作成日:2004/11/29


話題 街にひろう


昔の遊びって面白い 秋のお楽しみ会開催

 11月5日、中根小学校で毎年恒例の「秋のお楽しみ会」が行われました。
 これは、田植えや稲刈りに協力してくれたスクールボランティアの方々や祖父母の方々を招き、全校児童が学校の前の田んぼを借りて育てたお米(マンゲツモチ)でもちつきをしたり、昔の遊びを一緒に行うものです。
 開会式で山当梺j校長先生は「自然の恵みやいろいろお世話になった方々に感謝しましょう。そしてつきたてのおもちを食べて笑顔で過ごしてください」とあいさつ。また、石井美知夫PТA会長も「昔の遊びの中から昔の知恵を学んでください」とあいさつしました。
 まず、1・2年生がもちつきをし、他学年は教室で「だるま落し」、「すごろく」や「あやとり」などの昔の遊びを行い、児童らは夢中になって遊んでいました。また、このお楽しみ会は、6年生が先頭に立って、かまど係、もちつき係、もち丸め係や接待係などに分担され、行いました。みんな楽しみにしていたこともあり、つきたてのきな粉もちやお雑煮をみんなでおいしそうに食べていました。(写真)地域の方と一緒に「だるま落とし」や「すごろく」など、昔の遊びで楽しむ児童たち

河童大根を学校給食へ 大根生産部会が河童大根を寄付

 度重なる台風の影響で野菜が高騰している中、市内の子どもたちに、学校給食の食材として役立ててもらおうと11月10日、JA竜ケ崎市牛久大根生産部会(代表・山岡正男さん)から河童大根(250kg)が寄贈されました。
 牛久市の特産品である河童大根は福天下という品種で、切り口がいつまでもみずみずしく、長持ちするのが特徴です。東京の市場(多摩と千住)へ出荷し、その後、沖縄県に直送され、豚肉の角煮の合わせ煮として評判が良く、使用されています。(写真)JA竜ケ崎市牛久大根生産部会の皆さんから箱入りの立派な大根を手渡された池辺市長(写真右)

上町分団準優勝 第55回茨城県消防ポンプ操法競技大会稲敷地区大会

 10月31日、龍ケ崎市役所駐車場で行われた消防操法大会には、牛久市をはじめ、稲敷地区の市町村を代表する9団体が参加しました。この大会は、火災現場などで必要となる迅速で正確な動きを競い鍛錬するため、毎年開催されています。牛久市からは、牛久市消防団第一分団(上町)が小型ポンプの部に出場。日ごろの訓練の成果を発揮し、10数年ぶりに準優勝という優秀な成績を収めました。(写真) 的を目掛けて放水し、的が倒れるまでの迅速で確実な操作を競います

牛久市を美しいまちに 公園里親制度がスタート

 11月5日、市役所で刈谷自治会の皆川國憲会長と池辺市長との間で、刈谷第二街区公園(刈谷1丁目)における公園里親制度の合意書取り交し式が行われました。 
 公園里親制度とは、市内の公園を里子に見たて、市民の皆さんが、住んでいる近所の公園の里親となって公園を育て、市がこれを支援する制度です。
 市では平成15年7月にこの制度を立ち上げ、協議を進めてきましたが、このほど市の公園里親第1号として、刈谷自治会が刈谷第二街区公園で里親活動を始めることになりました。刈谷自治会と市行政が両者のパートナーシップのもとで公園の美化を進め、市民の皆さんから愛される公園をつくっていきます。
 公園里親制度では、里親は自分たちの住んでいる近くの公園は自分たちの手で清掃・除草・木の刈り込みなどを行ったり、市へ公園内の危険個所などの情報提供を行ったりして、より清潔で安全な公園となることを目指します。市の支援としては、里親活動に必要な物品などの支給または貸与、ボランティア活動保険の加入手続きや里親活動の表示板の設置などを行います。里親となった刈谷自治会の皆川会長は「公園愛護と刈谷地区の他公園への普及の拠点にしたい。まずは自治会役員が率先して活動を行い、自治会内の広報『刈谷だより』などに記事を掲載して、啓発運動の輪を広げていきたい。今後、1週間に1回の活動で里子となった公園を『育てていく』予定」と抱負を語りました。
 公園里親制度に関するお問い合わせは、市緑化推進課(電話873-2111内線1512・1513)まで。(写真)公園里親制度の合意書を取り交わす皆川会長(写真右)と池辺市長

