NEXT BACK TOP

合併に関するさまざまなご質問にお答えします


 市民意識調査および市民懇談会でいただいたさまざまなご意見やご質問に対して、紙面を使って順次お答えしています。今回は、その第6回となります。

「新市建設計画(市町村建設計画)」とは何ですか?

合併について具体的に関係市町村が協議を行う合併協議会において、地域の将来設計を検討し、それを新市建設計画として作成します。この新市建設計画は、合併後の市町村の基本計画であり、合併による支援もこの新市建設計画を基礎として講じられます。この新市建設計画の主な内容は、以下のとおりです。

○合併市町村の建設の基本方針
○建設の根幹となるべき事業に関する事項
○公共的施設の統合整備に関する事項
○ 合併後の財政計画

「地域審議会」の役割とは何ですか?

地域住民の声を施策に反映させ、きめ細かな行政サービスを実現させるために、合併前の市町村の協議によって旧市町村の区域を単位として、必要な区域に地域審議会を置くことができます。その設置には、議会の議決が必要となっています。
 地域審議会は、旧市町村の区域に関する事務について、新市町村の長の諮問に応じて、または必要に応じて意見を述べることになります。また、新市町村の長は、新市建設計画を変更しようとするときには、地域審議会が置かれている場合には、その意見を聞かなければならないことになっています。

合併トピックス

牛久市合併懇話会の第4回の会合が開かれました

 市の合併の効果や課題を検討することを目的とし、市内各界の有識者および市職員の総勢60人をメンバーとした、牛久市合併懇話会の第4回の会合が、去る3月5日に開催されました。
 主な意見などの内容(要約)は、以下のとおりです。

●合併は反対ではない。このままでは、時間的に懇談会、懇話会で終わってしまう。前に進むためには、4月から協議会を立ち上げるべきである。その上で、デメリットがあるのであれば、メリットにするためにはどのようにしたらよいのか、具体的に決めていくべきである。

●合併は賛成である。デメリットは前向きに進めることによってメリットに変えられる。農業を取り巻く環境には厳しいものがある。阿見町の農業は、河川水系における水田などで牛久に近いものがある。合併を契機に、農業における展望を明るいものとしたい。昭和の大合併を経験しているが、現在の牛久市を見ると良い合併をしたと考える。岡田村のままであったらと考えると、恐ろしいものを感じる。

●他市などの例は、協議会を設置して進んでいる。具体的にメリット・デメリットを研究した方がよい。合併はよいことだと認識している。

●合併は賛成である。支部長を通して意見を聞いたが、ほとんど賛成であった。メリット・デメリットそれぞれある。メリットが100パーセントということは考えられない。デメリットは、合併後、地域ぐるみで取り組んでメリットにしていくべきだと考える。

●合併の青写真があれば判断がつきやすいと考えるが、後の合併協議会で明らかになることは承知している。現在の総合計画が確実に実行されるためには、財政基盤が強くなければならない。しかし現状では難しい。お金がないことを理由に施策が先送りされれば、市民サービスの低下につながる。国・県の支援などにより改善されれば、行政課題に対応できるようになる。合併することが望ましい。

●問題が大きいが、少しでも良い合併をしてもらいたい。相手を決めた上で深く検討すべきである。合併した後が重要であると思う。早く協議会をつくるべきである。

●私が小さいころ、牛久町との合併で農村部において反対運動が起きた。しかし、もし合併しなかったらどうなっていたのか。今は懇談会などで住民に浸透を図っている。住民投票というものもあるようだが、奥野地区はほとんどが賛成である。

●商工会としては合併についてやっていないが、会も合併について真剣に考えるべきだと思っている。現在は健全であるが、将来に不安がある。市の合併については、大賛成である。力を合わせて良いまちをつくろうと思う。協力は惜しまない。

●商工会として合併は賛成である。

●農協が合併した後で、元に戻した方がよいという話は聞いたことがない。牛久が昭和30年に合併した後も、元に戻した方がよいという話も聞いたことがない。全国でも同じである。周辺部が取り残されるという話も、奥野地域が牛久町と合併して悪かったという話も聞いていない。合併は市民にとって悪いことは一つもないのかなと思う。ただ一つあるとすれば、選挙区が大きくなって大変である。自分の地位、利益のことを思うと、合併しない方がよいが、市民のことを考えれば、市民のために働いているのであるから、合併は賛成である。

●自分の行政区は全員賛成である。行政区の要望としては、市役所で用事がすべて済むようにしていただきたい。合併して私たちの生活に悪い影響があるとは思えない。

●個人的には、合併は大賛成である。できたら50万都市を目指してほしい。

●現在の経済状況下で企業は合併をすることにより、体力強化を図っている。市も大きな流れの中で、合併は必然的なものとして必要と考える。具体的には、今後検討されるものと考える。

●私は、合併について3年前から考えていた。国がやっており、牛久だけがこうだというものでもない。以前の合併は大変さがあったが、その後の牛久・岡田・奥野の交流・協力があって良い町になってきた。合併大賛成である。個人的には、斎場、警察署などの関係もあり、阿見町が一番自然に感じる。

●私の地域では、反対はなかった。このままでは厳しくなるばかりだ。話し合いを続け、前向きに取り組むべきと考える。

●ほぼ賛成である。スケールを大きくという意見があったが、阿見町との合併を望む。農協の合併のときのこともあるので、よく確かめた上で進めるべきである。

●議会でも大多数が賛成ということで、おおむね賛成である。次の段階に進んだ方がよいと考える。合併する相手の方に、一歩踏み出してほしい。個人的には、阿見町がよいと思う。

●議会で一般質問をしてきた経緯があるが、市長からは明確な答弁はなかったと記憶している。十分研究していきたいとの答弁であった。周辺部が取り残されるということについては、どこの町と合併しても周辺部は必ずできる。その危惧は分かるが、新しい住民みんなでデメリットをメリットに変えていく姿勢が大事である。50万都市とかもっとスケールの大きい合併も必要だと思うが、現段階では、歴史的、地理的な背景から稲敷郡の中の阿見町がよいと考える。いずれにしても合併特例法の期限があるので前向きに進んでいくのがよいと考える。

●皆さんは積極的ということであるが、私は反対である。長野県では合併しない自治体に対して自立支援策を行っている。全国町村会で集会が開かれたが、集まった町村は合併に反対するとは言っていない。今回の小さな自治体を切り捨てるようなやり方は反対だと言っているのである。町村会会長と町村会議長の訴えと全国で約50の自治体が合併をしない理由をインターネット上のページに載せている。ぜひ読んでいただきたい。今回の合併というものがどういうものなのか、ということが分かると思う。

●合併について、よく情報不足だということが言われますが、新聞紙上などあふれるほどある。読んでいない方も非常に多いと思う。しかし、PRをもっとしていって、高まりがあった中での合併推進がよい。

●結論から言うと、合併は賛成である。問題なのは、いつまでもこういう形を続けていていいのかということである。協議会に切り替えた方がよい時期にきている。相手の問題についてはきちんと整理をして、切り替えるべきである。合併は、財政問題というより地方分権という中で整理すべきである。住民のために住民たちがそれぞれ知恵を持ち寄ってきちんとしたシステムを作っていくという点に視点を置き、早急に進めるべきである。阿見町に限定するのではなく、全体的にもっと大きな方向も検討していただいて、結果として阿見町になるのであればやむを得ない。

*今回の会議で意見が出尽くしたと考えられることから、次回の会議では、懇話会としての結論を出していくことで、会としては一致しました。

問い合わせ 市合併企画室電話029-873-2111内線3200・3201


NEXT BACK TOP