市の事業と予算をお知らせします 2


 市の一般会計予算は188億6,000万円。このお金の使い道を数回にわたり、各部ごとに紹介しています。
 今回は、福祉部と市民部の主な事業とその予算の概要についてお知らせします。なお、金額の1万円未満は端数処理しました。

福 祉 部(社会福祉課、介護保険課、児童福祉課、健康管理課)

 障害者の居宅生活の支援は、障害者の自立と社会参加促進のため、デイサービス、ショートステイなどの費用を扶助します。
 知的障害者デイサービスセンター「わくわく」の運営は、就労困難な在宅知的障害者の社会適応訓練などの費用を扶助します。
 生活扶助費の支給は、生活扶助、医療扶助などの扶助費を支給します。
 社会福祉協議会への助成は、職員の人件費などの法人運営費を補助するものです。
 在宅高齢者の日常生活の支援は、在宅の高齢者の方に対し、配食サービスやおむつ給付金などを支給します。
 敬老の日大会行事の助成は、七十五歳以上の方約四千四百人を対象に、各行政区で敬老の日大会を実施します。

福祉部の主な事業 予算額(概算)
障害者の居宅生活の支援 2,976万円
知的障害者デイサービスセンター「わくわく」の運営 6,638万円
生活扶助費の支給 2億3,075万円
社会福祉協議会への助成 1億1,943万円
精神障害者とその家族からの相談体制の整備 1,222万円
在宅高齢者の日常生活支援 3,375万円
敬老の日大会行事の助成 1,924万円
介護保険事業特別会計繰出金※ 3億215万円
父子家庭を対象とした児童育成手当の支給 1,383万円
生活習慣病予防を主とした健康づくり実践の支援 1億2,868万円
乳児健康診断とその保護者への育児相談 1,062万円

  介護保険事業特別会計繰出金は、人件費や事務費などが一億七百五十万円、介護給付費市負担分などが一億九千四百六十万円です。
 父子家庭を対象とした児童育成手当の支給は、母子家庭への児童扶養手当と同様の手当を、父子家庭にも支給します。
 生活習慣病予防を主とした健康づくり実践の支援は、子宮がん検診など各種健康診断を実施します。

市 民 部 (総合窓口課、市民課、医療年金課)

 妊産婦や母子・父子家庭、三歳児の医療費一部助成は、外来自己負担金と三歳児の医療費の一部負担金を市が単独で助成します。
 国民健康保険事業特別会計繰出金は、人件費や事務費などが一億二千九十六万円、医療費市負担分(一部、国・県からの補助金含む)などが五億二千七百三十四万円です。
 老人保健事業特別会計繰出金は、人件費や事務費などが二千二百七十八万円、医療費市負担分などが二億二千八百九十五万円です。

市民部の主な事業 予算額(概算)
総合窓口での速やかな諸証明の発行 664万円
住民基本台帳ネットワークシステムの構築 709万円
妊産婦や母子・父子家庭、3歳児の医療費一部を市が単独で助成 3,229万円
国民健康保険事業特別会計繰出金※ 6億4,830万円
老人保健事業特別会計繰出金※ 2億5,173万円

※繰出金…一般会計と特別会計または特別会計相互間において支出される経費のこと