万が一に備えて 奥野地区防災訓練

 11月14日、奥野小学校の校庭で約200人が参加し、奥野地区防災訓練が実施されました。
 この日は、午前10時に牛久市付近を震源とするマグニチュード7、震度6強の直下型地震が発生し、市内各所で家屋の倒壊、火災、道路の損壊などのほか、電気、電話や水道などの生活施設に大きな被害が発生したことを想定し、訓練しました。
 開会式では池辺市長が、「牛久市は南関東直下型地震の起こる地域に指定されています。新潟県中越地震は他人事ではありません。訓練を繰り返しながら地域の結束を深め、今後の災害に備えましょう」とあいさつしました。
 会場では、消火器や水消火器を使った初期消火訓練、救出救援隊の「ロープワークコーナー」では代表的な六種類のロープの縛り方、「救命救急コーナー」では心肺蘇生法や応急手当などの訓練があり、皆さん熱心に取り組んでいました。また、家屋倒壊からの救出訓練は、本番さながらに力が入りました。最後に、給食給水隊による豚汁200食がふるまわれると、皆さんほっと一息ついた様子でした。(写真)家屋倒壊からの救出訓練

(写真)消火器を使った初期消火訓練は一人ひとり行いました


新潟県中越地震救援活動報告会

被災地の救援活動に参加した職員が状況を報告

 11月11日、新潟県中越地震救援活動の報告会が行われ、被災地の状況や救援活動の様子が報告されました。市からは10月26日から11月7日まで、長岡市や小千谷市などへ救援活動や災害状況調査などに32人の職員が参加しました。
 報告の中で、救援活動に参加した職員からは「長岡市役所のロビーに被災者が大勢いるのを見て、被害の大きさを実感した」、「昼夜を問わず救援物資の搬入、搬出の作業を続けた」ことなどが報告されました。また、「救援物資として送られてきた食料の中に、賞味期限切れの食料もあった」といった報告もありました。
 今回の活動を振り返って、救援活動に参加した職員は「今回の経験を生かして、さらなる市の防災体制の確立に取り組んでいきたい」と話していました。

小坂行政区でふれあいサロンを設置 地域力の向上を目指して

 小坂行政区では平成13年に地域活性活動の拠点となる小坂コミュニティセンターを設置して以来、世代間のふれあいの場をつくりながら、行政区、女性の会、老人会、消防団などの各団体が活動を行ってきました。
 それらの団体活動の連携をさらに深め、小坂区として一丸となって地域力を上げていこうと11月7日、小坂コミュニティセンターで「小坂ふれあいサロン」を立ち上げ、約120人の地区住民が集まりました。
 この日は、茨城大学の長谷川幸介助教授が「ご近所の底力と住みよいまちづくり」と題して講演しました。長谷川教授は、職場の役職(役割)と比べて「地域社会や家族における役割はお金にはならないが、人間としての深さを与えてくれるかけがえのないもの。いろいろな役をやりながら、地域の人たちとつながってほしい」と訴えました。(写真)もちつきのほか、ベーゴマ、輪投げなどで世代間の交流を楽しみました

