牛久市って住みやすい?それとも住みにくい?
市民満足度調査の結果が出ました


 平成16年2月に実施した平成15年度「牛久市の行政サービスに対する市民満足度調査」の集計結果をお知らせします。
 この調査は、現状の市の行政サービスについて市民がどのように感じているかをとらえ、今後の行政サービス改善の基礎資料とするため、市内に在住の20歳以上の方のうち、無作為に抽出した3,000人を対象として毎年実施しています。皆さんのご協力により、回収標本数は1,100件、回収率は36.7%の回答を得ることができました。

調査の実施概要

◎実施時期

2月13日(金)発送 3月5日(金)締め切り

◎対象者

3,000人(市内に在住の20歳以上の方)

◎調査項目

1.市政全般における満足度について
2.政策別の満足度および重要度について
3.目標とする業績指標の実績値について

政策別の満足度および重要度とは…

 市は、現在「第2次総合計画(計画期間2001年〜2010年)」に基づき「あたたかみのあるまち」を実現するために、
1.「人と文化を育むまち」づくり
2.「安全で安心して暮らせるまち」づくり
3.「地球環境を守るまち」づくり
4.「活力のあふれるまち」づくり
5.「快適な生活空間のあるまち」づくり
6.「ふれあいと交流のひろがるまち」づくり
7.「行政運営に創意工夫のあるまち」づくり
の7つを基本理念としたまちづくりを推進しています。
 今回の市民満足度調査では、この基本理念に位置付けられている政策(37分野)別に、それぞれに対する満足度(現在の満足状況)と、重要度(優先して推進すべきかどうか)をお聞きしました。

「目標とする業績指標の実績値」とは…

 市では、毎年度の経営計画策定(予算編成)において、各政策の戦略(政策の方向性や目標となる指標の設定)を掲げ、市政運営を実施しています。その中で目標として掲げた政策別の業績指標のうち、市民の皆さんを対象としたアンケート調査により、その実績値を把握する7つの項目についてお聞きしました。

(1)回答者の構成

性別

年齢

(2)牛久市に対する住みごこちは?

(3)納めている税金に見合った行政サービスが受けられていると感じますか?

(4)目標とする業績指標の実績値について

(5)政策別の満足度および重要度

【満足度・重要度の政策分野別ランキング】

 上表は、37の政策分野の満足度と重要度について、6段階評価していただいたものを数値化(例:非常に満足6点、非常に不満足1点)し、平均点を一覧にまとめたものです(3.5点が中間点)。
 また、「不満足度」と「重要度」を掛け合わせることで、「市民が重要と考えながら満足度の低い分野の絞り込み」を行っています。(散布図参照)

(6)調査分析結果と今後の対応

【満足度・重要度の散布図】

 牛久市の住みごこちについては、平均点が4.26(前年度4.20)となり、「まあまあ住みやすい」以上の割合も86.6%(前年度82.5%)を占めており、わずかではありますが、住みごこちがよくなっているという結果となりました。
 一方、納めている税金に見合うサービスがされているかという値ごろ感の平均点は、3.36(前年度3.31)で、「あまり感じられない」以下の割合も56.2%と過半数を占めており、まだまだ税金に見合うサービスを受けていると感じている市民の数は少ない結果となりました。しかしながら昨年度との比較では、「あまり感じられない」以下の割合が、58.5%から56.2%と約2%減少してきています。
 また、満足度および重要度の分析は、それぞれの【不満足度】(6点マイナス満足度)と【重要度】を掛け合わせることで、「市民が重要と考えながら満足度の低い政策分野の絞り込み」を行っています。この結果、「犯罪のない安全な地域づくり(12.1184)」や「快適な生活時間を演出する都市交通網の整備(11.5645)」などは、前年度に引き続き、重点的な対応が必要であるという結果となりました。
 なお、皆さんからいただいた多数のご意見については、現在取りまとめをしていますので、まとまり次第公表します。
 調査結果の詳細は、 牛久市ホームページ・政策秘書課 のページで公開していますのでご参照ください。

問い合わせ 市政策秘書課課 電話029-873-2111(内線)内線3202


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