市の事業と予算をお知らせします


 市の平成15年度一般会計予算は188億6,000万円。このお金の使い道を数回にわたり、各部ごとに紹介していきます。今回は、総務部と企画部の主な事業とその予算の概要についてお知らせします。なお、金額の1万円未満は端数処理しました。

総 務 部(総務課、税務課、納税課)

 男女共同参画社会実現に向けての意識啓発活動は、イベントの開催や広報紙などで情報の提供を行うことにより、市民の男女共同参画への関心を高め、男性も女性も、それぞれの個性と能力を発揮してあらゆる分野に参画できる体制をつくります。(情報誌「リ・ボーン」発行21万円、「男と女のフォーラム」開催経費64万円など)
 行政区集会施設の整備や管理に対する助成は、地域コミュニティ活動の拠点として集会施設を充実させるため、行政区集会所の整備・管理経費の補助をし、行政区の負担軽減を図ります。(東区集会所建設工事1,300万円、本町第二区集会所建設工事1,300万円)
 行政区役員による広報広聴活動は、コミュニティ活動を円滑に運営するために、市政の伝達と住民からの意見を聴取します。
 茨城租税債権管理機構への滞納事案の委託は、高額滞納者のうち、市で解決困難な事案の処理を債権機構に委託し、適切な滞納処分を実施します。

総務部の主な事業 予算額(概算)
市議会議員選挙、市長選挙の執行

7,168万円

男女共同参画社会実現に向けての意識啓発活動 215万円
行政区集会施設の整備や管理に対する助成 3,355万円
区長会活動および市民号への助成 232万円
行政区役員による広報広聴活動 6,469万円
市税の適正課税 4,582万円
茨城租税債権管理機構への滞納事案の委託 621万円

企 画 部(経営企画課、管財課、情報政策課、広報広聴課)

 コミュニティバスを市民のニーズに沿って運行し、交通弱者の自主的移動を可能にします。
 牛久市建設工事資金貸付制度は、市内建設業の育成に寄与することを目的に、工事請負代金の一部貸し付けを行うことで、工事を円滑に施工できるようにします。
 本庁舎バリアフリー化改修工事は、エレベーター設置、トイレ・会議室改修、車いす用傍聴席(2席)の増設です。
 地域イントラネットの管理は、インターネットを利用して市の情報を知ろうとする人々に正確な情報を迅速に提供できるよう、また市内小中学校でIT社会を支える人材育成教育に寄与できるようイントラネットを安定・安全に維持管理します。
 国際交流協会の設立を図り、国際交流の輪を広げていきます。

企画部の主な事業 予算額(概算)
コミュニティバスの運行 3,603万円
行政評価システムの運用 103万円
住宅・土地統計調査の実施 468万円
牛久市建設工事資金貸付制度の運用 5,000万円
本庁舎バリアフリー化改修工事 2億1,820万円
地方債※償還元金・利子 24億3,525万円
地域イントラネットの管理 2,852万円
住民基本台帳ネットワークシステムの構築 725万円
姉妹都市との交流 414万円
「広報うしく」の発行 3,445万円

※地方債…臨時突発的に多額の出費を余儀なくされる場合(災害など)や、収益的な投資(下水道・交通・各種公共施設など)のように将来の住民にも経費を分担させ、あるいは将来の収益によって返済することがむしろ公平である場合に財源とすることができる。