災害への備え(2024年2月5日更新)
- 地震に備えて(その1、その2)
- 風水害に備えて
- 土砂災害に備えて
- 台風に備えて
- 竜巻に備えて
- 火災に備えて(その1、その2)
- 大雪や路面の凍結時に備えて
- 落雷に備えて
- 噴火による降灰に備えて
- 弾道ミサイル落下時の行動について
- 原子力防災
地震に備えて(その1)
- 家具類の転倒・落下・移動防止をしておきましょう。
・家具やテレビ、パソコンなどを固定し、転倒や落下防止措置をしておく。
・照明器具は、鎖と金具を使って固定しておく。
・出入り口や通路には、物を置かないようにしておく。 - けがの防止対策をしておきましょう。
・散乱物でケガをしないように、スリッパやスニーカーなどを準備しておく。
・停電に備えて懐中電灯をすぐに使える場所に置いておく。
・食器棚や窓ガラスなどには、ガラスの飛散防止措置をしておく。 - 家屋や塀の強度を確認しておきましょう。
・家屋の耐震診断を受け、必要な補強をしておくブロックやコンクリートなどの塀は、倒れないように補強しておく。 - 消火の備えをしておきましょう。
・火災の発生に備えて消火器の準備や風呂の水のくみ置きをしておく。 - 火災発生の早期発見と防止対策をしておきましょう。
・火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を設置しておく。
・普段使用しない電気器具は、差込みプラグをコンセントから抜いておく。
・大きな揺れの後は、念のため使用中の電気器具類のスイッチを切っておく。 - 非常用品を備えておきましょう。
・非常用品は、置く場所を決めて準備しておく。
・車載ジャッキやカーラジオなど、身の周りにあるものの活用を考えておく。 - 家族で話し合っておきましょう。
・地震が発生した時の出火防止や初期消火など、家族の役割分担を決めておく。
・家族が離れ離れになった場合の安否確認の方法や集合場所などを決めておく。
・家族で避難場所や避難経路を確認しておく。
普段のつき合いを大切にするなど、隣り近所との協力体制を話し合っておく。 - 地域の危険性を把握しておきましょう。
・自分の住む地域の危険箇所を確認しておく。
・ブロック塀、石塀、電柱、自動販売機等から離れ、落下物にも注意する。 - 防災知識を身につけておきましょう。
・講習会等に参加し、防災の知識を身に付けておく。 - 防災行動力を高めておきましょう。
・日頃から防災訓練に参加して、初期消火、救出、応急救護、避難要領などを身につけておく。
地震に備えて(その2) 地震が発生・その時の対応
- 地震だ まずはしっかり 身の安全
・地震の時は、まず安全ゾーンへの退避や机の下に身を隠すなど身の安全を図り、揺れがおさまるまで様子をみましょう。
※〈安全ゾーン〉(転倒落下物の無い、閉じ込められない場所) - 落ち着いて 火の元確認 初期消火
・火を使っている時は、揺れがおさまってから、あわてずに火の始末をしましょう。
・出火した時は、落ちついて消火しましょう。 - 大きな揺れ あわてた行動 けがのもと
・屋内で転倒、落下した家具類やガラスの破片などに注意しましょう。 - 戸を開けて 避難通路や 出口を確保
・揺れがおさまった時に、避難できるよう出口を確保しましょう。 - 落下物 あわてて外に 飛び出さない
・瓦、窓ガラス、看板などが落ちてくるので注意しましょう。 - 狭い路地 門や塀には 近寄らない
・屋外で揺れを感じたら、ブロック塀、崖や川辺に近寄らないようにしましょう。 - 落ち着いて 正しい情報 確かな行動
・ラジオやテレビ、消防署、行政などから正しい情報を得るようにしましょう。 - 確かめよう わが家の安全 隣りの安否
・わが家の安全を確認後、近隣の安否を確認しましょう。 - 地域の輪 協力し合って 救出・救護
・倒壊家屋や転倒家具などの下敷きになった人を近隣で協力し、救出、救護しましょう。 - 避難の前 確認しよう 電気・ガス
・避難が必要な時には、ブレーカーを切り、ガスの元栓を締めて避難しましょう。 - 避難時は 原則徒歩で 持ち物少なく
・車の使用は渋滞を生じさせ、緊急車両の通行の妨げとなります。
・迅速な避難のため持ち物は最小限にしましょう。
参考:
「地震などの災害に備えて」についての資料(総務省消防庁)(外部リンク)
「緊急地震速報」リーフレット(気象庁)(外部リンク)
「緊急地震速報って知っている!?」子ども用リーフレット(気象庁)(外部リンク)
