ヤングケアラーについて(2025年4月2日更新)
ヤングケアラーとは
ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の子どものことです。責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。
ヤングケアラーとは、例えばこんな子どもたちです
・障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている
・家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
・障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている
・目の離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている
・日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている
・家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている
・アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している
・がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている
・障がいや病気のある家族の身の回りの世話をしている
・障がいや病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている
自分はヤングケアラーかもしれないと思ったら
家族の手伝い・手助けをするのは「ふつうのこと」と思うかもしれません。でも、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合は、すこし注意が必要です。
自分のことや家のことを話すのは勇気がいると思います。
でも、あなたの話を聞いて、共感して、サポートしてくれる人は必ずいます。
学校の先生、スクールカウンセラー、親戚の人、友達など、信頼できる方に話してみましょう。
また、こども家庭課には家庭相談員がおりますので、自分のこと、家族のことで悩んだら、お気軽にご連絡ください。一緒に考えていきましょう。もしかしたら、話すだけでも気持ちが軽くなるかもしれません。
牛久市こども家庭課(家庭児童相談室) 電話:029-873-2111(平日8:30~17:15) メール:kodomo@city.ushiku.ibaraki.jp(返信は平日になります)
周囲の大人・関係機関の皆さんへ
ヤングケアラーは、家庭内のことで問題が表に出にくいことや、本人や家族に自覚がないことも多いことから、なかなか実態が周囲に把握されにくい状況にあります。また、子どもの中には家族の状況を知られることを恥ずかしいと思うことも多く、配慮が必要です。関わる際は、まずしっかりと子どもの気持ちに寄り添い、話を聞くことが大切です。
まず、周囲の大人がヤングケアラーについて理解し、子どものちょっとした変化からSOSに早期に気付くことができる環境をつくっていくことが必要です。
子どもが子どもらしい生活を送ることができるよう、周りの大人たちで温かく見守っていきましょう。
ヤングケアラーについての情報や相談窓口
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせはこども局こどもの未来応援センターです。
保健センター 〒3001292 茨城県牛久市中央3丁目15番地1
電話番号:029-873-2111(内線1921~1923) ファックス番号:029-873-1775
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