作成日:2004/06/10


話題 街にひろう


高齢運転者の現状を取材 NHKの「特報首都圏」取材班

 高齢運転者による交通事故が増加傾向にある中で、その事故防止に向けた茨城県交通安全母の会の活動を取材しようと、NHK取材班が牛久市小坂町を訪れました。
 5月20日には、小坂町に住む高齢者約30人が小坂コミュニティーセンターに集まり、同町の地図を見ながら、左右を確認しにくい交差点や交通量の多い道路などの危険な場所にシールをはり、その状況を話し合いました。
 翌21日は、同町内に住み、車やバイクなどを運転している高齢者宅を訪問。牛久市の交通安全母の会会員とともにNHK取材班がインタビューを行いました。
 同会会長の神戸礼子さん(小坂町)から、高齢になると身体的な機能が衰え、運転に支障を来すことについて説明を受けた斉田岸三さん(84歳)は「残念だが体力的に限界を感じてきた。事故になっては大変だから」と免許を返す考えがあるとのこと。
 今まで一度も事故を起こしたことがないという斉田清さん(79歳)は「運転はあと3年くらいかなあ、と思う。若いころと違って気を付けなければならないとは思っている。心配してもらえるのはありがたいが、車は便利なので…」と運転をやめることについての気持ちは複雑な様子。バイクに乗って50年以上になる妻のシゲ子さん(72歳)も「農作業のときに乗るだけで遠くへは行かない。足が弱ってきたこともあって、自転車の方が転んでけがをするくらいなんです」。
 取材の後、神戸会長は「80歳を過ぎると個人差はあるものの、身体的な機能や情報処理能力が衰えてくる。そんなときは、家族で話し合って、運転をやめることも視野に入れて考えてみることも必要ではないか。高齢者の交通事故では、高齢者が被害者ではなく、加害者になることも多いのです」と話していました。
 今年、市内で起こった交通死亡事故は2件で、どちらも高齢者が当事者。高齢者がかかわった交通事故件数で見ると、牛久市は県内で5番目の66件(前年比23件増)。増加数では県内2位となっています。(5月20日現在)
 今回の取材の模様は5月28日、NHK総合テレビの「特報首都圏」で放送されました。
(写真)インタビューに答える斉田清さん、シゲ子さん夫妻(中央の2人)

元気はつらつ 第27回老人と集う三世代の広場

 5月22日、毎年恒例の「三世代の広場」が、牛久運動公園で開催されました。
 人気競技の「孫といっしょに」(写真)では、子どもたちと高齢者の方が仲良く参加しました。また、団体戦の「紅白玉入れ」や「かぼちゃ引き競走」では、どの行政区も三世代が力を合わせて頑張りました。この日は朝から小雨が降る中、季節はずれの寒さにも負けず、皆さん元気に競技に参加し、三世代の触れ合いを楽しみました。

牛久の大根「河童大根」が県知事賞

「第8回園芸きらり産地コンクール」でJA竜ヶ崎市大根生産部会が茨城県知事賞を受賞

 5月26日、水戸市で開催された「第8回園芸きらり産地コンクール」で、JA竜ヶ崎市大根生産部会(部会長・山岡正男さん)が最優秀賞と茨城県知事賞を受賞しました。
 JA竜ヶ崎市大根生産部会は、牛久市の生産者を中心に秋冬採り大根の生産が中心で品質が良く、「河童大根」の名前で京浜市場をはじめ、沖縄へも出荷されるようになりました。
 また部会では、品質重視を信条とし、規格を守った選別を徹底するなど、消費者に新鮮でおいしい大根を供給するよう心掛けています。このような地道な努力が実を結び、今回の「園芸きらり産地コンクール」で、最優秀賞と茨城県知事賞を受賞しました。(写真左)表彰を受けるJA竜ヶ崎市大根生産部会長の山岡正男さん(井ノ岡町)

身近なことから人権を考えてみませんか 人権擁護キャンペーン

 5月27日、牛久市の人権擁護委員が、牛久駅前で人権擁護キャンペーンを行いました。(写真)
 「お互いの人権を守って明るい社会を築きましょう」と書かれた上り旗を掲げ、おそろいの人権擁護法被とたすきを身に付けて、道行く人たちにチラシや人権擁護グッズを配りながら、人権擁護を呼び掛け、啓発活動を行いました。

プールって楽しいね 小学生の水泳教室

 5日間にわたり開催された「小学生の水泳教室」には、今年も60人の子どもたちが参加しました。4つのグループに分かれて、「バトン拾い」や「フープくぐり」など、楽しみながら水と親しみました。また、バタ足の練習、ビート板やヘルパーを使った練習、背泳ぎの練習(写真)もしました。
 最終日には、保護者やコーチに見守られる中、参加したみんなに淀川ゆき教育長から「修了証」が一人ひとりに手渡され、この教室で新しくできたお友だちと一緒に、喜びを分かち合っていました。

うしくゴールデンボーイズ、6年連続で全国大会へ

平成16年度春季茨城県還暦軟式野球大会で優勝

 5月22日から24日まで、水戸市民球場で開催された「平成16年度春季茨城県還暦軟式野球大会」で「うしくゴールデンボーイズ」が優勝し、全国大会出場が決定しました。
 同チームは、平成11年度から6年連続で全国大会に出場しており、平成13年には優勝、平成14年には準優勝の好成績を収めています。
 さらに平成15年の「第5回全日本選抜還暦軟式野球大会」でも優勝しており、還暦野球の二大大会を全国で初めて制覇しました。今年は3度目の日本一を目指して練習に励んでいます。
 なお、県大会で活躍した選手らへの表彰があり、最優秀選手賞に大原惠政さん、首位打者賞に飯島繁さん、勝利監督賞に中根眞澄さんがそれぞれ選ばれました。(写真)3度目の日本一を目指す、うしくゴールデンボーイズのメンバー

第33回春季牛久市内親善野球大会

 4月4日から29日までの毎週日曜日、牛久運動公園野球場などで「第33回春季牛久市内親善野球大会」が行われました。
 Aクラスで優勝した69ナイティナイナーズは、昨年度連盟登録した新鋭チーム。自慢の攻撃力と若さで強豪を撃破し、決勝戦では走、攻、守のバランスの取れた刈谷野球部を破り、優勝に輝きました。

【Aクラス】 優勝  69ナイティナイナーズ、 2位 刈谷野球部、 3位 アウトローズ、ビッグエイト

Aクラス優勝の69ナイティナイナーズ

【Bクラス】 優勝 ハーブ園、 2位 TEAM.M、 3位 モンキーズ、BEARS

Bクラス優勝のハーブ園

問い合わせ 市市民活動課 電話029-873-2111(内線)1633