作成日:2004/06/30


第54回社会を明るくする運動〈7月1日〜7月31日〉


「ふれあいと 対話が築く 明るい社会」

 「第54回社会を明るくする運動」が7月1日から31日までの1カ月間展開されます。
 「社会を明るくする運動」は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場で力を合わせ、犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動です。 
 市でも青少年相談員連絡会、保護司会、更生保護女性会を中心に、街頭キャンペーンなどの活動を展開します。

自動車・オートバイ  盗難防止のために

防犯登録をしましょう

*オートバイ(125CC以下)、自転車の防犯登録をすると、コンピューターに登録され、もし盗まれた場合でも持ち主がすぐに分かりますので、早く返還されることはもちろん、盗難防止にも役立ちます。

二重ロックをしましょう

*オートバイは、エンジンキーを抜き、ハンドルロックをするのはもちろん、ワイヤー錠を利用して二重にロックしましょう。
*自転車は、一つの鍵では簡単に壊されてしまいます。ワイヤー錠などで二重ロックしてください。

万引き防止のために

お店の方へ

*店内放送を行い、注意を喚起しましょう。
*店内をぶらぶらしていたり、商品をもてあそんでいる子どもたちに対して、積極的に声を掛けましょう。

家庭では

*子どもの持ち物に気を付けて、買い与えていないものがあったら「どうしたの」と聞いてください。
*万引きをしたことが分かったら、親子一緒にお店に謝りに行くことが大切です。
*万引きは「お金を払えばよい」というものではなく、「泥棒」であることをはっきり教えてください。

少年に良い環境を

家庭では

*大人は、ポルノ雑誌などを家庭に持ち込まないようにしましょう。
*テレビなどは、健全な番組を選ばせましょう。
*子どもには、良い本を読む習慣を付けさせましょう。
*勉強部屋などが子どもたちのたまり場にならないようにしましょう。

地域では

*有害図書、有害玩具などを販売している自動販売機を無くしましょう。
*成人映画などは、子どもに見せないようにしましょう。
* 喫茶店、遊戯場などが少年のたまり場にならないようにしましょう。

非行防止のための10則

1. 子どもを放任するな

・子どもの身の回り、行動に注意しよう

2. 親の権威を失うな

・子どもの言いなりにならないようにしよう

3. 子は親を写す鏡であることを忘れるな

・子どもに教えたことは自分で模範を示そう

4. 親子の対話を忘れるな

・子どもに積極的に話し掛けよう

5. 子どもに善悪のけじめをつけさせることを忘れるな

やっていいこと、悪いことのけじめを教えよう

6. 子どもに過度の期待を掛けるな

親の一方的な願望や見えで子どもをしかり付けることはやめよう

7. 子どもを甘やかすな

物分かりのよい親は要注意です

8. 小さい時からしつけることを忘れるな

かわいがるだけでは子どもを駄目にします

9. 二つしかったら、三つ褒める心掛けを忘れるな

頭ごなしやむらのある感情的なしかり方は逆効果です

10. 子どもに目標を持たせることを忘れるな

 過度の干渉を避けて、自立化を助けよう

愛の募金運動にご協力ください

青少年の非行防止と更生の援助のためにあなたの温かい理解と愛の手を!

牛久市更生保護女性会会長 古林 久

 「第54回社会を明るくする運動」強調月間が7月1日から始まりました。更生保護女性会は、女性の立場から「青少年に母の愛を」をモットーに、不幸にして非行に陥ってしまった青少年のために、一日も早く本来の健やかな姿に立ち戻ってもらいたいという願いをもって、援助のための募金活動を行っています。
 これは、県下の更生保護女性連盟の一事業であり、おかげさまで毎年多額の浄財が寄せられ、県内の矯正施設ならびに保護観察中の少年たちの更生保護費として寄付しております。施設では、図書費や視聴覚器材をはじめ、社会活動のための参加費、作業用の衣類、あるいはパソコンなどの教材費などに有効に役立てています。また、私どもの地域活動にも役立たせていただいております。
 今年もこの「社会を明るくする運動強調月間」に会員が募金活動を行います。この趣旨をご理解くださいまして、一層のお力添えをお願い申し上げます。

第54回社会を明るくする運動

主唱/法務省
牛久市・牛久市青少年相談員連絡会
牛久保護司会・牛久市更生保護女性会

問い合わせ 市児童福祉課 電話029-873-2111(内線)1734