「地震では、どのような災害が起こるのか」(首相官邸)(外部リンク)
「知ってる?長周期地震動のこと」(外部リンク)
災害時に備えて今できること ⾃ら避難することが困難な⽅へ (内閣府)(外部リンク)
風水害に備えて
- 河川・がけ等の危険な場所に近づかないようにしましょう。
・雨で増水した小川や側溝は境界が見えにくくなり、転落事故が発生します。また、がけ崩れも発生しやすくなっています。
・日ごろ安全と思われている場所でも油断せず、これらの場所にはむやみに近づかないようにしましょう。 - 情報を集めましょう。
・市では台風が接近し、被害の発生の恐れがある場合は、防災行政無線・牛久市ホームページ・メール情報サービス・ラジオ(牛久コミュニティFM(85.4MHz))、広報車などを活用し情報提供を行いますので、情報を集めて適切な行動をとってください。 - 簡単な浸水対策をしましょう。
・自家用車が浸水する恐れがある場合、あらかじめ移動させておきましょう。また、これまでの経験から床下、床上浸水の被害が発生しやすい地域においては、土のうを置いたり家財などを上階に上げておきましょう。 - 適切な避難行動をとってください。
・市では台風が接近し、避難の必要がある場合は避難準備情報・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示(緊急)を発令しますが、身の危険を感じたら自主的に避難行動を開始しましょう。
・避難が夜間である場合やすでに浸水してしまっている場合は、垂直避難(※)をしましょう。
※垂直避難 : 急激な降雨や浸水、夜間の避難での歩行等が危険な状態になった場合は、自宅や隣接建物の2階等へ緊急的に一時避難すること。
参考:
リーフレット「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」(外部リンク)
「急な大雨・雷・竜巻 ナウキャストの利用と防災」リーフレット(気象庁)(外部リンク)
「気象情報を活用して早めの避難を」リーフレット(気象庁)(外部リンク)
集中豪雨への備え(気象庁)リーフレット(外部リンク)
「大雨・台風では、どのような災害が起こるのか」(首相官邸)(外部リンク)
土砂災害に備えて
がけ崩れや土石流、地すべりなどの土砂災害は毎年のように発生し、大きな被害をもたらします。土砂災害は特に台風や大雨、地震などにより発生しやすくなるため、被害を防ぐためにも土砂災害に対する基本的な知識を持つことが重要です。土砂災害から身を守るためにも次のことを確認しておきましょう。
-
住んでいる場所が「土砂災害危険箇所」および「土砂災害警戒区域」かどうか確認しましょう。
・土砂災害発生のおそれのある区域を「土砂災害危険箇所」、土砂災害防止法に基づき指定された位置を「土砂災害警戒区域」とされています。
・事前に確認しておくことが重要です。 -
雨が降り出したら土砂災害警戒情報に注意しましょう。
・雨が降り出したら、「土砂災害警戒情報」に注意しましょう。
・土砂災害警戒情報は大雨による土砂災害発生の危険度が高まったときに、茨城県と水戸気象台が共同で発表する防災情報です。また、牛久市では土砂災害警戒情報が発表されたら、防災行政無線・牛久市ホームページ・メール情報サービス・ラジオ(牛久コミュニティFM(85.4MHz))、広報車などを活用し情報提供を行います。 - 土砂災害警戒情報が発表されたら早めに避難しましょう。
・土砂災害警戒情報が発表されたら、早めに近くの避難場所など、安全な場所に避難しましょう。
参考:
土砂災害に関する資料(「茨城県土砂災害」)(外部リンク)
水害・土砂災害から家族と地域を守るには(内閣府)(外部リンク)
台風に備えて
台風とは 北西太平洋で発生した、「熱帯低気圧」のうち、中心付近の最大風速がおよそ17m/s以上のものを台風と呼びます。 台風は、6月から10月がおもなシーズンで、豪雨・強風により多くの被害を発生させます。
<台風の対処法>
- 普段からの備え
・気象情報の入手先や避難所等を確認しておきましょう。
・排水溝や雨どいなどを掃除しておきましょう。 - 台風が数日中に近付きそうな時
・最新の情報を利用するようにしましょう。
・家の外の備えをしましょう。飛びそうなものは片づけるか固定をしましょう。
・家の中の備えをしましょう。非常用品の確認や、水の備えをしましょう。 - 台風が近づいた時
・危険な場所には絶対に近づかないようにしましょう。