一日も早い復興を願って

うしくWaiワイまつり実行委員会が、新潟県中越地震災害に対する義援金を寄贈

 11月3日に開催した「第14回うしくWaiワイまつり」会場で、10月23日に新潟県中越地方を襲った地震により被災された方々への義援金を募ったところ、来場者の善意により合計で22万248円の義援金が集まりました。この義援金は11月12日、うしくWaiワイまつり実行委員会を代表して村松慎次会長(上写真右)から、日本赤十字社牛久地区長である池辺勝幸市長(同中央)へ手渡されました。義援金は、日本赤十字社の茨城支部を通して被災地へ送られます。
 なお、うしくWaiワイまつりでの募金活動に協力してくれた団体は次のとおりです。
うしくWaiワイまつり実行委員会、牛久市商工会青年部、牛久市商工会女性部、牛久市商工会青年部工業クラブ、牛久上下水道協同組合

エイズについて正しい知識を

牛久市エイズ教育(性教育)推進地域事業発表会

 牛久市では文部科学省の指定を受け、市内の全小・中学校と県立牛久高校、同牛久栄進高校の14校が平成14年度から3年間にわたり、エイズ教育(性教育)の推進地域として取り組んでいます。
 11月10日には、これまでの学習の成果を発表する公開授業と研究フォーラムが開催されました。
 推進中心校となっている牛久第二小学校、牛久第二中学校、牛久高校、牛久栄進高校の四校では、公開授業が行われ、市内外から400人を超える教職員や保護者らが来校しました。
 牛久第二小学校では、3年生がこれまでの活動を中間報告会として発表しました。同校では、6年生の児童が、募金、ケーブルテレビ、ホームページ、ポスター・パンフレット、広報の各グループに分かれ活動してきました。募金活動で配るレッドリボンは1200個、市内の施設や店舗に掲示するポスターは64枚用意、ケーブルテレビや新聞各社からも取材を受け、ホームページの完成も間近です。
 12月2日に牛久駅前で行う募金活動を進めている募金グループの永谷詩夏さんは「みんながエイズについて正しい知識を持ち、差別をなくしてほしい」と話していました。集まったお金は「NPOHIVと人権センター」へ寄付し、エイズ患者の方々のために使われます。(写真) 活動内容を発表する児童。エイズに対する理解を訴えるポスターは見事な出来栄え

沼尻政雄さんに計量功労者表彰 第4回計量功労者表彰 

 社団法人日本計量振興協会による第4回計量功労者表彰で、沼尻政雄さん(柏田町・下写真)が受賞しました。
 沼尻さんは、タクシーメーターや計量器などの検査をする計量検査委員を40年間務めています。長年にわたり、計量の発展と経済の振興に貢献したことが認められ、今回の受賞となりました。

平成16年度牛久市民文化祭 将棋大会

  優 勝 準優勝 第3位
Aクラス 岡谷恒男 吉田脩三 清水秀幸
Bクラス 野浜 守 坂本達保 丹羽正夫
C(小中学生)クラス  坂本拓司 吉井達也  梶井宏樹
<10月31日(日)、市中央生涯学習センター>

平成16年度牛久市民文化祭 囲碁大会

  優 勝 準優勝 第3位
Aクラス 平田晴雄 長山龍夫 中野義雄
Bクラス 大山正夫 松戸英二 福田昭三
C(小中学生)クラス  牧内春雄 飯村正勝 志田俊輔
<11月3日(水・祝)、市中央生涯学習センター>

スポーツチャンピオンフェスティバル2004 第36回硬式テニス市民大会

  優 勝 準優勝 第3位
男子ダブルス  長沼秀男
藤由 亨 
羽田拓也
吉田雅之 
落合大介
横山宣博
片桐 享
箕崎 弘
男子シングルス 加藤素久 多賀谷嘉利 岡田高志 澤辺雄一
女子ダブルス 石川雅代
小松万里  
鈴木由起子
鹿志村智晴 
鈴木あすか
鈴木咲子
沼尻ひろみ
浮田由美子
<11月7日(日)、牛久運動公園テニスコート、131人参加>
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