作成日:2004/11/29


保健センター通信

市健康管理課(保健センター) 
電話029-873-2111内線1741〜4

BCG対象年齢の変更・ツベルクリン反応検査の廃止

平成17年4月1日から結核予防法が改正

 現在、BCG接種は4歳までで、ツベルクリン反応が陰性のお子さんを対象に行われています。結核感染前にワクチンを接種することで、乳幼児期の重症結核などを予防するという観点から、乳幼児期の早い段階でのBCG接種の重要性が指摘されており、今回の法改正となりました。
 「結核予防法」が制定された1951年当時、結核は死亡原因の首位にありましたが、その後、治療法の確立や食生活の向上などによって、患者数はかなり減少してきました。しかし、1980年代中ごろから患者数減少の速さが緩やかになり、現在、日本の結核罹患率はアメリカの五倍、イギリスやフランスの3倍もあります。結核はまだまだ日本において恐ろしい感染症の一つです。
 結核の予防法として、BCG予防接種を受けること、定期的に胸部X線検査を受けて結核を早期に発見することが重要です。BCGは安全で効果の高い予防接種です。結核菌の感染を受ける前に、結核菌から体を守る力を強くして、感染しても結核になる可能性を下げ、重症化を防ぎます。市からの通知が届いたら、できるだけ早い時期にBCGを接種しましょう。
 また、今回の法改正により、対象年齢移行期に該当するお子さんは、平成17年3月31日までに必ずBCGワクチンを接種しましょう。
  現  行 改 正 後
対象年齢 4歳まで 生後6カ月まで
(地理的条件、交通事情、災害の発生その他の特別の事情によりやむを得ないと認められる場合は1歳に達するまで)
実施方法 保健センターで集団接種
★3・4カ月児健診で同時にツベルクリン反応検査を実施。2日後にBCG予防接種。 
保健センターで集団接種
★ツベルクリン反応検査は廃止。★3・4カ月児健診で同時にBCG接種。
対象外の接種方法 医療機関で有料  医療機関で有料
※ただし、1歳を超えるとツベルクリン反応検査を実施後にBCG接種。

問い合わせ 市健康管理課(保健センター)  電話029-873-2111内線1741〜4


平成15年度茨城県南水道企業団水道事業の決算状況

【損益勘定】

《収入》4,862,147千円(税抜き)
(内訳)
給水収益 4,350,889千円(89.48%)
受託工事収益 11,492千円(0.24%)
営業外収益 2,725千円(0.06%)
その他 497,041千円(10.22%)
《支出》4,659,791千円(税抜き)
(内訳)
浄水費 2,333,761千円(50.08%)
減価償却費 853,689千円(18.32%)
人件費 617,275千円(13.25%)
支払利息 218,192千円(4.68%)
動力費 67,055千円(1.44%)
その他 569,819千円(12.23%)

【資本勘定】

《収入》25,361千円(税込み)
(内訳) 
保険金 16,051千円(1.24%)
負担金 9,310千円(0.72%)
《支出》1,287,841千円(税込み)
(内訳)
施設拡張費 950,075千円(73.77%)
借入償還金 251,437千円(19.52%)
設備費 86,329千円(6.71%)
※収入の不足額1,262,480千円は、内部留保資金で補てんしました。
◎本年度の業務の状況については、総給水量23,145,640m3、給水栓数75,894栓、給水人口209,886人です。施設拡張工事は自己財源で実施し、その主なものは配水管布設工事です。当年度純利益として生じた202,356千円(税抜き)は、企業償還金の費用に充てます。
※当企業団は、公営企業の基本原則である「企業の経済性の発揮と公共の福祉の増進」という本旨に則して運営しています。

問い合わせ 茨城県南水道企業団 電話 0297-66-5131

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