うしくのひと。

STYLE.23 -とにかく行動してみる 牛久市在住:中島沙都美さん-

牛久市在住:中島沙都美(なかじまさとみ)さん

「牛久だから、私だからできること」

つくば市出身の中島さんは、牛久出身のご主人との結婚を機に牛久に移住してきました。

8歳と3歳のお子さんがいる中島さん。牛久での暮らしは「安心して子育てできるまち」と感じているそう。

お子さんが「医療的ケアを必要」とすることもあり、ご自宅は平屋の一軒家でバリアフリー仕様。

「季節の野菜を庭で育てたり、それを家族で調理して食べたりするのが一番のほっとする時間です」

お子さんのケア用品を入れる箱をDIYするなど、モノづくりにも凝っています。

 

牛久で子育て、人とのつながり

 

障がいがある子どもを育てる方たちのグループ「にじいろペース」に携ってから、人間関係の幅が広がったそう。

「主人が育ち慣れ親しんだ土地だから知人が多かったのもあったけれど、誰かとつながると高い確率で共通の友人がいたり、引っ越した家の近所に、知り合いのお宅が多かったりと、牛久のまちには人と人とのつながりの強さを感じます」

 

牛久だから、私だからできること

 

この経験から、まちは市民一人ひとりでできている、という意識が芽生え、「牛久だから、私だからできること」を考えるようになりました。

結婚前は、出版社で編集の仕事に携わっていた中島さん。

友人に声を掛けてフリーペーパー『Soin&Soire~そわそわ~』を創刊しました。

『そわそわ』は、介護・看護にかかわる全ての方が寄り添う心と寄り添われる心をつなげる情報誌。ハンディキャップと生きている人や介護している人も楽しく過ごせるよう、車いすで行けるお店などグルメ・イベント情報を発信しています。

この取り組みが認められ、『そわそわ』は「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2019」において新創刊部門で優秀賞を受賞しました。(※)

ここまで来るのには決して平たんな道のりではなかった中島さん。仕事をしながらの子育ては、子どもの発熱やお迎えなどで、思うように進まなかったり…。

「まさにゼロからのスタートでした。でも、そんな不安よりも、こういうのがあればいいな、という気持ちでなんとかここまできました」

 

今後牛久に求めること

 

「バリアフリーが進んで、本当の意味で誰もが住みやすいまちになっていってほしいと思います」

「私自身も介護する人、される人へ支援の一つをしていきたい。そういう方が自由に仕事ができる仕組みをもっと考えていきたいです」

 

牛久での暮らしの本音を教えて

 

Q.移住者へのアドバイス

絶対孤立感を感じるときはあります。でも一人じゃない。周りの人たちにちょっとしたことでも話してみてください。

Q.びっくりしたこと

人とのつながりが多い。

Q.お気に入りの場所

夫の実家が自営業なので、古くからある商店なども詳しいので穴場をけっこう知っています。上町商店街などをフラっと歩いて精肉店や酒屋さんなど寄るのがおすすめです。

 

中島さん、ありがとうございました。

ボランティアやミキサー食対応のお店などの情報も募集中。

詳しくはこちら https://www.facebook.com/sowasowaibaraki/?ref=py_c

 

(※2019年12月追記)

そわそわは2019年11月29日授賞式が行われ、新創刊部門の優秀賞の中から、見事「最優秀賞」に選ばれました。おめでとうございます!

 

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