・風が強い時は飛散物が危険なため、外出は控えましょう。
・雨戸を閉め、カーテンを引いておきましょう。
・台風が温帯低気圧変わっても要注意です。台風が通り過ぎたり、温帯低気圧位に変わったりしても、警報や注意報が解除されるまでは、警戒を続けましょう。
・切れて垂れ下がっている電線には、絶対に手を触れないでください。
参考:
台風に関する情報(外部リンク)
「台風情報の使い方」リーフレット(気象庁)(外部リンク)
「大雨・台風では、どのような災害が起こるのか」(首相官邸)(外部リンク)
竜巻に備えて
- 竜巻とはこのような現象です。
・竜巻は、発達した積乱雲に伴って発生する激しい渦巻きです。
・ろうと状や柱状の雲を伴っています。
・台風、寒冷前線、低気圧などに伴って発生します。
・短時間で狭い範囲に集中して甚大な被害をもたらします。
・移動スピードが非常に速い場合があります。 - 竜巻の発生時に、よく現れる現象です。
・真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなります。
・雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりします。
・ヒヤッとした冷たい風が吹き出します。
・大粒の雨や「ひょう」が降り出します。
・被害は、長さ数km、幅数十~数百mの狭い範囲に集中します。 - 竜巻が間近に迫ったら…
屋外では
・頑丈な構造物の物陰に入って身を小さくします。
・シャッター・雨戸を閉めます。
・物置や車庫・プレハブ(仮設建造物)への避難は危険です。
・電柱や太い樹木であっても倒壊することがあり、近づくと危険です。
屋内では
・1階の窓のない部屋に移動します。
・窓やカーテンを閉めます。
・丈夫な机やテーブルの下に入る等、身を小さくして頭を守ります。
・窓から離れる。大きなガラス窓の下や周囲は大変危険です。 - 速やかに情報を把握しましょう。
テレビやラジオの気象情報や市町村からの防災無線等で提供される防災情報(「竜巻注意情報」)に注意してください!
参考:
「竜巻から身を守る」リーフレット(気象庁)(外部リンク)
「竜巻から身を守ろう~自らの身を守るために」リーフレット(内閣府・気象庁)(外部リンク)
「竜巻では、どのような災害が起こるのか」(首相官邸)(外部リンク)
火災に備えて(その1) 火災予防
火災予防を万全にして、身近な火災の発生を未然に防ぎましょう。
-
- コンロ
・使用中は、コンロのそばを離れず、離れる際は、必ず火を消しましょう。 - たばこ
・寝たばこ・たばこの投げ捨てをせず、吸殻は、火を確実に消しましょう。 - 放火
・家の周りは、整理整頓をして、燃えやすい物を放置しない。地域で見回りをするなど、地域全体で放火されにくい環境をつくりましょう。 - ストーブ
・ストーブの付近には燃えやすいものを置かず、給油や移動するときは火を消しましょう。また、外出時、就寝時は必ず火を消しましょう。 - 配線器具
・プラグやコンセントは、定期的に掃除しましょう。また、たこ足配線をやめ、コードの上には重いものを載せないようにしましょう。 - たき火
○野外焼却(野焼き)は原則禁止されています。
○野外焼却の例外に該当する場合において、廃棄物を焼却する場合の注意事項は下記をご覧ください。
・風の強い時や乾燥している時を避け、途中で風が強くなってきた場合は中止してください。
・燃え移る可能性のある周囲の枯れ草などを、刈り取ってから行ってください。
・十分な消火用の水を準備し、終わった後には完全に火を消してください。
・周辺地域の住民に迷惑を与えないよう、少量ずつ焼却してください。
・焼却中は目を離さずに、しっかり監視をしてください。火をつけたままその場を離れることは絶対しないでください。
・一般ごみとして出せる廃棄物は、市指定のごみ袋に入れて、地区ごとの収集日に少量ずつ出すようにしてください。
- コンロ
※あなたの家に、住宅用火災警報器および消火器を備えましょう。
火災に備えて(その2) 火災発生時の初期対応
火災は、発生させないことが大切ですが、万が一火災になってしまった場合は、初期の対応が重要です。
- 見つけたら早く知らせる
・火災を見つけたら、自分ひとりだけで消そうと思わないで、大声で「火事だ!」 と周囲の人に知らせ、消防署(119番)への通報や初期消火に協力してもらいましょう。 - 早く消火する
