事業の進捗と今後のスケジュールをお知らせします(2022年12月23日更新)
おくの義務教育学校施設一体型建設事業とは
事業実施の背景
対象学校の位置する奥野地区では、昭和50年代より緩やかな人口減少が続き、児童生徒数も減少していることから、学校の存続が懸念されておりました。しかし、地理的、歴史的、地元住民の愛着の強さ、そして地域コミュニティの維持形成のために、市は学校を存続する方針を決めました。
当地区の児童生徒数を確保するために、国際理解教育と環境教育を柱とした特色ある教育活動の実施にあわせて、学区外から奥野地区の学校への就学を認める小規模特認校制度を導入し、現在では約90名の児童生徒が制度を利用して学区外から通学しております。
また、令和2年度には、奥野小学校と牛久第二中学校を義務教育学校化し、子どもたちを取り巻く複雑化・多様化した学校教育の課題に対して、1年生から9年生までの系統性を確保した教育活動を実施することで、未来を拓き、地域を担う自立した子どもたちを育む教育のより一層の推進を図ってまいりました。
そして、この度、義務教育学校としてのより良い学校施設環境を創出するため、教育効果及び安全面を考慮した施設一体型の義務教育学校を整備することとなりました。
施設一体型建設事業の目的
牛久市立おくの義務教育学校施設一体型建設事業に伴う、既存校舎の長寿命化及び増築する学校施設の整備に際し、敷地の有効活用及び児童生徒の教育の場としてふさわしい環境の形成、並びに特色ある教育活動をより一層の推進を図ることを目的とする。
事業の進捗と今後のスケジュール
基本設計・実施設計に関する取り組み
学校関係者からの意見聴取実施状況
【関係者説明会一覧】
・学校運営協議会への説明会(実施日:令和3年5月26日)
・PTA役員への説明会(実施日:令和3年7月18日)
・おくの地区社会福祉協議会への説明会(実施日:令和3年12月3日)
→事業説明会の意見一覧 [PDF形式/426.14KB]
【保護者アンケート実施】
おくの義務教育学校児童生徒の保護者を対象に事業に関するアンケートを11月に実施
→おくの義務教育学校施設一体型建設事業アンケート結果まとめ [PDF形式/1.38MB]
【児童生徒からのアイデア募集】
おくの義務教育学校児童生徒を対象に施設一体型の新しい学校づくりへのアイデア募集
→(募集内容)小学生・中学生アンケート用紙 [PDF形式/423.04KB]
→(募集結果)牛久市立おくの義務教育学校施設一体型の新しい学校づくり小学生・中学校のアイデア [PDF形式/732.94KB]
既存校舎の調査実施状況
【現地調査】
建設工事が円滑に進められるよう、現状の施設や設備状況、周辺の環境や土地の形状や高低差などの確認を設計業務委託業者と共に行いました。
【耐力度調査】
公立学校施設における建物の構造耐力、経年による耐力、機能の低下、立地条件による影響の3点の項目を総合的に調査し、建物の老朽化を総合的に評価するものです。
(写真1)壁及び柱よりコア試験体を採取し、試験体を用いて、圧縮強度試験及び中性化深さ試験を実施します。写真は、壁からコア試験体を採取したものです。
(写真2)期毎に柱頭・柱脚及び左右の梁端部をはつり、鉄筋の腐食具合を目視にて確認します。また、鉄筋の被り厚さ・鉄筋形状および鉄筋径の測定を行います。写真は、はつり面にフェノールフタレイン1%溶液を塗布し、中性化深さの測定を実施しているところです。
今後の取り組み
・基本設計方針説明会(令和4年6月頃開催予定)
・校舎建設事業スケジュール等に関する保護者説明会(令和5年5月頃開催予定)
※新型コロナウイル感染症拡大の状況に応じて、説明会の開催方法は今後検討してまいります。
関連ファイルダウンロード
- 牛久市立おくの義務教育学校施設一体型の新しい学校づくり小学生・中学校のアイデアPDF形式/732.94KB
- 小学生・中学生アンケート用紙PDF形式/423.04KB
- おくの義務教育学校施設一体型建設事業アンケート結果まとめPDF形式/1.38MB
- 事業説明会の意見一覧PDF形式/426.14KB

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このページに関するお問い合わせは教育施設課です。
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電話番号:029-873-2111(内線:3321~3323) ファックス番号:029-872-2550
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