感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。
原因となる病原体には、ノロウイルス(Noro virus)、ロタウイルス(Rota virus)などのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。
感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。
病原体により異なりますが、潜伏期間は1〜3日程度です。
【ノロウイルスによる胃腸炎】
主な症状は吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛であり、小児ではおう吐、成人では下痢が多いです。
有症期間は平均24〜48時間です。
【ロタウイルスによる胃腸炎】
おう吐、下痢、発熱がみられ、乳児ではけいれんを起こすこともあります。
有症期間は平均5〜6日です。感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。
特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。
具体的な方法はこちら(嘔吐物処理の方法) [PDF形式/504KB]をご覧ください
0.02%・・・環境消毒※に使用
※家庭や施設において、発生時にトイレのドアノブや手すりなど、多くの人が触れる場所の消毒に使用
0.1%・・・おう吐物・ふん便が付着した場合の処理に使用
濃度(希釈倍率) | 希釈方法 |
---|---|
0.02%(200ppm) | 2リットルのペットボトル1本の水に10ml (原液をペットボトルのキャップ2杯) |
0.1%(1000ppm) | 500mlのペットボトル1本の水に10ml (原液をペットボトルのキャップ2杯) |
保健センター 〒300-1292 茨城県牛久市中央3丁目15番地1
電話番号:029-873-2111(内線1741〜1747) ファックス番号:029-873-1775
メールでのお問い合わせはこちら