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毎年9月は「がん征圧月間」です(2024年8月21日更新)

9月は「がん征圧月間」です


毎年9月は公益財団法人日本対がん協会が定めた「がん征圧月間」です。

がんとその予防について、正しい知識や早期発見・早期治療の大切さを広める活動が全国的に行われています。
この機会に家族や大切な人と一緒にがんについて考えてみましょう。

約2人に1人はがんになる時代です。
がん検診を受けて、がんを早期発見することで、完治する可能性が高くなります。

牛久市では婦人科では20歳以上の女性、その他では30歳以上の方を対象にがん検診を実施しています。
健康づくりのため、定期的にがん検診を受けましょう!

がん検診の受診を希望される方は、牛久市の「がん検診」をご覧ください。

がんについて知っておきたいこと

(引用)がん情報サービス(外部サイトへリンク)

〇 誰でもなる可能性がある

現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんになるといわれています。がんは、すべての人にとって身近な病気です。しかし、ひと口にがんといっても、その病状や経過は、がんの種類やがんが見つかったときの状態などによって異なり、人によってさまざまです。

「がん情報サービス」では、がんに関連するさまざまな情報を紹介しています。世の中にはたくさんのがんの情報がありますが、がんという病気について知りたいときには、まず、「がん情報サービス」で自分の状況に合った確かな情報を確認しましょう。

図1 累積罹患リスク・累積死亡リスク
図1 累積罹患リスク・累積死亡リスクの図
2019年データに基づく累積罹患リスク および 2021年データに基づく累積死亡リスク
国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」より作成

 

〇 完全に防げるわけではないが、なりにくくすることはできる

生活習慣や感染など、さまざまな要因でがんになると考えられています。現在のところ、日本人を対象とした研究では、喫煙(受動喫煙を含む)、過度の飲酒、塩分や塩辛い食品をとりすぎる・野菜や果物をとらない・熱すぎる飲み物や食べ物をとるなどの食生活、太りすぎ、痩せすぎ、運動不足、ウイルスや細菌への感染ががんの要因になるとされています。

がんを完全に防ぐことはできません。しかし、禁煙、節酒、食生活の見直し、体を動かす、適正体重の維持といった生活習慣の見直しや、がんの原因となることが分かっているウイルスや細菌への対策などによって、がんに「なりにくくする」ことはできます。

〇 がんという病気そのものはうつらない

がんは、遺伝子が傷つくことによって起こる病気です。一部のがんの発生にはウイルスや細菌への感染が関係している場合がありますが、がんという病気そのものが、せきやくしゃみなどの飛沫や、他人との接触などによって、人から人に直接うつることはありません。

〇 高齢化の影響を除くと、がんによる死亡は減っている

がんになる人の数とがんで死亡する人の数はいずれも年々増加していますが、その主な理由は、人口全体に対する高齢者の割合が増えていること(高齢化)です。高齢化の影響を除いたときの、一定期間中にがんになる人の割合(年齢調整罹患率)は、2010年ごろからほぼ横ばいに、がんで死亡する人の割合(年齢調整死亡率)は1990年代半ばをピークに減少しています。

治療法の進歩などにより、がんにかかった人の生存率は、多くの部位のがんで向上する傾向にあります。すべてのがんを完全に治す(根治する)ことができるわけではありませんが、根治を目標とした治療を受けたあと、定期的な検査を受けながら、転移や再発をすることなく生活している人はたくさんいます。また、転移や再発をした場合でも、治療を受けながら社会生活を続けている人は少なくありません。

〇 がんで死亡するリスクは、科学的根拠に基づくがん検診を受けることで下げられる

がんの種類にもよりますが、一般的に、がんは進行するとより治りにくく、また、がんそのものやがんの治療による体への負担もより大きくなります。科学的根拠に基づくがん検診を受けることでがんを早い段階で発見し、適切な治療を受けることが可能になります。

がん検診には、受診することによる利益(がんによる死亡のリスクの減少)だけではなく、放射線被ばくなどの不利益もあります。利益(メリット)と不利益(デメリット)のバランスを科学的根拠に基づいて吟味し、国が推奨しているのは、現在(2023年)、大腸がん、胃がん、肺がん、乳がん、子宮けいがんの5つのがん検診です。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは健康づくり推進課です。

保健センター 〒300-1292 茨城県牛久市中央3丁目15番地1

電話番号:029-873-2111(内線1741~1747) ファックス番号:029-873-1775

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