・周囲に火災を知らせた後は、素早く消火器などで初期消火に努めましょう。消火器がない場合は、水をかける(油・電気火災を除く)、濡れたシーツや毛布で火を覆うなど、身の回りで使える消火方法をおさえておきましょう。 - 早く逃げる
・天井に火が燃え移ったり、自分の手に負えない場合は迷わず逃げましょう。煙が立ち込めたら、タオル、ハンカチ、衣類の袖口などで口と鼻を覆い、できるだけ低い姿勢で出口へ。
参考:
わたしの防災サバイバル手帳(総務省消防庁)(外部リンク)
大雪や路面の凍結時に備えて
大雪や路面が凍結した場合、車のタイヤが雪で埋まったり、路面が滑りやすくなり、交通事故や転倒事故が多発します。積雪や路面の凍結には備えと注意が必要です。
- 早目の気象情報の収集
・テレビ、ラジオ、インターネット、市ホームページ、SNSなどで、最新の気象情報や警報・注意報を収集しましょう。 - 不要不急の外出を控える
・大雪の予報が出たら、外出しないで済むように食料の備蓄をし、停電に備えて電気がなくても暖がとれる準備をしておきましょう。 - 外出時は転ばないようにする
・滑りにくい長靴などを履き、帽子・手袋をしましょう。
・頭上や、足元に十分注意しゆっくり歩きましょう。(歩幅は狭く、まっすぐ踏み込む。)
・二輪車は滑りやすく危険ですので、乗らないようにしましょう。 - やむをえず自動車を利用する場合には
・冬用タイヤやチェーンを装着するようにしましょう。
・急発進、急ブレーキ、急ハンドルはやめましょう。
・スピードは出さず十分な車間距離をとり、早めのブレーキを心掛けましょう。
・時間に十分余裕をもって行動するようにしましょう。
・マフラーの排気口が雪で埋まらないように注意しましょう。
「雪害では、どのような災害がおきるのか」(首相官邸)(外部リンク)
最新の気象情報
気象庁では最新の気象情報のほか、警報が出る可能性など、さまざまな情報を発信しています。情報をこまめに確認し、外出を控えたり早めの帰宅などを検討してください。
落雷に備えて
- 屋外にいた場合
○稲光が見えたり、黒雲が垂れこめ、大粒の雨が降ったり、突風が吹いたりしたら落雷への注意が必要です。
○雷鳴が聞こえたりしたら
・鉄筋コンクリート建築物や自動車など、安全な空間に避難しましょう。
・高い樹木や電柱から4メートル以上離れましょう。
・ゴルフ場であれば避雷小屋に入りましょう。
・原っぱで平らで何もない所では、低い場所(溝など)で低い姿勢をとりましょう。
・海や川にいたら、できるだけ早く陸に上がりましょう。 - 屋内にいる場合
・木造建築の内部も基本的に安全ですが、全ての電気器具、天井・壁から1m以上離れれば更に安全です。
・パソコン・電子機器・家電製品の基板や電源部を破壊する場合があります。電気機器などをコンセントから抜いておきましょう。
参考:
「急な大雨・雷・竜巻 ナウキャストの利用と防災」リーフレット(気象庁)(外部リンク)
噴火による降灰に備えて
- 降灰が予想される場合
・テレビ、ラジオ、インターネット、市ホームページ、SNSなどからの噴火や降灰に関する情報を収集しましょう。
・マスクやゴーグルの準備、火山灰の清掃用品も準備しておきましょう。
・しばらく外出できないことを想定して、自宅に十分な水と食料、医薬品を確保しましょう。
・ラジオ・懐中電灯などの防災用品も準備しておきましょう。 - 屋外で降灰に気づいたときは
・建物や車の中など、安全を確保できる場所になるべく早く避難しましょう。
・コンタクトレンズはできるだけ早くはずしましょう。 - 降灰中は
・なるべく屋内にとどまりましょう。
・屋内に火山灰が入らないように窓を閉め、ドア、窓、換気扇等の隙間などには目張りをしましょう。
・パソコンやカメラ等の電子機器・精密機器は、内部に火山灰が入ると故障することがあるので、密封できるビニール袋などに収納しておくことが望ましい。
・外出については、マスクやゴーグルの着用や傘の使用、ハンカチなどで口元を覆う等、目やのどを保護しましょう。
・家に入る前には、上着を脱いで、灰を叩き、靴底をマットでふき取るなど、火山灰を屋内に持ち込まないようにしましょう。 - 車を運転する場合には
・ライトの点灯やワイパーを使用し視界を確保しましょう。
・滑りやすくなるため、スリップに注意しましょう。
参考:
「火山噴火では、どのような災害が起こるのか」(首相官邸)(外部リンク)
原子力防災
原子力防災(茨城県)(外部リンク)
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