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小さいお子さんがいるお母さん、お父さん

育児サークルデビューしませんか?


子どもたちは、子どもたち同士で楽しく遊ぶ

お母さんたちは、子育てについての悩みを相談し合う

 就学前の子どもたちとお母さんが集まって、楽しく遊びながら育児についての情報を交換する「育児サークル」の活動が盛んになっています。
 市内で活動している育児サークルは、保健センターや公民館、総合福祉センターなどを利用し、趣向を凝らしたイベントを催しながら、楽しい子育てを追求しています。

 市保健センター2階にある運動指導室から子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。ここで活動する育児サークルは全部で10団体。月に1〜3回程度、この部屋を利用しています。ゼロ歳から就学前までの子どもたちとそのお母さんたちの集まりです。
 この日、活動していたのは、サークル結成三年目の『ミッフィー』。代表の山崎美裕紀さん(上柏田)は、1歳9カ月になる長女、侑奈ちゃんと参加しています。集まったメンバーは、親子約10人。運動指導室内には、トランポリン、滑り台、積み木などの遊具があり、子どもたちが思い思いに遊んでいます。その隣では、お母さんたちの話の輪ができています。「子育てについての悩みは皆一緒。解決策が見つからなくても、サークルでほかのお母さんたちと悩みを相談できるだけで、ストレスが発散できます」と話す山崎さん。ここで集まる以外にも、公園で遊んだり、カラオケに行ったり、クリスマス会を催すなど、交流の輪が広がっています。

 市健康管理課が主催するマタニティークラスの同期生で結成したサークル『プチ・ロケッツ』は、平成12年生まれの子どもたちが集まるサークル。会員の遠藤美穂子さん(田宮)は、「子どもが大きくなってサークルを卒業しても、お母さん同士は今でも付き合いがあります。子どものためと思って参加したサークルですが、助かっているのは子どもよりむしろお母さんの方です」と話しています。

 平成13年に牛久市母親クラブとして発足した「めだかの学校」には、約100人の親子が在籍し、週に一度イベントを開催しています。この日は市中央公民館で英語あそび。英語でわらべ歌を歌ったり、英語の絵本の読み聞かせを行ったりしました。講師は東洋大牛久高校非常勤講師の日野陽子先生。絵本を見ながら「sausage」(ソーセージ)、「watermelon」(すいか)と発音すると、子どもたちもその後に続いて発音します。子どもは英語を音としてとらえるため、覚えることに抵抗がないといいます。
 代表の櫻井明美さん(岡見町)は「英語を覚えることではなく、親子でスキンシップ、コミュニケーションを図ることが目的。英語に触れながら、楽しんでもらえればいい」とのこと。これまでは、人形劇や楽器の演奏、畑を借りて野菜を栽培したこともあるそうで、今後は各々に活動しているサークル同士の交流を図りながら、子育て家族を応援する企画を考えているそうです。
 また、櫻井さんは「イベントに参加した場合、お母さんは子どもにやらせてあげようという気持ちが強過ぎて、かえってストレスがたまってしまうこともある。参加して一緒に楽しむことが大事」と提案しています。
 あるサークルを見学に来ていたお母さんは「市保健センターでのマタニティースクールの後、赤ちゃん交流を卒業したので、今度は子育てサークルに参加しようと思って来てみました。いろんな人の話を聞きながら、自分のためにも子どものためにも勉強していきたい」と話していました。

 人によって子育てのスタイルはさまざま。子どものため、そしてお母さん、お父さんのために「子育てサークル」を育児スタイルの一つに入れてみてはいかがでしょうか?

子育て、楽しんでますか?

みんな同じ子育て中!子育ての悩みも一人で悩まないで!!

市保健センターで活動している育児サークル

 月に1〜3回、市保健センターを利用して活動しているサークルです。入会を希望する方は、活動日に直接見学してください。対象は、市内に在住の方で就学前までのお子さんです。なお、参加できるサークルは一つです。見学時間は、午前が10時30分から正午、午後が2時から4時です。お気軽にどうぞ。

