第4回市内公道上の空間放射線量率測定結果(平成25年度後期実施)(2022年6月16日更新)
市内公道上の空間放射線量率測定結果(第4回)
空間放射線量率約54%減少(H23.12月比)
市では、移動型放射線測定装置を用いた車両走行による、市内の主な道路上の空間放射線量率測定をこれまで継続的に実施しております。このほど第4回目の測定結果がまとまりましたのでお知らせします。また、測定やデータのまとめにつきましては、茨城県立医療大学保健医療学部放射線技術科教授の佐藤 斉先生に引き続きご協力していただいております。
第4回測定結果
(測定装置) A2706型:CLER-PULSE
(測定期間) 平成25年11月25日から12月4日
(測定高) 地上1m
下記分割図A~Hをクリックすると上記分布図の赤い実線で区切られたA~Hの各分割図が新しいウインドウで拡大表示されます
分割図A | 分割図D | - |
分割図B | 分割図E | 分割図G |
分割図C | 分割図F | 分割図H |
○線量別の測定データ数(全14,982ポイント)
空間線量率 (μSv/h) |
-0.10 | 0.10-0.15 | 0.15-0.20 | 0.20-0.23 | 0.23-0.25 | 0.25-0.30 |
測定数(個) | 8,791 | 5,515 | 656 | 19 | 0 | 1 |
割合(%) | 59 | 37 | 4 | 0 | 0 | 0 |
○ 平均値マップによる第1回目との比較
54%減少 |
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平成23年12月(第1回) | 平成25年12月(第4回) |
測定実施期間 | 2011/12 | 2012/6 | 2013/6 | 2013/12 | |
測定数(個) | 13,453 | 14,177 | 15,761 | 14,982 | |
空間線量率 (μSv/h) |
平均値(メッシュ毎) | 0.202 | 0.151 | 0.111 | 0.092 |
最大値(メッシュ毎) | 0.271 | 0.215 | 0.182 | 0.135 | |
全測定箇所の最大値 | 0.440 | 0.575 | 0.338 | 0.250 |
市内を300m四方のメッシュで分割して、空間線量率の平均値を求めると、毎時0.23マイクロシーベルトを超えるメッシュは前回に引き続きひとつもありませんでした。2年前に実施した第1回の結果と比較すると空間線量率が約54%減少しています。毎時0.23マイクロシーベルトは年間被ばく線量1ミリシーベルトにあたり、公道上の平均値としては、市除染実施計画の目標としている追加被ばく線量年間1ミリシーベルト以下の環境になっていることがうかがえます。
佐藤先生のコメント
公道上の空間線量率は、放射性セシウムの物理的半減期による減衰と,地形や風雨の効果により減少しています。今後は,健全な生活を維持するために,日常の生活環境中で空間線量率が高い場所について必要な対策を行うことが必要と考えます。 |
日常の生活環境中で空間線量率が高い場所について対策を行うことが必要と佐藤先生のコメントにもあります通り、牛久市では現在市内をエリア分けして住宅地の測定を順次実施しております。平成25年度実施分の結果につきましてはこちらをご覧ください。
また、公道上の空間放射線量率測定につきましては26年度も引き続き実施する予定です
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