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保健センター通信

市民の皆さんが望む検診体制とは!

 市保健センターでは、皆さんが望む検診体制をつくるためにアンケート調査を実施しました。調査対象は、市で検診を受診されている皆さんと、検診受診の有無にかかわらず、より一般的な意見として中学生の保護者にお願いしました。皆さんからいただいた貴重なご意見をもとに、これからの検診体制についてお知らせします。

調査対象者 回答数 回答率
全 体 5,683人 78%
1.中学生保護者 543人 74%
2.市民ドック受診者 4,282人 82%
3.医療機関検診申込者 858人 80%

アンケート項目

集計結果
性  別

女性80% 男性20%

加入保険

国民健康保険47% 社会保険52%

年  齢

30歳代
7%

40歳代
14%

50歳代
35%

60歳代
24%

70歳以上
10%

「検診はなくてはならないものですか」

「はい」92% 「いいえ」6%

「検診を受けたことがありますか」

「年に1回受けている人」82% 「その他」8%

「検診を受けている理由」

「健康管理のため」50%「早期発見」35% 「その他」15%

「望む検診とはどのようなものですか」

「受けたい時期(月日、時間)に受けられる」20%
「申し込み手続きが簡単」19%
「早期治療に結び付く」15%
「受けたい病院で受けられる」9%

皆さんからのご意見の欄

●市内の病院だけでなく、かかり付けの病院で診察が受けられると良いと思います。(35〜39歳女性)
●検査の結果をできるだけ早くほしい。(55〜59歳女性)
●集団検診よりは、各自で好きな時期に好きな病院のドックを受けたい。(45〜49歳の女性)
●受診者が多くて時間がかかるため、職員をもっと増やしてほしい。(45〜49歳女性)

皆さんが望んでいる検診はこんなかたちです!

 「受けたい時期に受けられる」に関して、市民ドックは日数が1年間の中で20数日のみであり、また時期も限定されてしまうため、受けたい時期に受けることができないと思われます。個々の都合に合わせ、より受診しやすくするためには医療機関検診が適しています。
 「早期治療に結び付く」に関しては、市民ドックを受診してから結果を受診者に返すまでには、1カ月から1カ月半はかかっています。しかし、病院で受診した場合、結果が出た時点で早期に医師からの診断、病状の説明などを直接聞くことができ、精密検査などの結果が出ても即医療機関での対応が可能になります。

 1.受けたい時期に受けられる
 2.手続きが簡単
 3.早期治療  
 4.受けたい病院で受けられる
60%の意見

医療機関検診での検診が最適

メリット  ・受診時期、病院が選べる
 ・早期に治療へ結び付く

*現在実施している集団検診を望まれた方は、全体の4%でした。

アンケートのまとめとして

 今回のアンケート調査は、大半が検診を受診している方を対象としたため、検診の必要性が高いという結果となっています。しかし、市民ドックでの検診受診率は27%という実態から、受診している人はまだまだ少ないのが現状です。今後も市民の皆さんが年に一度は検診を受け、健康を自ら守るという支援を行っていきます。

今後の体制

 これらのご意見を踏まえ、皆さんが望む検診体制への移行段階として、これまで集団検診で実施していた子宮がん検診を「医療機関検診」として一本化し、実施する予定です。

これからの展望

ホップ ステップ ジャンプ

望まれる検診体制の確立

各種検診を医療機関検診で実施できる

検診を受診する人が増え、健康を自分で守ることができる


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