令和8年7月9日付で牛久市牛久町にある「旧飯島家住宅」の主屋、蔵、門及び塀が国登録有形文化財に登録されました。
市内の国登録有形文化財は平成30年5月に登録となった「旧岡田小学校女化分校校舎」に続き、2件目となります。
※旧飯島家住宅は通常非公開
【旧飯島家住宅主屋】

【旧飯島家住宅蔵】

【旧飯島家住宅門及び塀】

飯島家は江戸時代に麻屋という屋号の旅籠屋を経営し、主に運送のための人員や馬の交代を手配する問屋役として、牛久宿の宿場運営の中心的な役割を担いました。
主屋は明治4年建築で、北西座敷に大床を構え、透彫欄間の付書院などの上質なつくりです。明治17年に明治天皇が女化原の近衛兵大演習を天覧した際に行在所となり、主屋には天皇がお泊りになった玉座の間や専用の便所などが残されています。
蔵は大正6年建築の旧文庫蔵で、外壁は押縁下見板張。小屋組はキングポスト・トラスで、全体的に質実なつくりで敷地景観を形成しています。
門及び塀は大正6年頃の建築で、旧水戸街道に面し、家格に相応しい表構えをつくっています。