うしくを楽しむ

牛久沼周辺

茨城観光百選にも選ばれている牛久沼には風光明媚な景色が広がっています。はるか富士山や筑波山を望む穏やかな水面は四季折々の表情を映し出し、多くの詩人や文人、画家たちに愛されてきました。釣り糸を垂れる人やカメラを構える人の姿も多くみられ、市民の憩いの水辺として親しまれています。また古くから「河童松」や「河童の秘薬」などの河童にまつわる伝説も語り継がれています。

牛久市観光アヤメ園

観光地紹介 牛久沼周辺(あやめ園)

総面積8,000mの敷地に約200品種、2万本のアヤメ、ハナショウブ、カキツバタが植えられています。毎年6月初旬から開花し、一番の見ごろは中旬で、下旬まで楽しめます。またこの周辺では、春には稲荷川ほとりの桜並木、秋には園路沿いのヒガンバナと、季節ごとの彩を見せてくれます。

所在地

牛久市城中町2831-2

牛久市住井すゑ文学館

観光地紹介 牛久沼周辺(住井すゑ文学館)

住井すゑは奈良県出身の作家で、昭和10年に農民文学者の夫・犬田卯の郷里である牛久沼のほとりに家族で移住しました。以来この地で執筆活動を行い、自由と平等を訴える作品を数多く発表しました。なかでも長篇小説『橋のない川』は大ベストセラーとなり、映画化もされました。住井すゑの「旧宅を改修し、原稿やゆかりの作品を紹介しています(展示替えあり)

所在地

牛久市城中町77

小川芋銭記念館 雲魚亭

観光地紹介 牛久沼周辺(小川芋銭記念館 雲魚亭)

日本画家・小川芋銭の最晩年に建てられた住まいを兼ねたアトリエです。芋銭は昭和12年に入居し、作品制作や『河童百図』刊行のため、多忙な日々を送りました。しかし年が明けた昭和13年1月、脳血で倒れ、以後、療養につとめましたが、同年12月に亡くなりました。現在は「小川芋銭記念館」として、一般に公開されています。

所在地

牛久市城中2690-3

河童の碑

観光地紹介 牛久沼周辺(河童の碑)

昭和27年に小川芋銭を慕う池田龍一らにより建てられました。碑の正面には河童の絵、裏には芋銭の略歴が刻まれています。

所在地

牛久市城中町2717