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平成15年度予算決定 市内循環コミュニティバス運行を開始


一般会計・特別会計合わせて314億3,421万5千円

 3月4日から19日まで行われた「平成15年第1回牛久市議会定例会」において、平成15年度の牛久市予算案が上程され、一般会計と八つの特別会計、合わせて314億3,421万5千円(前年度比8億8,180万7千円、2.7%減)の予算が決まりました。

【一般会計】

 一般会計の予算の総額は188億6,000万円で、前年度の予算と比較して11億7,600万円、5.9%の減となっています。
 歳入の主なものとしては、市税が103億8,240万8千円で全体の55.0%を占め、次いで市債、繰入金、国庫支出金、地方交付税などの順になっています(上グラフ参照)。
 歳出では、民生費が39億9,758万6千円、構成比21.2%で最も多く、次いで土木費、総務費、衛生費などの順になっています。主な内容として、民生費は痴ほう性老人グループホーム建設助成や精神障害者の生活援助、作業所の運営、父子家庭への児童育成手当の支給などによる1億1,332万4千円、2.9%の増です。そして総務費は、1億6,221万3千円、5.4%の減となっていますが、庁舎のバリアフリー化や市内循環コミュニティバスの運行などの予算を計上しています。また教育費は、神谷小学校の校舎増築実施設計委託や牛久第二中学校耐震補強工事設計委託などの予算を計上していますが、牛久第一中学校校舎完成などにより6億273万6千円、19.8%の減です。

【歳入】

 市税は、固定資産税の土地・家屋評価替えによる5%の減収と市民税に係る法人所得の低迷に伴い0.6%の減収が見込まれ、当初比で3.4%の減収という状況にあります。一方、国庫および県支出金などの特定財源の確保に努めるとともに、財政調整基金、減債基金および特定目的基金など各種事業に合わせた基金の活用と、建設事業に係る市債を見込むなどして、財源の確保を図っています。

【歳出】

 各種施策の推進、公共施設などの充実に伴い、義務的経費などが増加していますが、不況による歳入の落ち込みを考慮し、財源の適正な配分、行政経費の節減合理化を推進し、財政の健全化を図るとともに、市民福祉の向上に十分配慮しています。

【特別会計】

特別会計八事業の合計額は125億7,421万5千円で、前年度比2億9,419万3千円、2.4%の増となっています。

平成15年度各特別会計当初予算

会 計 名 本年度予算額 前年度予算額 比 較
国民健康保険事業  45億8,800万円 41億7,700万円 4億1,100万(9.8%)
公共下水道事業 20億7,500万円 21億3,000万円 △5,500万円(△2.6%)
青果市場事業 2,440万円 2,500万円 △60万円(△2.4%)
公共用地先行取得事業 4,261万9千円 4,381万8千円 △119万9千円(△2.7%)
市街地再開発事業  4,569万6千円 5,020万4千円 △450万8千円(△9.0%)
老人保健事業 40億8,550万円 40億6,800万円 1,750万円(0.4%)
小規模水道事業  2,100万円 2,400万円 △300万円(△12.5%)
介護保険事業  16億9,200万円 17億6,200万円 △7,000万円(△4.0%)
合計 125億7,421万5千円 122億8,002万2千円 2億9,419万3千円(2.4%)
問い合わせ 市経営企画課 電話029-873-2111

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