子育て支援として「(仮称)子育て広場」を設置


一般会計・特別会計合わせて319億883万7千円

 3月2日から18日まで行われた「平成16年第1回牛久市議会定例会」において、平成16年度の牛久市予算案が上程され、一般会計と八つの特別会計、合わせて319億883万7千円(前年度比4億7462万2千円、1.5%増)の予算が決まりました。

【一般会計】

 一般会計の予算の総額は、前年度当初比2億8千万円(1.5)の増ですが、平成7、8年度の減税補てん債(※1)の借り換え分が約9億9千万円含まれているため、この分を差し引くと、実質3.8%減となります。
 歳入の53.8%を占める市税では、市民税が所得の低迷に伴い、前年度当初比5.5%の減収、固定資産税については家屋の新築、増築による2.6%の増収が見込まれ、市税全体では、0.9%の減となっています。市債は、前述の減税補てん債の借り換え分を含み、32.4%増。国の三位一体の改革に伴い地方交付税は、前年度決定額と比べると約1億7257万円(13.5%)の減となっています。
 歳出は、各種施策の推進、公共施設などの充実に伴い、義務的経費や施設管理費などが増加していますが、財源の適正な配分、行政経費の節減合理化を推進し、財政の健全化を図りながら、市民福祉の向上に十分配慮しています。主な内容として、民生費は、(仮称)子育て広場の開設(736万円)などによる約2億7300万円(6.8%)の増。土木費は、みどり野の雨水排水施設の整備(1080万円)などを計上していますが、投資的経費の削減などにより約2億1000万円(7.1%)の減。総務費は、庁舎のバリアフリー化の終了などにより約3億1600万円(11.1%)の減。教育費は、0.4%の微増。衛生費は、約1億7290万円(7.1%)の減となっています。

【特別会計】

特別会計8事業の合計で、前年度当初比1.5%増となっています。

平成16年度各特別会計当初予算

会 計 名 本年度予算額 前年度予算額 比 較
国民健康保険事業 48億2,400万円 45億8,800万円 2億3,600万円 (5.1%)
公共下水道事業 19億5,000万円 20億7,500万円 △1億2,500万円 (△6.0%)
青果市場事業 2,390万円 2,440万円 △50万円 (△2.0%)
公共用地先行取得事業 4,142万円 4,261万9千円 △119万9千円 (△2.8%)
市街地再開発事業  2,361万7千円 4,569万6千円 △2,207万9千円 (△48.3%)
老人保健事業  38億7,490万円 40億8,550万円 △2億1,060万円 (△5.2%)
小規模水道事業 2,200万円 2,100万円 100万円 (4.8%)
介護保険事業  20億900万円 16億9,200万円 3億1,700万円 (18.7%)
合   計 127億6,883万7千円 125億7,421万5千円 1億9,462万2千円 (1.5%)

性質別区分(※2)による歳出

義務的経費 

89億334万2千円
  人件費 41億7,337万3千円
  扶助費 14億8,527万8千円
  公債費 32億4,469万1千円

一般行政費 

87億7,447万7千円
  物件費 40億9,356万8千円
  維持補修費 3億8,476万2千円
  補助費等 20億6,136万6千円
  積立金 3,727万7千円
  投資・出資金 406万円
  貸付金 4,650万1千円
  繰出金 21億4,694万3千円

投資的経費

14億1,294万7千円
  普通建設事業  14億1,294万6千円
  災害復旧事業 1千円

予備費 

4,923万4千円

191億4,000万円
 義務的経費については、行財政改革の取り組みにより抑制に努めていますが、公債費の増加などにより、前年比13.4%増となっています。
 投資的経費については、事業の重点化を図りつつ抑制を図り、同23.6%減となっています。

問い合わせ 市行政経営課 電話029-873-2111(内線)3301


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