○暴走族追放に関する決議
昭和55年12月20日
悲惨な交通事故を防止し、平和で明るい市づくりをめざし、交通秩序の確立をはかることは市民の願いであり、市民あげて懸命に努力をしているところである。
しかしながら最近、交通秩序を無視し、集団で暴走行為を繰り返すいわゆる暴走族の動向が、とみに活発化し、広域的に悪質な集団暴走行為を行い、平穏な生活を著しく脅かしていることはまことに憂慮に堪えない。
このような暴走族は、法と秩序を破壊し、社会生活を侵害するものであり、断じてその存在を許すことはできない。
これに対しては、警察の強力な指導取締りと青少年の健全な育成を図るための指導体制を強化するとともに、暴走族を許さない世論の形成と、暴走行為をさせない環境をつくることが緊要である。
よって、本市議会は、市民とともに総力をあげて暴走族を追放し、安全で明るい郷土づくりに邁進するものである。
上記決議する。