話題 街にひろう


料理は合図、香り、そしてリズム

牛久市生涯学習のつどい 小林カツ代先生講演会

 3月13日、「牛久市生涯学習のつどい」が、市中央生涯学習センター文化ホール(旧称・市民センター)で開催されました。 
 第1部は、市中央生涯学習センターの講座から、ゴスペル・VOUK(ヴォーク)が、アメイジンググレースほか三曲のステージ発表を行い、会場からも曲に合わせて手拍子が起こるリラックスした雰囲気に包まれました。
 第2部は、生涯学習に貢献したオエノンホールディング(株)の長井幸夫社長、牛久市製本同好会、うしくゴールデンボーイズに表彰状が送られました。
 第3部は、「男も女も食が大事!元気になる料理学」と題した、料理研究家でエッセイストの小林カツ代先生による特別講演がありました。「体は歳を取っても、心は歳を取らない。人は生涯学習していくことが大事です」と、幼き日の思い出や生活の中の笑いの大切さを語り、「食べ物に無駄なものはなく、すべての物が使命を持っています。キッチンに立つ時は気合いを入れて、野菜一つ洗うにも愛情を込めて、自分がおいしい物を作ろうと思うと、きっと野菜はこたえてくれます」と話してくれました。始終笑いの絶えない、元気で楽しい講演会となりました。

3世代で歌うふるさとの歌 第十七回茨城県ふるさと音楽祭

 3月7日、県民文化センター(水戸市)で「第17回茨城県ふるさと音楽祭」が開催されました。この音楽祭は、地域の親子三世代が一緒になって歌を歌い、親子のきずなや地域の連帯感を深めるとともに、「ふるさとづくり」の一環として毎年行われているものです。
 当市からは、小坂ふるさと合唱団(小坂町)の32人(うち子ども6人)が参加し、「富士山」「村祭」「ありがとう・さようなら」の三曲を歌いました(写真)

春、旅立ちのとき 小・中学校で卒業式

 3月10日は市内の各中学校、19日は各小学校で卒業式が行われました。牛久南中学校では、担任の先生から名前を呼ばれた卒業生が壇上に上がり、校長先生から一人ひとりに卒業証書が手渡されました(右写真)。
 在校生代表の安塚良君が「先輩たちの築いてきたことを大切に守り続け、先輩たちのような素晴らしい南中の生徒になりたいと思います」と送辞を述べると、卒業生代表の中野真太郎君は「今、この3年間を振り返ると、友情を深めた修学旅行、喜びを分かち合った体育祭や暑い日も寒い日も練習に励んだ部活動など、いろいろな思い出が浮かんできます。3年間どんなときも見守り支えてくれた先生、保護者の皆さんありがとう。まだまだ未熟な私たちですが、南中で学んだことを忘れず、将来に向かって頑張ります。これからも温かく見守っていてください」と答辞を述べ、新たな希望を胸に慣れ親しんだ学び舎に別れを告げました。

子育てに悩まないで  子どもへのかかわり方を考える講演会

 2月29日、三日月橋生涯学習センター(旧称・三日月橋公民館)で「子どもへのかかわり方を考える講演会」が開催され、有園博子先生(茨城キリスト教大学短期大学部・右写真中央)の「子育てに困った時」と題した講演がありました。有園先生は、臨床心理士、精神保健福祉士として、多方面で活躍しています。この日は、子育て中のさまざまなストレスとの接し方や子どもへの接し方などの具体的な話があり、しつけと虐待の違いなど、日ごろ疑問に思っていたことについても分かりやすく解説していました。
 ほぼ満員の会場からは、子育てについての質問がたくさん出され、活気のある講演会となりました。

防犯パトロール、効果てきめん むつみ区で犯罪件数激減

 上柏田1丁目のむつみ区(大久保剛一区長)では、自分たちの手で犯罪を防止しようと、昨年9月から「むつみ区民会防犯パトロール隊」を発足させ、活動しています。
 パトロール隊は、3人から6人が一組となり、土、日曜日を除く毎日、午前と午後に各1回ずつ同区内をパトロールしています。発足後半年間の犯罪発生件数を調査したところ、パトロール隊発足前の半年間に22件あった発生件数が4件に激減しました。パトロール参加者は、効果はてきめんと自信を深め、継続を誓い合っています。大久保区長は「このようなパトロール活動が、ほかの地区への広がりとなれば」と期待を寄せています。(写真)区内をパトロールする参加者

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