胃がんリスク検査(2024年3月18日更新)
胃がんの発生リスクが高いかどうか、胃の粘膜の健康度をみる検査です。
血液検査によりピロリ菌の感染有無と、ペプシノーゲンの値から萎縮の有無の2項目を調べます。
胃がんリスク検査は、単独での利用はできません※。
※必ず胃部エックス線検査(バリウム)か胃内視鏡検査と合わせて利用してください。
※市の検診費用の助成は、年1回、集団健診か医療機関健診のどちらか一方となります。
以下に該当する方は、胃がんリスク検査を受けることができません。
- 過去に胃がんリスク検査を受けたことがある方
- 胃の治療をしている方
- 胃の切除をした方
- ピロリ菌の除菌をされた方
- 腎不全の方
集団健診
集団健診の詳細はこちら をご覧ください。
対象者(年齢基準日:令和7年3月31日)
41歳かつ胃がん検診を同時に受ける方(胃がんリスク検査初回受診者のみ)
内容・自己負担金
血液検査(ピロリ菌、ペプシノーゲン)……無料
集団健診日程等
集団健診日程、申込期間、申込方法、健診場所等についてはこちらをご確認ください。
医療機関健診
医療機関健診の詳細はこちら をご覧ください。
対象者(年齢基準日:令和7年3月31日)
40歳以上かつ胃がん検診を同時に受ける方(胃がんリスク検査初回受診者のみ)内容・自己負担金
血液検査(ピロリ菌、ペプシノーゲン)……1,380円
委託医療機
医療機関名 | 電話番号 |
---|---|
牛久愛和総合病院総合健診センター | 029-873-4334 |
太田医院 | 029-874-2281 |
ことより医院 | 029-870-5480 |
セントラル総合クリニック健診センター | 029-874-7985 |
そが内視鏡・消化器クリニック | 029-897-3160 |
ひたち野ファミリークリニック | 029-871-8080 |
まつなみクリニック | 029-873-5111 |
霞ヶ浦成人病研究事業団健診センター (東京医科大学茨城医療センター敷地内・阿見町) ※人間ドックで胃内視鏡検査を受診される場合のみ、助成対象 |
029-87-4563 |
龍ケ崎済生会総合健診センター(龍ケ崎市) ※人間ドックで受診される場合のみ、助成対象 |
0297-63-7178 |
龍ケ崎大徳ヘルシークリニック健診センター(龍ケ崎市) | 0297-61-0026 |
斎藤クリニック(龍ケ崎市) | 0297-64-3527 |
村井医院(龍ケ崎市) | 0297-62-3380 |
竜ヶ崎医院(龍ケ崎市) | 0297-62-0550 |
筑波学園病院健診センター(つくば市) | 029-836-1983 |
筑波大学附属病院つくば予防医学研究センター(つくば市) |
029-853-4205 |
※ 委託医療機関以外を利用する場合
委託医療機関以外で人間ドック等を受診される場合の助成については、こちら をご覧ください。
胃がんリスク検査Q&A
Q:胃がんリスク検査とは、どのような検査ですか?
A:胃の粘膜の健康度をチェックする検査です。
年をとると老化現象が体におきますが、胃の粘膜も「萎縮」という変化がおきます。この萎縮の主な原因となる「ピロリ菌」感染の有無と、萎縮の進行度をみる「ペプシノーゲン」の値を血液検査で調べることを胃リスク検査と言います。分類がABCに分かれるため、「ABC検診(検査)」と呼ばれることもあります。
Q:どのようにしてピロリ菌に感染するのですか?
A:はっきりとした感染経路は不明ですが、井戸水や親からの口移しなどにより感染すると言われています。胃酸の分泌や胃粘膜の免疫機能の働きが不十分な幼少期(4~5歳)頃までに感染すると考えられています。大人になってから感染することはまれです。
Q:過去にピロリ菌の除菌をしたことがありますが、今回胃がんリスク検査は受けられますか?
A:除菌された方は、胃がんリスク検査を受けることはできません。検査しても正しい判定結果が得られません。一度除菌に成功した方は、その後ピロリ菌に再度感染することはありませんが、胃の病気にならないということにはなりません。定期的に胃部エックス線検査(バリウム)や胃内視鏡検査を受診しましょう。
Q:胃がんリスク検査だけを受けることはできないのですか?
A:胃がんリスク検査は、現在のところ研究段階にあり、胃がんによる死亡を減少させる医学的な根拠がはっきりとは示されておりません。市では、バリウム検査や内視鏡検査と組み合わせて胃の健康度を確認することを推奨しており、胃がんリスク単独の検査に対する助成は行っておりません。
Q:「A群」と判定されました。胃がんになることは絶対にありませんか?
A:胃がんになることはきわめて少ないですが、絶対というわけではありません。特に、胃部エックス線検査や胃内視鏡検査で「萎縮性胃炎」と診断された方は、ピロリ菌がいるのにA群と判定された可能性があります(偽陰性)。市で実施するピロリ菌の検査は血液検査のみとなっておりますので、他の方法(便や呼気など)でピロリ菌の検査を受けることをおすすめいたします。
Q:ピロリ菌が陽性と判定されました。除菌には健康保険が適用されますか?
A:医療保険で、ピロリ菌の除菌が保険適用になるには、条件があります。画像による結果と合わせて判断されることもありますので、詳しくは医療機関にご相談ください。条件に該当しない場合の除菌費用は、全額自費となります。概ね2万円前後です。
Q:ピロリ菌の除菌をしたら、がん検診は受けなくても大丈夫ですか?
A:除菌をしたことで、ピロリ菌はいなくなりましたが、これは、病気になる危険性が低くなったに過ぎません。除菌後も、定期的にがん検診を受診していただく必要があります。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康づくり推進課です。
保健センター 〒300-1292 茨城県牛久市中央3丁目15番地1
電話番号:029-873-2111(内線1741~1747) ファックス番号:029-873-1775
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