります
定期接種の対象となるのは、妊婦の方に接種する「母子免疫ワクチン」のみとなります。
高齢者に対するRSウイルス感染症ワクチンや、子どもに接種する「抗体製剤」は定期接種の対象とならず、全額自己負担となりますので、ご注意ください。
予防接種の予防効果について
RSウイルス感染症予防接種はこの仕組みを利用して、妊婦の方に予防接種を行い、母体で作られた抗体の一部を赤ちゃんが受け取り、出生後にRSウイルス感染症に罹患した際の重症化を予防します。
ワクチン接種によりRSウイルス感染症の重症化を防ぐ効果は、生後90日までで81.8%、生後180日まででは69.4%とされています。
なお、妊婦さんの体の中で作られた抗体が赤ちゃんに移行するため、ワクチンを接種してから14日以内に生まれた赤ちゃんの場合、抗体の移行が十分でない可能性があります。
対象者
- 上記の妊娠週数以外の方は定期接種の対象とはなりません。
- 接種後14日以内の出生では、胎児への抗体の移行が十分でない可能性があります。計画分娩を予定されている方も含め、接種のスケジュールについてはかかりつけの産婦人科医とご相談ください。
接種回数
妊娠ごとに1回接種
自己負担金
原則、全額公費負担 *茨城県内協力医療機関以外での接種は、一部自己負担が生じる場合があります。
定期接種開始日
令和8年4月1日から
接種するワクチン
組換えRSウイルスワクチン(商品名:アブリスボ)
実施医療機関
原則かかりつけ産婦人科医院での接種をご検討ください。
*県内協力医療機関については、決まり次第、ホームページでお知らせいたします。
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里帰り先等、協力医療機関外で接種する場合、接種前に手続きが必要です。詳細は健康づくり推進課までお問い合わせください。
予診票について
- 既に妊娠届出を提出している方のうち出産予定日が令和8年4月23日以降の方➡令和8年3月末までに個別通知します
- 令和8年4月1日以降に妊娠届出を提出する方➡母子健康手帳発行時に配布する妊婦健康診査受診票の冊子に綴じ込みされています
*対象者で予診票が届いていない方は健康づくり推進課までご連絡ください。
RSウイルス感染症について
RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6ヶ月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。
潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続きその後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。重篤な合併症として注意すべきものには、1歳以下では中耳炎の合併症がよくみられる他、無呼吸発作、急性脳症等があります。
日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒し、流水・石鹸による手洗い、またはアルコール製剤による手指衛生を行うことが重要です。また、鼻汁、咳などの呼吸器症状がある場合はマスクが着用できる年齢の子どもや大人はマスクを使用することや、手洗いや手指衛生といった基本的な対策の徹底を行うことが大切です。
厚生労働省ホームページ(RSウイルス感染症)外部リンク
厚生労働省ホームページ(RSウイルス感染症Q&A)外部リンク
よくある質問
このワクチンは打たなければいけないのですか?
いつまでに接種をする必要がありますか?
接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないため、出産の14日前までに接種を完了させることが望ましいとされています。ただし、出産予定の14日前以降であっても、対象期間内(妊娠28週0日から36週6日まで)であれば、医師と相談の上、定期接種として接種することができます。
2026年3月以前や、妊娠27週までの接種に費用助成はありますか?
ワクチンの副反応はありますか?
主な副反応は、接種部位の痛み(40.6%)、頭痛(31%)、筋肉痛(26.5%)、赤みや腫れ(10%未満)と報告されています。
妊婦健診を受診している医療機関以外でワクチンを接種することはできますか?
ワクチンにはどれくらい効果がありますか?
なお、妊婦さんの体の中で作られた抗体が赤ちゃんに移行するため、ワクチンを接種してから14日以内に生まれた赤ちゃんの場合、抗体の移行が十分でない可能性があります。
他のワクチンとの同時接種はできますか?
他のワクチンとの接種間隔について特段の定めはありません。ただし、百日せき菌抗原を含有するワクチンと同時接種すると、百日せき菌抗原に対する免疫応答が低下するとの報告があり、併用に注意することとされています。
同時接種を希望する場合は、接種前に医師にご相談ください。
(1):感染している人が触ったものを触ったり、口に入れたりすることで感染すること
(2):感染している人と会話をした際など、しぶきを吸い込むことで感染すること
兄弟姉妹児がいると家庭内で感染が広がりやすいとも言われています。
健康被害救済制度について
予防接種の副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害が残ったりなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けられる場合があります。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康づくり推進課です。
保健センター 〒300-1292 茨城県牛久市中央3丁目15番地1
電話番号:029-873-2111(内線1741~1747) ファックス番号:029-873-1775
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