文化・スポーツ・観光

牛久市内の遺跡紹介(2012年11月30日更新)

現在牛久市では184ヶ所の遺跡(埋蔵文化財包蔵地)が確認されています。
ここでは、近年調査を行なった遺跡を紹介します。
なお、各遺跡の詳細については調査報告書が市立中央図書館に収蔵されているのでご覧下さい。

姥神遺跡

【所在地】牛久市奥原町
姥神遺跡は、小野川左岸台地上に位置する。筑波南奥原工業団地造成に伴う調査では、弥生時代後期から古墳時代、古代にまで継続する集落跡や古墳時代前期の方形周溝墓を確認した。特に方形周溝墓の時期は、土器の特徴から古墳時代前期初頭の3世紀後半頃とみられ、茨城県内では最古の方形周溝墓である。また、出土する土器は地元の土器ではなく、一般に南関東地方にみられる特徴を有し、被葬者は南関東地方の文化的影響下にあった地域からの移住と考えられる。さらに、同遺跡の古代の住居跡からは、市指定文化財の「宝珠硯」や多くの墨書土器が出土しており、古代東海道や信太郡衙との関連が指摘されている。

      姥神遺跡出土宝珠硯

城中B遺跡

【所在地】牛久市城中町・遠山町・牛久町
城中B遺跡は、根古屋川と遠山川に挟まれた標高24mの舌状台地上に位置する。アンテナ基地局設置に伴う調査では古墳時代から平安時代にかけての竪穴住居跡を10軒確認した。遺物はナイフ形石器や楔形石器、縄文土器、土師器、須恵器、石製紡錘車などが出土した。特に、11世紀代の竪穴住居跡とこれに伴う土師質土器は、出土例の極めて少ない一括資料として注目される。
城中B遺跡 写真

島田境遺跡

【所在地】牛久市久野町・島田町
島田境遺跡は、乙戸川が小野川に合流する付近の標高約20mの台地上に位置する。市道改良工事に伴う調査では、9世紀代の竪穴住居跡を確認した。遺物は、縄文土器・鉄鏃(古代)・土師器・須恵器などが出土した。また、竪穴住居跡からは猿投窯産の灰釉陶器が出土している。
島田境遺跡 写真

甲塚遺跡

【所在地】牛久市南
根古屋川左岸の標高24mの台地上に位置する。住宅地造成に伴う調査では、古墳時代(6世紀中葉)の竪穴住居跡を確認した。

女化E遺跡

【所在地】牛久市女化町
小野川右岸の標高23mの台地上に位置する。給油場・自動車整備場建設に伴う調査では、縄文時代早期の遺物などが出土した。また、同遺跡からはスタンプ形石器と、その製作に関わる剥片が出土したことから、同種石器の製作跡であった可能性が高い。


問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは文化芸術課 文化財グループです。

〒300-1234 茨城県牛久市中央3-20-1 牛久シャトー内

電話番号:029-874-3121 ファックス番号:029-874-3441

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