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作成日:2006/11/30


市民特派員レポート

あ・そ・ぼ!〜冒険遊び場ってどんなとこ〜

広報うしく市民特派員 飯塚 寿子

パン焼き

火も使って遊べたプレーパーク

 「熱ーい」「気を付けて」「いいにおーい」と子どもたちと大人の声。本当においしそうなにおいがしています。ドラム缶を横に切って炭火を起こし、その上で棒に巻いたパン生地をあぶると、色よく渦巻き状のパンが焼き上がりました。(上写真)
 木と木の間にロープをつないで滑車で滑り落ちれば気分はもう、ピーターパン(下写真)。ブルーシートのブランコで揺らす役はお父さん。子どもたちは大興奮で「キャーッ」(下写真)。
 11月5日の日曜日、牛久市に「冒険遊び場づくりキャラバン」がやって来ました。プレーキット(遊びの道具や材料)を積んだ車でプレーリーダー(冒険遊び場づくりの達人)がやって来たのです。冒険遊び場はプレーパークとも呼ばれ、キャラバンはそのプレーパークの一日体験の場です。
 うしく鯉まつりでにぎわった市役所隣りの近隣公園に子どもたちの歓声が響きます。澄んだ青空と心地よい日だまりに動き回る子どもたちは、本来の子どもの姿なのだと感じました。

ブルーシートのブランコ

キャラバンが来るきっかけは!

 みどり野第一児童公園で今年4月から、月1回「やんちゃ天国」という外遊びを行っている団体(やんちゃ会)が、「牛久に冒険遊び場をつくる」という目的で「NPO法人日本冒険遊び場づくり協会」のキャラバン開催地に応募しました。その結果、関東近辺で会の立ち上げに特徴のある団体の1つとして選ばれた、と協会副代表の関戸まゆみ氏に伺いました。同協会は全国で217団体に広がっている冒険遊び場づくりの推進・支援のため、さまざまな事業を行っているとのことでした。

牛久での遊び場づくりの今後は!

 主催者の一人新谷ゆみさんは「向台小学校の父母や地域の大人のかかわりで『やんちゃ天国』を開いているが、それぞれの小学校区に遊びの会ができて、年1回でもみんなで遊べる大きな会が開けたら」と、熱心に語ってくれました。
 汗をかきながら段ボールの車にお兄ちゃんが弟を乗せて引っ張ったり、キャタピラーにして坂を転げ落ちたり。ベーゴマ、大工さん、リヤカー引き、昔はどこでもできたことが今は難しくなったのでしょうか。大人も子どもたちと一緒に遊ぶ、それは子どもと大人が知恵と力を出し合って、遊び方を見つける時代が来たように思われます。
滑車滑り

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