(目的)

第1条　この要綱は、原因が不明で治療方法が確立していないいわゆる難病にり患した疾病患者に対し、難病患者福祉見舞金(以下「見舞金」という。)を支給することにより、難病患者の闘病とその保護者の労苦に報いることを目的とする。

(定義)

第2条　この要綱において「難病患者」とは、茨城県より発行された指定難病特定医療費受給者証又は小児慢性特定疾病医療受給者証を保持している者をいう。

(受給資格)

第3条　見舞金の支給を受けることができる者(以下「受給資格者」という。)は、難病患者で、本市の住民基本台帳に登録されている者とする。

(申請及び決定)

第4条　見舞金の支給を受けようとする受給資格者又は保護者は、当該年度中において牛久市難病患者福祉見舞金支給申請書(様式第1号)に、次の各号に掲げる書類を添えて市長に提出しなければならない。

(見舞金の額)

第5条　見舞金の額は、難病患者1人につき、年額20,000円とする。

(支給時期)

第6条　見舞金は、申請月から2箇月以内に当該年度分を支給するものとする。ただし、受給資格者が第9条各号のいずれかに該当することとなった場合においては、支給月でない月であってもこれを支給することができる。

(支給方法)

第7条　見舞金の支給は、様式第1号に記載された受給資格者による届出金融機関口座への振り込みによるものとする。

(届出の義務)

第8条　見舞金支給の決定を受けた受給資格者又は保護者は、第4条第1項の書類の記載事項に変更が生じたとき又は次条により受給資格を喪失したときは、牛久市難病患者福祉見舞金受給資格等内容変更(喪失)届(様式第3号)を速やかに提出しなければならない。

(受給資格の喪失)

第9条　受給資格者が、次の各号のいずれかに該当するときは、受給資格は喪失する。ただし、見舞金申請手続後に該当となった場合は、年度内においてはこの限りでない。

(見舞金の返還)

第10条　市長は、受給資格者又は保護者が偽りその他不正の行為により見舞金の支給を受けたときは、見舞金の全部又は一部を返還させることができる。