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感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎を中心に)について 

1 感染性胃腸炎とは

感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。

2 原因と感染経路

原因となる病原体には、ノロウイルス(Noro virus)、ロタウイルス(Rota virus)などのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。

感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。

3 症状

病原体により異なりますが、潜伏期間は1〜3日程度です。

ノロウイルスによる胃腸炎

主な症状は吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛であり、小児ではおう吐、成人では下痢が多いです。
有症期間は平均24〜48時間です。

ロタウイルスによる胃腸炎

おう吐、下痢、発熱がみられ、乳児ではけいれんを起こすこともあります。
有症期間は平均5〜6日です。感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。  

4 治療

 特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。

5 予防のポイント

6 おう吐物処理の方法

具体的な方法はこちら(嘔吐物処理の方法) [PDF形式/504KB]をご覧ください

【参考】塩素系漂白剤 等の作り方(塩素濃度約5%の場合)

0.02%・・・環境消毒※に使用
※家庭や施設において、発生時にトイレのドアノブや手すりなど、多くの人が触れる場所の消毒に使用

0.1%・・・おう吐物・ふん便が付着した場合の処理に使用

濃度(希釈倍率) 希釈方法
0.02%(200ppm) 2リットルのペットボトル1本の水に10ml
(原液をペットボトルのキャップ2杯)
0.1%(1000ppm) 500mlのペットボトル1本の水に10ml
(原液をペットボトルのキャップ2杯)

7 関連リンク

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保健センター 〒300-1292 茨城県牛久市中央3丁目15番地1

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