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自然と遊ぼう 森へおいでよ!

春の訪れ

 池が凍り付き、霜柱が地面を持ち上げます。一年で最も寒い季節となりました。越冬する草は葉を地面にはわせて、冷たい風をよけています。よく見ると、その傍らにはコハコベが花を咲かせています。厳しい寒さの中にも、暖かな春の訪れを予感させます。

コハコベ(ナデシコ科)

シジュウカラ(シジュウカラ科)

 草はらで見られます。花期は秋まで。花は小さくて白い色をしています。

 よく巣箱を利用したり、えさ台にもやって来ます。森だけでなく樹木が多い住宅地でも見られます。

巣箱を掛けよう

 3月になると、早い鳥は巣作りを始めます。そのため、鳥たちは冬の間に巣に適当な場所を探しています。しかし、自然では巣を作ることができる木が減っています。
 そこで巣箱を掛けて、小鳥を庭に呼んでみませんか。春までに巣箱を取り付けると、初夏にはひな鳥が巣立つのを見られるかもしれません。巣箱の作り方など詳しいことは、牛久自然観察の森までお問い合わせください。

里山再発見

 人は燃料をはじめ、衣食住にかかわる多くのものを里山から得てきました。生き物たちもまた、里山の自然の中で生き、人が育ててきた里山を巧みに利用しています。
 落ち葉の山に手を入れてみると中は暖か。そこには越冬するヒキガエルが隠れていました。落ち葉を集めて発酵したたい肥は、葉が軟らかです。中を探るとカブトムシの幼虫がたくさんいます。水が適度の深さにある田んぼでは、アカガエルが産卵しています。
 里山の自然の豊かさは、人と生き物たちとが共生していることにあります。そして驚くことに、そんな自然が牛久にまだあること。皆さんの家の周りにもすてきな里山の自然が、まだまだたくさん残っていることでしょう。たい肥を作っている雑木林、わき水を利用した田んぼ、かつては茶摘みをした生け垣。ちょっと足を伸ばして、命があふれる里山の自然を再発見しませんか。

花粉症にご注意

 2月下旬になるとスギ花粉が飛び始めます。花粉症の方はマスクを持ってご来園ください。

2月の行事情報

○はじめてのバードウォッチング

2月9日(日)9:30〜12:00 ネイチャーセンターにお集まりください。(参加費:無料)

○ガイドツアー 

毎週日曜日・祝日14:00〜15:00 ネイチャーセンターにお集まりください。(参加費:無料)
 2月の開催日…2日(日)・9日(日)・11日(祝)・16日(日)・23日(日)

○竹細工教室

2月8日(土) 10:30〜11:30、13:30〜14:30

観察舎に開始時間までにお集まりください。材料・道具などは用意しています。(参加費:大人200円、子ども:100円)

○炭焼き体験教室

2月9日(日)9:30〜16:00〈雨天の場合:2月23日(日)〉

オイル缶を利用した簡易炭焼きの体験教室です。昼食には、温かい汁物が用意されます。

場所:炭屋(第一駐車場の梅林奥)
定員:20人(小学生以上)※先着順
持ち物:弁当、飲み物、はし、おわん、軍手 
参加費:一人300円(保険料含む)

◆開園時間 9:00〜16:45(駐車場利用時間8:30〜17:00)
※2月1日から10月31日の開園時間は上記のとおりになります。
◆2月の休園日 3日(月)・10日(月)・12日(水)・17日(月)・24日(月)

牛久自然観察の森へのお問い合わせは下記まで

〒300-1212牛久市結束町489-1電話029-874-6600 FAX029-874-6812
Webサイト  http://www.city.ushiku.ibaraki.jp/section/kansatsu/index.htm
E-Mail  kansatsu@city.ushiku.ibaraki.jp


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