問い合わせ 市健康管理課 電話 873-2111内線1744

E-Mail: jidou@city.ushiku.ibaraki.jp

サークル名 3月の活動日 主に参加している子どもの年齢 活動内容 会 費
Olive(オリーブ)  5日・12日・26日(水)の午前 0〜3歳 自由遊び 年300円
MILKカンガルー 4日(火)、24日(月)の午前 0〜4歳 自由遊び なし
あそびっこクラブろころこ 6日(木)の午前 0〜6歳 自由遊び 月100円(保険:年450円)
リズムポケット 20日(木)の午前  1歳半〜4歳  リトミック体操(※)  月500円
プチ・ロケッツ  13日・27日(木)の午前 1〜2歳 自由遊び なし
ミッフィー 14日・28日(金)の午後 0〜4歳 自由遊び なし
ひよこっ子クラブ  4日(火)の午後、10日(月)・28日(金)の午前  0〜4歳 自由遊び なし
ツインズ(双子のサークル) 3日(月)、18日(火)の午前 0〜6歳 双子がいる方の交流  なし
リズム体操(ひまわり)    19日(水)、25日(火)の午前 0〜3歳 乳幼児の体操 月300円
トーマス    6日・13日・20日(木)の午後 1歳 自由遊びと月1回リトミック体操  月400円

※リトミック体操…リズムに合わせて思いのままに手を振り、体を動かす体操。

公民館などで活動しているサークル

 盛りだくさんの内容で活動しています。就園前のお子さんが対象です。
 詳しくは、各サークルにお問い合わせください。

サークル名 活動日時 場 所 内容 会費 問い合わせ
めだかの学校 第1・3金曜日、第2木曜日  市中央公民館  親子体操、ジャザサイズ(音楽に合わせて踊る)、マザーグース(英語遊び)  年間3,000円(保険別)、毎年3月に募集 櫻井
電話874-4684
かんがるぅ 毎週木曜日、午前10時〜正午  女化青年研修所  リズム体操、英会話、リトミック  年間4,000円、毎年2月に募集  伊藤
電話871-5516
スマイル倶楽部 5、7、9、11、12、3月の第1水曜日 三日月橋公民館 絵本の読み聞かせ、手作り紙芝居、エプロンシアター、体操など  無料
随時募集

電話871-2414
さんさんくらぶ 毎月最終月曜日、午前10時30分〜正午  市総合福祉センター 映画ビデオ上映、絵本の読み聞かせ、体操、工作、ゲーム 無料随時募集  鈴木
電話874-4312

保健センターは、子育てを応援します

子育てについて不安なことがあったら、まず保健センターへ!

 市保健センターでは、お子さんが生まれる前から、お母さん、お父さんを支援しています。マタニティークラス(妊婦教室)、赤ちゃん訪問、子育て相談、集団検診など、さまざまな形で子育てをバックアップしていきます。どうぞ、ご利用ください。

 

マタニティークラス(妊婦教室)

 初めての出産を控えた妊娠中期の方を対象に、3日間、グループで実習しながら楽しく学びます。初めての出産の「不安」を「自信」に変え、妊婦さん同士の友だちづくりを目的としたアットホームな教室です。ご主人と一緒にご参加ください。

赤ちゃん訪問

 赤ちゃんのいるご家庭に、保健師や助産師が伺います。母乳やミルクのこと、体重の増加など何でもご相談ください。

赤ちゃん交流

 月2回、市保健センターの2階運動指導室を開放しています。お母さん方が自由に来て、お話をしながら交流を図ります。予約などは必要ありません。

乳幼児健診

 3・4か月児健診、1歳6カ月児健診、3歳児健診があります。

離乳食教室

 離乳食のスタート時期に合わせて、試食をしながら離乳食の進め方のお話をします。

子育て相談

子育てのことなら何でも相談に応じます。発達、発育、言葉、しつけ、食事、虫歯など、お気軽にご相談ください。

育児サークル

 「子どもと一緒に楽しく遊びたい」「同じぐらいの子どもがいるお母さんたちと仲良くなりたい」という方は、育児サークルに参加してみては?

問い合わせ 市健康管理課 電話873-2111内線1744

E-Mail: kenkou@city.ushiku.ibaraki.jp


市児童福祉課でも、子育てについての相談を受け付けています

●子育てサロン

 神谷児童クラブ内で家庭児童相談員や保育士が相談を受け付けます。事前に申し込みが必要です。

●子育て電話相談

 市内各市立保育所で相談を受け付けています。

※詳細は、お問い合わせください。

問い合わせ 市児童福祉課 電話873-2111 内線1734

E-Mail: jidou@city.ushiku.ibaraki.jp


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