令和6年度からの牛久市学校教育指導方針に基づく教育の状況について(2024年12月6日更新)
日頃より、本市学校教育へのご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
3月に保護者の皆さまへお知らせした、「令和6年度からの学校教育方針」に基づき実施しております、学校教育の取組状況についてお知らせいたします。
1 令和6年度からの牛久市学校教育指導方針のポイント
これまでの方針を見直すとともに、教育委員会主体で行う研修を見直して以下の取り組みを行っています。
「子どもと教師それぞれに寄り添う施策の推進」
(1)パソコンを活用した、個別最適な学びと協働的な学びを実現する授業の工夫
(2)教師の資質や能力向上のための研修と負担軽減のための工夫
(3)児童生徒と教師が、個別に向き合う時間の確保
2 方針に基づく学校教育の取組状況
(1)パソコンを日常的に活用した授業が実践されています。昨年1年間と今年度4月から7月の3ヶ月間の活用率を比較すると、教師が毎日活用している割合は、中学校で2倍、小学校では2.5倍となっています。児童生徒が毎日活用している割合は、中学校で3倍、小学校で4倍となっています。個別最適な学びと協働的な学びを実現するために、授業の工夫も行っています(詳細は別項目に記載)。
(2)「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指して、教師がそれぞれのテーマに基づいて自主課題型研修を行っています。グループでの討論の場も設定することで、各教師の目標に応じた資質能力の向上のための研修と研修に伴う負担軽減につながっています。
(3)「月に1回は児童生徒と教師が個別に話すこと」など、児童生徒と教師が、積極的に向き合う時間を増やす努力をしています。いじめや不登校も10月現在、2割減となっています。
3 具体的な授業の工夫
授業の流れ
学習のねらいや目標を明確にした「課題」、定着のための「まとめ」、個での「振り返り」を行っています。
興味・関心を高める
導入の工夫、魅力的な課題
個で考える時間の確保
振り返りによる
個の学びの確認
学びの形態
学習のねらい達成のために「ペアやグループ」「先生と一緒に」「個」と学習形態も工夫しています。教科や単元の特性に応じて形態を変化させています。
ペアやグループの仲間と学ぶ
教師と一緒に学ぶ
一人で学び進める
効果的な習得のために
学習のねらいを達成するために必要な活動を精選して学びを深めます。学びを助ける板書の工夫も行っています。
具体物を操作しながら学ぶ
自分の考えをまとめる
時間の設定
少人数で習熟度別学習
適用練習など繰り返し行い
習得する時間の設定
学びと思考の過程が残る板書
振り返りにもつながる板書
ICT活用
児童生徒、教員ともにパソコンを文房具のように活用し、主体的で多様な学びで「個別最適な学び」と「協働的学び」を目指します。
パソコンで級友の考えを
簡単に共有
(学びを深める手立て)
ICTを文房具のように活用して
学び続ける子どもたち
学んだこと、疑問等を
色分けして振り返りを共有
外国の人と即興的な会話やプレゼンテーションにチャレンジ
コミュニケーションを行う「目的」「場面」「状況」を明確に設定した言語活動が可能
課題解決へ
各教科で学習したことを総合的な学習の時間や実際の場面で活用・発揮できるようにしていきます。
習得した基礎・基本を活用し
身近なデータを整理・分析
社会科で「茨城」について学習したことを基に茨城の魅力を探る
通学路の安全・防犯について地域の人と学ぶ「ぼうさい探検隊」
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは教育支援課です。
ひたち野リフレビル5階 〒300-1207 ひたち野東1丁目33番地6
電話番号:029-873-2111(内線3311~3316) ファックス番号:029-873-1238
メールでのお問い合わせはこちら