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作成日:2007/03/29


私たちの意見を市政に

牛久市中学生模擬議会

 牛久市の将来を担う中学生に地方自治の仕組みを学ぶことで、市のまちづくりへの参画意識を持ってもらおうと2月5日、「平成18年度牛久市中学生模擬議会」を市議会議場で開催しました。
 市内各中学校から2年生14人が参加し、市政に対するさまざまな質問が出され、市執行部も通常の議会同様熱心に答弁しました。

牛久市中学生模擬議会1(写真)

中学生模擬議会議員
鈴木涼子 牛久第一中学校
菊地一樹 牛久第一中学校
工藤優子 牛久第一中学校
唯根脩平 牛久第二中学校
飯塚和子 牛久第二中学校
中山優吾 牛久第二中学校
山本 佑 牛久第三中学校
前田康太 牛久第三中学校
武井秀樹 下根中学校
田辺みなみ 下根中学校
高辻僚太 下根中学校
南 琳太 牛久南中学校
黒羽亮一 牛久南中学校
斉藤 萌 牛久南中学校

(敬称略)

○牛久市の防犯・青少年非行対策について…鈴木涼子さん

市長 防犯カメラを学校や公共施設に設置したり、幼稚園・保育園での不審者に対する訓練の実施、学校の周辺や通学路の点検をして、道路や公園などを整備し犯罪が起こりにくい地域環境づくりを進めています。非行対策については、青少年相談員と連携し、青少年への注意喚起により非行の未然防止を推進しています。

○奥野地区の開発について…唯根脩平さん

市長 今年3月に圏央道が阿見東インターチェンジまで供用開始となり、奥野地区にある工業団地の企業や工場も新たに設備投資を図り、物流の拠点として活発化が期待されています。また、新たな工場用地の整備をして企業誘致を図ります。優良田園住宅制度に基づく住宅の設置についても考えていきます。

○ひたち野うしく地区の学校建設について…武井秀樹さん

教育長 現在、中根小学校の分離新設校として、仮称ひたち野うしく小学校を建設すべく、準備を進めています。また、中学校については平成25年度までは、現在の校舎で対応できると推計しています。そのため、まず小学校を建設し、次に中学校の建設という計画を立てています。

○来年のかっぱ祭りについて…南琳太さん

市長 昨年のうしくかっぱ祭りは、メインステージやイベント会場の確保ができなくなったことから、ふれあい通りに場所を変更しました。これについては、多種多様のご意見を頂いています。来年度の開催場所などについては、かっぱ祭り実行委員会の中で市民の方のご意見を参考に、検討を進めていきます。

○ごみのないまちを作るために…菊地一樹さん

市長 家庭ごみの排出量は、この20年で2.4倍に増加し、処理費用は年間約9億円かかっており、ごみの排出量を減らすことが重要です。廃棄物の不法投棄は、平成17年度で284件、処理費用に約600万円かかっています。市では職員によるパトロールのほかに、年3回の市内全域の清掃活動を実施しており、多くの市民のご参加を頂いています。また、環境美化推進員がごみの不法投棄の発見や回収を行っています。

○自然保護について…飯塚和子さん

市長 市内で500平方メートル以上の開発を行うときには、開発する面積や場所によって決められた割合で緑地を回復することになっています。また「市民の森」や「みどりの保全区」を指定して良好な自然環境を残していきます。今後は、市内の重要な緑地をできるだけ良好な状態で残して、子どもたちに大切な自然を残すように努めていきます。

○根古屋橋先の国道6号交差点への信号機の設置について…山本佑さん

市長 牛久市内には現在、信号機が109カ所、横断歩道は784カ所に設置されています。市では通学路の点検を行い、また皆さんの要望を受け、交通危険個所には標識や看板を設置し、信号機や横断歩道が必要な個所については警察に要望しています。ご指摘の場所については、すでに警察に設置をお願いしています。

○牛久市の合併について…田辺みなみさん

市長 自治体が大きくなれば、いいことができるというわけではありません。牛久市は非常に恵まれた地域にあり、人口も他の市と比べて少なくありません。税収も他の市と比べて非常に高いです。便利な場所にあって、今後ますます人口も増え、そして企業も誘致ができ、ますます栄える地域になりつつあります。牛久市は合併する必要はないと思っています。

○ひたち野うしく駅周辺の開発について…黒羽亮一さん

黒羽亮一さん(写真)
市長 ひたち野地区は、現在区画整理の面積の約8割が完了しています。都市計画法に基づく規制により統一性の取れた街並みの形成を図るほか、近隣公園を2カ所整備して多くの緑地を残し、さらに500平方メートル以上の土地利用に関しては市の条例により、敷地面積に応じた緑化を規定しています。今後、総合計画、都市計画マスタープランなどに基づき、牛久市の北の玄関口の顔としてのまちづくりを進めていきます。

○コミュニティバスの利用状況について…工藤優子さん

市長 1月あたりの平均利用者数は、今年度約1万300人、運行経費は年間約4600万円かかっています。コミュニティバスは、交通不便地域の方々や高齢者など交通弱者の方々の交通手段の確保という目的から、採算性を求めることは困難です。今後も、高齢化を迎える交通弱者の足となるよう、運行方法について引き続き検討していきます。

○通学路の歩道整備について…中山優吾さん

市長 市道14号線、下久野十字路からカントリーラインまでの路線は、年次計画により下久野十字路側から歩道を設置した道路整備事業を進めていきます。また、井ノ岡行政区の市道路線についても今後、全体的な道路整備計画を検討していきます。県道美浦・栄線および県道竜ヶ崎・阿見線については、竜ヶ崎土木事務所に早期整備について要望していきます。

○エアコン導入による夏休みの短縮について…前田康太さん

教育長 エアコンについては、平成19年度の夏には中学校で使用できるよう、小学校でも19年度中に導入できるよう予算に計上します。夏休みの短縮については、学力向上のための授業時数確保と、体育祭などの学校行事の諸準備のために、19年度の夏休みの日数短縮について、現在検討しています。

○交通事故防止対策について…高辻僚太さん

市長 市内で昨年発生した人身交通事故は588件で、718人の方がけがをされ、3人の方が亡くなっています。市では、交通安全キャンペーンを年数回実施しているほか、幼稚園、小学校では腹話術や模擬道路を使って、中学校では自転車安全教室を行っています。また、道路や歩道を点検し、危険個所については標識などを立てたり、交差点や歩道を改良するなど、安心できる道路環境を整備しています。

○牛久駅周辺へのショッピングモール建設について…斉藤萌さん

市長 牛久駅周辺の活性化については、現在牛久駅周辺活性化計画の調査・検討をまちづくりのスペシャリストへお願いしており、より具体的な内容で検討をしている最中です。ショッピングモールがそういう活性化の中で形成されればと思っています。

牛久市中学生模擬議会2(写真)

問い合わせ 市市民活動課 電話 873-2111 

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